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概ね内容に共感、同意した。
こういう感性と理論と語る力のある方に政治に関わった欲しいと切に願います。
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落合 陽一さんと、元都知事の猪瀬直樹さん共著で書かれたもので、東京2020と日本では東京オリンピックに向けた議論が盛んに行われているが、それより未来にむけた議論がなかなか行われていない現状について言及しいた。
たしかに、政治となると有権者の多くが高齢者であり、政治家も若い人はあまりいません。そうなると、ここまで近視眼的ではないものの、数十年先を見据えた政治などできるはずない。
現時点で困っていることに対応するだけでなく、数十年先を見据えた未来を見据えながら行動する必要がある。もっともっと、若い世代が政治や世の中のことに関心を持って、世の中を動かしている当事者なのだと意識して活動していくことが大切なのだ。
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モチベーションを価値に落とし込むために重要な能力は、言語化する能力、論理力、リスクを取る力、専門性であると学んだ。テクノロジーの進歩により、翻訳技術が進むため語学よりも論理的な文章で話せることを重視したい。私は保守的な性格だが、リスクを取ることができるようになる必要がある。AIが選択できないことをできなければ、AIに代替されてしまう。専門性については研究を行う予定である。
また、歴史を知ることの必要性を強く感じた。
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やはりここ数年の中で1番大きな変化は5Gがインパクト大きいのだろうなという気がしている。具体的にどう変わるのかはまだ実感出来ないが、いよいよ自動運転が当たり前に導入された時にオレの仕事(配送)はなくなってしまうのだろう。でもあまり悲観的にならず、必ず他にチャンスはあるはずだから今から取り組むべきだ。その1つが落合氏の言うメカニカルアーツかも知れない。今からでも遅くないやれるだけやってみよう。今自分は大阪住みだが、いつか東京に出て地方と行き来する2拠点生活か、頻繁に地方を訪れる生活を実践してみたい。「観光客」としてその土地その土地を訪れてインプットすることを通して新たなアウトプットを生む可能性に賭けてみたい。その時にはやはりモチベーションが大切になってくる。高いモチベーションが生産性も判断力もあげるだろう。とはいえオリンピック以後の日本は景気が悪くなるとか、もう暗黒時代が到来するかのように語られることが多いが、いたずらに落ち込んでても仕方がない。両著者のように希望を持ちたい。これだけのインフラが整った国は他にそうないのだから、そして何処よりも早くこの危機を経験する事は乗り越えられた時、日本にとって大きなチャンスとなり得るかも知れない。だって何が成功で何が失敗なのかなんてその成否はないのだから。
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次の時代を考えるために重要な3つの力。それらを認識したうえで、自分のコンテキストに当てはめて思いをはせる。
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なぜ平成は失われた30年になったか。それはビジョンがなかったことに一因があります。
人口減少ほか日本が直面する諸問題、技術革新による時代の変化を理解し、社会を構想しアップデートすることが未来にむけた僕たちの責務です
テクノロジーフォビアにならないこと。ロボットフレンドリー、テクノロジーフレンドリー
現状を嘆くだけで終わるか、あるいは解決に向けて動き出すのか。いまこそ後者の決意が必要とされているのです
財源がない 自治体は住民税と固定資産税くらいしか独自財源がない
都心3区 千代田区、中央区、港区は2040年まで人口が増え続ける
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皆が注目する2020ではなくその先に目を向けようという話。恐ろしく教養レベルの高い2人の持論はたぶん間違ってないんだろうとはわかりつつも、具体的に共感できるコンテンツや印象に残るフレーズは無かった。
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落合氏も猪瀬氏も何か言っているようで何も言っていない。データや統計を紹介することで錯覚させているが、各人の提言にはなんの具体性も試算も推計もない。
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落合陽一と元都知事の猪瀬さんが各章を受けながら議論を進める形式の良書でした。政治という枠組みをどういう風に捉えて、そこにイノベーションを起こせるのか。そういう視点からものを見れば、日本はめちゃめちゃ伸び代がありますw(2018年12月初旬読了)
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あんまし残っていないけど、落合って感じだった。落合と猪瀬のトーンの違いがちょっとちぐはぐ感あったかなという感じ。
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やってること(what)は居酒屋のおじさんと大差ないのに、やる人(who)がこの二人だとこうなるのか。
落合陽一と猪瀬直樹が、日本の未来を妄想する。言ってみればそれだけの本。
内容そのものよりも、こういう視座の高さで物事を見るのか、という点が勉強になる。
裏を返せば、この二人を知らない人が最初に読むのには向いていない。
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<総論>
平成は「失われた30年」と言われているが、元号が改まったとしても明るい未来が見えているわけではない。人口減少と超高齢化社会の到来によって、日本の社会課題はますます複雑化、深刻化する。この状況は第二次世界大戦以来の「国難」ともいえる。
社会課題の根底には、古くは明治時代から変化しなかった社会構造があるが、これらの多くは現状にそぐわないものになっている。目的に適わない制度やルールをUPDATEすることで、2021年以降の日本が進むべき方向、すなわち失われた30年から再成長する方途が見えてくるはずである。
同様に、日本人が描く日本に対する心象風景も明治以降に作られたものであったり、マスメディアによって作り上げられたいびつなイメージであることが多い。日本人の価値観を形成するこれらの心象風景を問い直すことで、日本のイメージの再定義を行う。
<各論>
■人口・産業
GDPの7割はローカルから生み出されるので、地方の成長は必須。
東京と地方をテクノロジーでつなぎ、地方の産業をテクノロジー再成長させる。
変化を恐れない思考が重要
■風景
日本人の心象風景は未だにドラえもん=高度経済成長とその完成形を夢見ているから
日本らしさ「富士山、松、輝く海」などは明治政府が国家を統一するシンボルとして使った
→それまでは三百余藩の連邦国家だった
これまでにない風景を深堀していく必要がある
日本は伝統とモダンが共存している
→東京の中心に皇居がある
→伝統とテクノロジーの融合は可能
■統治構造
明治以降、官僚による省益優先の統治機構が支配しているが、今の課題はどの省の領域でもないところにある。官僚の思考は昨日と同じ今日が続くことなので、課題解決が難しい。
これからは前例のない取り組みに価値を置く。そして政治とテクノロジーの融合(ポリテック)による解決を考えることが必要。
■人材
与えられた課題をこなす人材はAIによって置き換えられる。正規分布の中に収まらない「外れ値」を出すのが人間の魅力になる。
これからの能力差は経験の差。経験の差はモチベーションの差から生まれる。モチベーションを価値に落とし込むには「言語化する力」「論理力」「リスクを取る力」「専門性」が必要。
言葉の力を磨き、自らのアイディアを問う「プランナー」になることが大事
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思考を止めずに未来を構想し、実践すること。
◯視点を変える、という経験がなければ本質は見えてこない。結果として、日本全体や世界の中から自分自身の存在も見えてこないんだということをわかってほしいのです。
・共通事項としてのテクノロジー
・規制撤廃
・遊休資産活用とブロックチェーン→イノベーションが生まれる土台となるもの、視点はあるか?
・ドラえもんに描かれていないもので近代を超える心象風景をつくる
→コンビニ、ショッピングモール、スマホ(ソフトウェアプラットフォーム)
→「空虚な中心」として残る緑の空間
→沿線開発としての横の開発、タワーマンションの縦の開発、シェアハウス
◯ポリテックという発想と既存の問題設定、分担を超える
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猪瀬氏と落合氏が各テーマに対して個別に考えを語る形式で書かれていて読みやすいが、落合氏の圧倒的なインプット量と各テーマに対して考えを持っている所に圧倒される本。
自分が日本に対して何ができるか、何を課題だと認識して、どう行動するか、意識させられると同時に、自分もという想いを持てる。
本の中で共感できたのは、語学はツールであり、テクノロジーの進化により、そこは課題にはなっていかず、結局自分の中で芯を持った論理思考や行動による経験値があるかどうかが、今後の未来には重要になってくる点。
自分のインプット量の足らなさを痛感した。
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落合氏と猪瀬氏の組み合わせに、最初は「なぜこの二人が?」という不思議な違和感があったが、まさかこんなに噛み合ってスウィングするとは思わなかった。落合氏の著書「日本再興戦略」で語られている内容と重複している部分がかなり多いが、猪瀬氏ならではの経験に基づく論説が加わることによって重厚にアップデートされている。本書は「日本再興戦略2.0」と呼んで差し支えない内容だと思う。多才で様々な顔を持つ落合氏だが、小泉進次郎氏と交流を持つなど政界への関わり方も興味深い。未来の首相の重要なブレーンとなる日が来るかもしれない。