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動物の物語のように見せかけて、これはヒトの物語
佐野洋子さんは、こうやって人の悪意とかどうしようもない姿を
冷静にみていたんだろうな……と、思う
でも、だからってそういう人のことを決して嫌いではなかったんだろうな
とも思う
広瀬弦さんの黒地に白ペンで描かれた絵が、ちょっと怖いこの物語を
より魅力的にしていると感じる
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佐野洋子さんの動物ものがたり。
男と女のうさぎの会話。
豚だったわたしたち、それからキツネになって、人になったわたしたちと唯一そうならなかった同級生。
認知症になった白熊おじいちゃんだけど、言っていることは当たっているのかも。。。
カバの夫婦の仕事と食事風景。
羽の生えた蛙。
落ち込むキツネの友達と励まし嫉妬していたこと。
絵を描いた広瀬弦さんは息子さんなんだね。
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短編集。童話。寓話。
著者は『100万回生きたねこ』で有名な絵本作家らしい。
動物を主人公にして、人間を描いた作品集。
やさしい話かと思って読んだが、かなりブラック。
全体的に、意味は全然分からない。
とにかく不思議な作品。
印象的だったのは、「ブタ シュルシュル」と「白熊 ぱぱぱぱ」。