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文字のない絵本。
表紙にもあるような、見開きの色々なテーマの町の中に迷路のような道がたくさんついています。
両側から楽しむことができ、左から始めると白シャツ紺ズボン赤いマフラーの男の子が歩き始め、右から始めると紙の長い女の子が歩き始め、本のちょうど真ん中で出会うのです。
この世界観、私がまさに子どものころに大好きだったもの。
自分もこの世界に入り込んで、一緒に色んな建物や道や階段を上ったり下りたり、そうやって空想の世界を存分に楽しんできました。
大人になった今、昔のような想像力、空想力は落ちてしまったように思え、それが残念です。
子どものころの自分にこの本を送りたい。
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この絵本とても好き。1つ1つの町がどれも魅力的。細かい部分まで描き込まれていて、眺めているだけでも楽しい。
前からMichiを行く男の子と後ろからみちを行く女の子。2人の冒険はどこへ行き着くのだろう?町を歩く人々の会話や生活にも想いを馳せる。
ずっと手元に置いておきたくなる素敵な絵本です。
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【あらすじ】
表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。彼、彼女と一緒に道をたどるようにして、ページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
細かいところまで描き込まれた小さな「道」と「街」がいくつもいくつも続いていく絵本です。にぎやかそうな街の絵とは裏腹に、文字がないためとても静かに感じます。
私、恥ずかしながらこのjunaidaさんという作者を存じ上げていなかったのですが、過去に別の絵本も読んでいました。いずれも表紙の絵で選んだので、本能的にこの人の絵が好きなんだろうな。今は東京の立川で個展をやっているみたいですが、もしうちの近くに展覧会が来ることがあったら是非行ってみたいです。
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誰ですか??junaida先生とは??
なんという作品ですかこれは!!
すさまじいアート作品です☆☆
怪物ゾーンで感じたのは『怪物園』の怪物達!?
そしたらほんとうに、あの作品はjunaida先生の作品じゃないですか!あれも名作!!
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人生とは、先の読めない驚きや楽しさに満ちた、ワンダーランドであることを、実感させてくれる作品で、その中には、得体の知れない不安なものや、人間でないものも含まれているが、それも踏まえての人生の歩みということなのでしょう。
また、主人公(?)が行く先々の町において、どのようなルートで来たのかを推測したり、住人達それぞれの生活を想像したりと、箱庭的視点における人間観察の妙も堪能できる楽しさもあり、これだけでも、ずっと一枚の絵を眺めていられると思わせる、尋常でない世界観の作り込み感が凄いです。
そして、一応、物語の終点らしきものがありますが(あるいは、そこから新たな物語が始まるか)、これがまた、明確なハッピーエンドとも捉えられない感に考えさせるものがあって、その前に、何故○○がいないのかとか、よくよく考えてみると、地面の見えない町が多いなと思わせる、これって、人間が人間を超越するための、何かを目指しているわけじゃないよね、なんて、妙な不安感が湧いてきてしまったりしたが(妄想ばかり、逞しくて^^;)、世界には想像を超えるような驚きがいっぱい詰まっているから、臆せずに、前に進んでいこうといった、子供たちへのメッセージにも感じさせられて、はたして、これを全て描きあげるのに、どれだけの日数を要したのだろうと思いつつ、もっといろんな町を見たかったとも思わせる、超大作だと感じました。
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junaida展で出会った本。
読み終えてすぐ、逆から読みたくなりました。どちらから開いても成り立つのは凄いです。
スタート地点の少年少女が、すくっと、立っている姿が印象的です。
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不思議な世界につながっている道、表と裏、猫を連れた男の子と犬を連れた女の子どちらからでも追っていくと中央で出会っているのかな。テーマとしては安野光雅さんの旅の絵本や不思議な世界絵本が思い出されます。
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道で繋がるいろんな街。細部まで丁寧に描かれた絵。遊び心がくすぐられる素敵な作品でした˚✩*
今回も子どもと一緒に楽しみました♪
まず、どっちの表紙から読むか。娘の希望で女の子の方から読むことに。
女の子が扉を開ける。すると一本の道が続いている。
道を見たら当然のように指でなぞる娘。「ママもついて来て!」と先導してくれる。頼もしい。
ページを捲る度に「わぁ~!こっちに来て!一緒に遊ぼー!」と道をなぞりながら街を探索し始める。
途中から息子も参加。「いらっしゃいませーいらっしゃいませー」とお店屋さんごっこ開始。ひと段落すると満足した息子は去っていく。
娘は「次の街に行ってみよー!あっ待って!」と次の街が気になるのと街を去るのが名残惜しいのとで大忙し。
そして、ついに女の子は男の子と出会う。「じゃあ女の子がいいから、ママは男の子ね!結婚式を挙げましょ!」と娘の創作で、女の子と男の子はめでたく結婚式を挙げたのだった。
読み終えた後も「ママはどの街が好き?」と娘の話は尽きず、「こんなおもしろい絵本あるんだね!」と大満足そうだった♪
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junaidaさん、本当に素敵な絵本を書いてらっしゃるんですね…
右開きに開くと女の子の旅、左開きは男の子の旅。
素敵な鍵穴の付いたドアの向こうへ出ると、進もうと心を決めたかの様なそれぞれの後ろ姿が。
その先には一本の道が続いている、東山魁夷の『道』のようだ。
その道の先には、不思議な世界が続いている。
旅を続け二人が出会った時、旅はもっと楽しくなるのかな。
子供という存在は、逞しい。
『道』の先に、楽しいことや嬉しいことがいっぱいありますように( *¯ ꒳¯*)
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「表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。彼、彼女と一緒に道をたどるようにして、ページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。」
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文句なしに良い本です。
字がないのにストーリーがある。とにかくワクワクします。
厚みのある本なので、その日の気分で開いて飾ることもできるかも!
こういう絵が描ける人の頭の中はどうなってるのでしょうか?どこから描き始めるのかな?
細かい絵なのでたくさん見落としていると思います。それが次見た時の発見になることでしょう。
1ページ1ページ、どこも素敵でなかなかページをめくれません。
描かれてる人それぞれにドラマを感じます。絵本の中で確かに生きています。
出会えて良かった。
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前後どちらから開いても、次々と現れる不思議な世界をお散歩できます。さーっと眺めても、じっくり道を辿っても楽しかったです! 言葉は要らない!
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前から本の存在は知っていたけれど、junaidaさんの展示会で原画を見て、1つ1つ大きな絵の前に立ってみて、男の子と女の子の背中のシーンから始まって、
あー今からこの子たちはこの扉を開けて進むんだねと。
なんか圧倒された。
その人にはその人の前に道があって、それが世界のすべてだと思っているし、それがその人の普通の世界なんだけど、ちょっと客観的に見ると全然他の人にとっては普通ではなくて、なんかそういうのも感じた。
でも、単純に次から次へと変わる絵も世界観もかわいくて、引き込まれます。
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Junaidaさんの代表作「Michi」…この作品、すごいっ!!何の知識も入れないままにいきなり手にとった私…。えっ…文字はないの??でも、ページを開くごとに多彩でいて、わくわくするような個性的な街と迷路のように入り組んだ道が描かれています。もう、ずっと見ていたくなります(*'▽')
あれ?どのページにも同じ猫を連れた男の子…あぁ~じゃぁ、この男の子が出かけて訪れた街と通った道が描かれてるのかぁ…、男の子はどこ??あっ、いた!次のページは…ここにいた!なんだろ~楽しいなぁ!!遥か昔にハマった、“ウォーリーを探せ”のよう…!ちょうど中ほど、お城かな、中央の広場のような場所で犬を連れた女の子と出会います。わ!すごい!…ということは、そしてページをめくるとあれ?この女の子はいるけど、男の子がいない…ということは、最終ページからみたら女の子が辿った道を見られるのかも…やっぱり!!!
と…いたく感動しました!何のために男の子と女の子が歩き始めたのか、どこに向かっているのかも、文字がない分、想像するしかありません。だから逆にどんな風に想像するのでもいいのかなと…。
私はこの男の子と女の子は恋人同士で、何かの事情でバラバラの土地に飛ばされたふたりであると仮定してみました。男の子も女の子もお互いに逢いたい気持ちをとめられず、思い出の場所でもあるお城を目指す…。いくもの街を越え、入り組んだ道を歩き続け再会を果たす…。まぁ、月並みだけど(^-^;
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図書館本。どの世界のみちにもストーリー性をしっかり感じられて、文字がない分、想像を掻き立てられます。最後の結末も良かったです。そういうことか!と納得してから、もう一度両方向から読み返しました。