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軍艦と砲塔 砲煙の陰に秘められた高度な機能と流麗なスタイル みんなのレビュー
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紙の本
砲塔の中に詰まっているもの
2018/11/29 20:18
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投稿者:能登 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の後書きを借りてのタイトルにはなるが、そうした発展過程を抑えての良書である
著者は一次大戦頃までのをメインに一連の著述を続けているが、その中でもなかなか目が行かない砲塔、これは砲弾の巨大化により人力では難しくなった装填、操砲をいかに機力で補うかという命題を1つのシステムにまとめ上げる過程を時系列をおって纏めている。
通常であれば、機構的な面、装填の速度や、弾丸重量の増大といった面からのみ評価される所であるが、誘爆防止のための揚弾ルートの変遷や、強度不足による大型化の限界などの手戻りも確実性といった面から再評価するあたりは他者には真似のしにくい洞察といえるだろう。
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