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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

一ページ一ページを丁寧に読み進めたくなる作品。

2019/01/04 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

非常に読み応えがあり、満足度が高い。本筋の、木挽座の事件と歌舞伎についての部分はもちろん、サイドストーリーの部分まで、ぎっしりとよさがつまっている。
演劇の先生、桜木治郎は否応なしに事件に巻き込まれていくが、彼がやがて事件の核心にたどりつくまで、これが何より読んでいておもしろいのはいうまでもない。ただ、そこにとどまらないのがこの作品のすごいところ。
治郎と警察、役者、裏方たちの話だけでも充分読み応えのある、おもしろい一冊の作品にまとまると思う。けれど、作者はそこに治郎の姪・澪子という要素を更にを加えてくる。
小劇場の女優の澪子が見合いで職業軍人と知り合うことは、事件の背景を解くきっかけにもなるが、同時に時代背景を濃厚に生み出すことに大きな役割を果たしている。
今や戦争へと突っ走ろうとしている昭和の日本の空気。それをしっかりと感じさせつつ、歌舞伎のおもしろさ、俳優の個性、事件の謎の行方など、読みどころぎっしりのメリハリきいたストーリーは揺るがせない。大変に手の込んだ作品だと感じ入った。

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2019/02/26 20:23

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2019/02/06 09:42

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2019/06/09 16:00

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2022/12/21 21:21

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