投稿元:
レビューを見る
本書の案内の「夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう」にあるような、哀れな状況ではこの本もあまり役に立たない気がする。
「妻の出すサインをどのように捉えてどう返答するのが良いのか?」とまるで外交プロトコルのような掟が存在していること、返し方を誤ると大きな問題に発展する可能性があるkとがよくりきできた。
また同様の本でも繰り返し出てくる「回答など求めていない。共感してほしい」というのは忘れがちなので、再確認できてよかった。
ただ、個人的には夫婦がお互いにアサーションのような良質のコミュニケーションが取れるように、各自能力の向上を目指してほしいとは思うのだが。
投稿元:
レビューを見る
あるある満載過ぎた。
共感…なんだね。めんどくさっと思う感情は否めず。
うちの母ちゃんやきょうだい、女友達からは感じたことないめんどくささだけど、「夫」になってみないと分からない部分なのか?
昔好きだった人の夫になった人は同じく感じちゃってるのかなぁ?いやいやめんどくさいのうちの奥サマだけでしょーの思考がぐるぐるり。
投稿元:
レビューを見る
おもしろい!
女性脳と男性脳を扱った本は、今までに何冊も読んだことがありますが、本書は具体例が豊富で、医学的、心理的、論理的に解説しており、とても納得です。
「ネガティブトリガーを作らない方法」、「ポジティブトリガーの作り方」が、実例とともに書かれています。
随所で、そうなんだ~、と納得できます。
夫向けの本ですが、妻も読むと良いでしょうね。
投稿元:
レビューを見る
人工知能の研究者である著者が、脳科学の観点から、語り尽くされた男脳と女脳の違いを、夫婦間という場面に切り取り解説した一冊。
世の男性に限らず、女性からも支持されている様子。
人間、十人十色。夫婦間の問題や関係性ともなれば、一組とて同じ夫婦はない。夫婦喧嘩は犬も食わないと言われるほど、喧嘩の原因は多く、仲裁するまでもなく、じきに仲直りするものとはいえ、直面する男性側にとってみれば、妻の突発する理不尽な怒り、謎の不機嫌には、いつも悩まされていて、理解不能である。
女脳は、これまでの記憶を溜めておいて、夫である男性の言動により、トリガー(引き金)が引かれたかのように、過去の出来事も織り混ぜて噴出する傾向がある。
しかし、これはネガティブなものだけということはなく、ポジティブなものも同じように、溜めておいてくれるという面ももっている。
洋服や料理、髪型等に加え、名前も付かないような家事(トイレットペーパーやソースを切らさない等)でさえ、妻のおかげで不自由なく生活できているということを言葉で伝え、月に1回でも2回でも、甘いお土産を買って帰ることで、女脳は、その記憶を何度も思いだし、飴玉のように、時間をかけて味わってくれるのだ。
ネガティブトリガーを引かせないためには、ポジティブトリガーを定期的に準備しておくことが効果的になる。
例えば、パーティーや旅行でも、サプライズよりも一ヶ月前に予告することのほうが、当日までの期間を買い物や情報検索、美容室に行ったり、ネイルしたりと、準備も含めて楽しんでくれる。
また、結婚記念日や誕生日は、ポジティブなものもネガティブなものでも、ポイント1000倍dayのようなもので、この日をどう過ごし、どういう言葉をかけるかによって、ネガティブトリガーは引かれにくくなる。
男側の言い訳はといえば、もともと空間認識力が高く、バイク等を自分の体の一部のように操ることが得意な男脳は、妻と永く暮らすうちに、自分の体の一部のような感覚になってしまい、自分の右手を誉めないように、妻を誉めることも忘れてしまう。
しかし、妻を先に亡くしたとき、体の一部を亡くしたかのような喪失感に襲われる。
意識していないと、妻を誉めることはできない人が多い。
一番身近にいて、ついつい何も言わなくても感謝していることくらいわかっているだろうと勘違いしてしまいそうな夫婦間こそ、小さな思い違いから取り返しのつかない関係へと進んでいってしまうもの。
日本男児の苦手なこととはいえ、身近な妻こそ、わかりやすく大切にして、言葉にして労い、日頃の感謝を伝えていかないといけない。言ったときは、何を急にと思われるかもしれないけど、絶対に嬉しいはずだし、夫婦間に良い効果をもたらすはず。
そして、姑や子どもにさえ、妻に対する暴言や反抗から妻を守る言葉や態度までも見せることができれば、夫婦関係は素晴らしいものになるはずだ。
投稿元:
レビューを見る
人に借りて読む。興味を惹く題名で中身は薄いのかなとあまり期待せずに読み始めたが、意外と面白かった(自分は脳科学に詳しいわけでもないのだが、女性脳と男性脳をちょっと画一化しすぎている気はした)。妻の女性脳の影響が夫だけでなく娘や息子にも波及するという話などは興味深かった。ユーモアのある文章で、よく理解できない妻の行動に対して優しい気持ちにさせてくれる(語り口=文体は大事)。夫が結婚生活を続けることを励ましてくれる。
投稿元:
レビューを見る
脳科学から見た女性の行動、思考パターンについて解説し、適切な奥さんへの対処方法について説明する。分かりやすく実用的。
投稿元:
レビューを見る
男性脳と女性脳。
なんとなくその差を感じなくもないけど、血液型診断とそう変わらないんだろうと思う。
この本によると、女性はおだてりゃ木に登ってくれるようだけれど、そればかりでもないし、それはそれでとても面倒なので、自分は自分のペースでやっていこうと思う。
投稿元:
レビューを見る
読み進める間、ウチの妻に当てはまるのか?と思うことがしばしば。ただ、娘には当てはまりそうなので気をつけようと思う。また、会社においても有益な見解が多数あり。結局、人は男女関わらず同じこと等があると感じた。
とは言え、女性の男性側から見た理不尽さが一定の理屈で説明されているのは有難い。
投稿元:
レビューを見る
バズってる有名人なんだけど、この本ではマトモ。よく書けてる。こいつをテレビで好評価したことが切っ掛けに調子乗り始めたか。テレビに使い古しボロ雑巾にされた感じかも。
投稿元:
レビューを見る
そうこれこれ、これが言いたかったということがたくさんありました。なのでダンナに読んでほしいところに付箋をつけて再読するようにお願いしてみました。改善するのか?
投稿元:
レビューを見る
良い。
妻は理不尽なんだと。分かっていれば気持ちも変わる。言われた事をストレートに受け取らず、労わりの気持ちを持つことかな。
投稿元:
レビューを見る
妻のトリセツ。黒川伊保子先生の著書。男性にとっては理不尽と感じることがあるかもしれない女性の言動や態度には理由がある。女性心を知りたい、学びたいと思っている男性には特に参考になることが多い良書だと思います。でもこういう本は、女性心を多少なりとも知っている男性や知ろうと努力している男性は読んでくれても、女性心を全く知らずに知る努力すら放棄している男性は読んでくれないものなのかも。女性が男性にプレゼントしてあげてもいいかもしれませんね。
投稿元:
レビューを見る
サクサク読めた
書いてることは、妻側からすれば、その通り。
でも、今までも各所で聞いたことのある内容がほとんどで、目新しいもの、新たな発見まではなかったかな。
男性は、全てこの本通りに過ごすのは大変だろうな。
男性脳女性脳の話しは、もっと一般教養としてみんなが知っておいたほうがいいな、と夫と話しました。
投稿元:
レビューを見る
なんとなくわかっちゃいるけど、なかなかできていないことを書かれると痛い。
妻だけでなく、友達、同僚とかにも使えるネタと思う。
投稿元:
レビューを見る
一部で結構話題になっていたので、ついつい買って読んでしまいました。男脳、女脳、文系、理系っていうのはあまり信じていないのだけど、何だか納得できる話が色々出てきて、かなり説得力がありました。一言でいうと、「女性は、共感されるとストレスが解消される脳の持ち主なので、共感こそが、相手の脳への最大のプレゼントなのである。」ということみたい。故に、「事実を肯定するときも否定するときも、その前に、妻の心根は肯定してやる。これこそ、夫が知っておくべき『黄金のルール』」ということらしい。脳科学的には、「心さえ肯定しておけば、事実は、どっちに転んでも大丈夫。逆に言えば、無責任に『そうそう、そうだよな』と言っていいのである。この黄金ルールを覚えておけば、いらぬ地雷を踏まずに、自分の意見を通せるので絶対に楽になる。」というまとめになる。まあ、極端に言うとこういうことらしいが、今後十分気を付けて地雷を踏まないようにしていきたい。