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ページの中に広がる空想の町の道を辿り、次のページへ向かう。違う町とそこで生きる人々、それぞれの物語の中を歩き、進む。
そういえばこの世界でも、誰もが無数の目の前の道の中で常に一つを選び続け、進んでゆくんだった。
福音館書店さんの本だったのか…。junaidaさんの得意とする緻密な建物の絵が生き生きとしてる。
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騙し絵の世界に迷い混んだような気分も味わえつつ、主人公の男の子と飼い猫を各々のページで探すウォーリーを探せ的な要素もあり、ページごとに、色んな国に行くので、細かい道にいる生き物が、雪男だったり、見たことない爬虫類がいたりと男の子と一緒に冒険している気分も味わえます。でも、文字が一切ないのに、色々発見があって面白い。クリスマスの国っぽいところでは、飼い猫がクリスマスツリーのてっぺんの星にじゃれついて遊んでおり、木の下で男の子が困っていたり、何に注目して読むかで読み方も違ってくるのではないかなーと。
子供と大人でも、違うのかもしれないし。
大人が読んでも、注目ポイントを変えながら読むと、繰り返し楽しめる絵本じゃないかなー。
そして真ん中あたりまで読むと、表と裏から読み直したくなりました。
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文はないので、「読み終わった」ではない。どっちが「表」でどっちが「裏」ということもなく。人を選ぶが、想像力を刺激され、無数のお話が生まれそうな絵本。
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安野光雅さんの『旅の絵本』シリーズにも通じる絵本で、同シリーズが好きな方には魅力のある本だと思いました。表紙カバーをつけた状態では、ISBNのバーコードなども省かれるなど、徹底して世界観を作り上げています。
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字がないからこそそこには無限の物語があるように思う。開くたびに新しく紡がれていきそうなそんな絵。想像力が広がる。
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繊細で綿密なイラストに想像力がかきたてられる。
画面の隅々のイラストを見るのに目が追いつかないくらい。
まるでいろんな国を旅しているような気分になる。
いつまでも見ていたい。
左から開くと少年の足取りをたどる。
右から開くと少女の足取りをたどる。
そして本の見開き、ちょうど真ん中で2人が…。
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可愛い。左から男の子、右から女の子。それぞれがいろんな世界(おばけの国、楽器の国など、それぞれ見開き二ページで表現)の道を歩く。
真ん中のページでふたりがばたりとであう。
その世界の中に細かく路が書き込まれていて、まるで迷路のよう。小さな住民たちもいて、みているとその世界に入り込みたくなる。言葉はなく、じっくり絵を見て想像力を膨らませて楽しむ絵本。
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すべての道はつながっているのだから道に「迷う」ということはなくて、いつでもどこにいても、今歩いている道は、果てしなく思えるかも知れない遠回りの途中にすぎないのであって、いつか必ずたどり着ける。出会う。
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なんとも不思議な絵本!どこから始めたらよいのか‥
前からは男の子の後ろ姿、後ろからは女の子の後ろ姿‥本編の何処かで出会うのかしら⁈んーっ、探しきれないわ(汗)
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ページを開くと、前を向く男の子のうしろ姿。男の子の前には一本の道がのびていて、たくさんの町へとつながっています。機関車の町、本の町、木の町、風の町。本の中に文字はひとつもなくて、想像力が刺激されます。本の後ろからは女の子が道を歩き始めています。細かく描きこまれた美しい絵と人々を眺めているうちに自分だけの物語が生まれる不思議な絵本。
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うっかりガン見してしまう。誰かに出会う予感を抱いて歩いた事が、そーいえば無い! 出逢った瞬間のときめきの中で、言葉を発するまでの数秒間、十数秒間をゆっくりと数えてみたい。時に流されず、と言いつつ、時間よ止まれ!とも言ってみたい。
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風が吹いている白い街が好き
誰もいない白い街
特色を使った贅沢な作り
プリンティングディレクターさんの名前が出ている絵本って初めて見たかも
合板印刷!ノドを作らないため
道が続いていく...なるほど
バーコードなどをみんなシールにして剥がすようになってたらしい
両A面の表紙(笑)にこだわってて凄いです!
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とても繊細で美しい絵に見惚れてしまいました。
自分が読みたくて借りましたが、娘の方が気に入り何度も読み返していました。
文章がなくても自分がここにいたらと想像力で楽しめる本です。
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男の子が、一本のみちを歩く。
女の子が、一本のみちを歩く。
不思議な街、不思議な生き物、街の人たち。
ここにもあそこにもストーリーがあり、それを想像するのが楽しい。
じーと見ていられる。
男の子と女の子が出会う。
そこからの2人も想像する。
文字はない。その余白を想像して、ずーと楽しめるステキな絵本。
色彩や雰囲気、すべて大好き。
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すごい絵本!
ずっしりと重い
装丁がすごすぎる
赤いマフラーの男の子とネコ
裏表紙からは赤いスカートの女の子とイヌ
道は続く
迷路のような不思議な町
お城のような 蒸気機関車のような
海底、宇宙
果てしなく続く
みち 道 未知
そこに暮らす人や生き物
うーん
想像力の枯渇したバーさんには厳しい
≪ さあ行こう このみちたどって 未知の町 ≫