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交通事故でこの世を去った少年ハリー。
姉・エギーと口喧嘩したままだったことを後悔し、自分の気持ちをひと言伝えるため、死後の世界から現世へと戻ってくる。
僕を忘れないで。。。と思いながらも、愛する家族が悲しみに囚われないで欲しいと願う。
そんなハリーの心の内に、読んでいて目頭が熱くなった。
でもね!この物語は悲しいだけじゃない。
この物語を通して、ハリーは大切なことを私たちに教えてくれる。
子供にも大人にも読んでほしいと思う。
どんな状況下でも前へ進もうとするハリー。
ハリーの新しい未来に幸運が訪れますように♥
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(2002)
中学の頃かな?本屋さんでこの本を見かけたのを思い出しました。
こんな本を読んだら、死んでも自分のこころはあり続けれるのかな?って思ってしまう。
日常的に溢れている、音や風、生きてることで感じれるものを感じれることは、
とてつもなく幸せで、生命的なことなんだと思った。
ずーっと前、いろんなこと不安でいっぱいなときもあったけど、
今が幸せで、本当は、ここは天国ってところじゃないのかなーって思ったことがあります。
生まれて、生きて、死ぬ。
その後の矢印はあるのかなぁ?
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生きるということの素晴らしさを改めて感じた。そして生きる意味についても深く考えさせられる本だった....
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読み進めるのがきつかった。というのも、現世に戻って、いかに自分の死が周囲の人たちにきれいサッパリ忘れ去られているか?新しい環境に人々が適応しているか?がこれでもか!と列挙されるからだ。だからこそ、家族が死を悼み、なかなかその喪失から立ち上がれない最後の様子に、やっと安心した。
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表紙から見るにとても内容とは想像のつかないものでした。さわやかな幅跳びの少年の話とか部活動の男の子の話かと思えば、すごく切なくもなり、涙溢れる一冊でした。もし自分の家族や自分の周りの誰かが亡くなった時おもいっきり気持ちを紙に書いて
あなたを忘れないよって伝えたいです。
アレックスシアラーさんの本って何歳が対象とかでなくたくさんの年代の人に手にとってもらいたいです。
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『カラフル』を読んだ後に同じような系統の本を探していて見つけた
読んでいて不思議な気持ちになった気がする
もう一度読み返してきちんと評価し直してみたい
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小学校の校長先生のオススメで、当時学校中で流行ってた。主人公が亡くなってしまってからの話なんだけど、家族と喧嘩しても、出掛けるときにはきちんと「いってらっしゃい」「いってきます」を言おうと思った。些細なことで後悔することのないように。
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まあまあでしたね。
随所に大切なことが散りばめられていた。生きているうちには他のことに目が奪われて見えていないこと、見えているはずなのに気にもとめないこと、見えないふりをすること。そうしたものを教えてくれる。
死者のほうが勇気がある。そりゃ失うものもないから当然と言えば当然なのだが。視野を広くして生きていたいものだ。人生の終わりを迎えるときに、後悔しない生き方をしたい。
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心温まる一冊。そして、ありきたりな言葉だけど、心温まる一冊。
何よりハリーの「みんながうらやましかった。生きてる子どもたち全員が。」の一言はとても重く感じた。切なさも辛さもあるけれど、それを悲しいだけで終わらせない、そんな作品でした。
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ゆっかーがおすすめしていた本。
児童書もあって、こどもでも読みやすい本って聞いて、久しぶりに読書するから読みやすいのから読もうと思って、まずはこの本を手に取った。
「やり残したこと」がないように一日一日を丁寧に生きていきたいと思った。
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自分もきっと後ろを振り返り
家族に逢いに行ってしまうと思った。
そんな簡単にお別れなんてできるはずがない。
亡くなった親父もすぐそばで見守ってくれている気がした。
ハリーの頑張りで鉛筆を動かし
エギーに気持ちを伝えられたシーンは嬉しかった。
この世とあの世、どちらも素敵な場所であって欲しい。
そう思いたい。
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生きている今でしか出来ないこと、をしようと思った。例えば、友達、家族への感謝。死んだら何も伝えられないし、何も出来なくなってしまう。書き方は児童向けだったが、死について考えさせられる本だった。終活の時にもう一度読みたい。
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あの世とこの世のお話。あの世の世界は、あの世に行ったものしかわからない。どんな世界なのか、来世に繋がっているのかさえもわからない。ただ、この世に未練を残したままでは前に進めないと感じた。
人生は何があるかわからないものだから、悔いのないように、また、大切な人と喧嘩別れにならないように、人との関わりも大切にしていかないとなと思った。
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学生時代読書感想文で読んだ本。
子どもながらに生と死について考えさせられた記憶がある。
身近な人でもずっと傍に居るなんて保証はなくて、大切な人たちとの今を大切にしようと思った気がする。
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トラックに轢かれて死んでしまったハリー。まだやり残したことがあって、死後の世界から〈彼方の青い世界〉へ行けないでいるハリーは、死んだあと150年もお母さんを探し続けているアーサーと一緒に、〈生者の国〉へ行く。残された家族や友達をただ見ることしかできないハリーは、やり残したことをやり遂げられるのか。
この本を読んで、死後の世界はどういうものなのかをユーモラスに描いているところ、死んでしまった主人公の〈生者の国〉での切なさ、最後目的をやり遂げられるのかといったところが興味深く読んでいた。でも訳者のあとがきで、「これは死についての本でもなく、死後の世界についての本でもなく、この世界で生きることについての作品」と書かれていてハッとさせられた。ハリーが死んでから一番気にしてたのは、死んでから自分がどうなるかより、生きている家族や友達がどうしてるか、これからどうしていくのか、ということだったかも。そしてそのわだかまり?が解消されて初めて、死んだあとのこと、生きるとはどういうことなのかがわかってきた。こんな話を題材にするのが、すごい作者だと思う。