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青い鳥文庫3冊 その3
「わたしがんばったよ」は小学生の女の子の白血病闘病記です。
これは買い!
2019/01/11 更新
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急に、病気になっているから怖いと思った。小さい子なのに、痛くて苦い薬を使っていてすごいと思った。家族一緒にいられる時間が本当に少なくて、可哀想だと思った。手術から、1ヶ月以上何も食べていないから、食べたいけれど無理なのかなと思った。ぺろぺろキャンディだけで、こんなに嬉しそうにしているから、すごく大変だったんだろうと思った。少しずつ少しずつ、いい方向に向かって行って良かったと思った。HLAのかたちが家族の誰とも合わないのは不思議だと思った。再発せずに5年もたったから、すごく安心した。
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読んでみると
自分が健康で怪我もなく、好きなことをできる環境にいられることが
どれだけ幸せなことなのか
思い知らされました。
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4歳の子の骨髄性小児白血病の闘病記。
ずっと本人視点で描写されている。
母親が当時のことを毎日詳細に書き記していたそうで、セリフの部分はすべて実際取り交わされた会話だという。
纏めた著者もすごい!
移植後の拒絶反応で腸が便と一緒に排出されるとこは読んでいて辛かった。
親は心がつぶされるような思いだったろうと推測する。
葬儀で使う写真選びまでしていたという。
心肺能力や筋力を限界まで追い込む練習を常日頃しているオリンピックアスリートの池江璃花子でさえ、
「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです」
と言う治療をこんな小さな子がしていると想像するだけで心がしんどい。
書名の通り、本当によく頑張った。
それなのに回復後に学校でいやな体験をするところまで書いてある。
でもだからこそその後の患者本人の小学1年生のときに描いた絵本が心に沁みる。
多くの人に読んで欲しいと思う一冊。
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急に、病気になっているから怖いと思った。小さい子なのに、痛くて苦い薬を使っていて偉いなと思った。家族一緒にいられる時間が本当に少なくて、可哀想だと思った。手術から1ヶ月以上何も食べていないから、つらいだろうなと思った。ぺろぺろキャンディだけで、こんなにも嬉しそうにしていて何だか悲しくなった。少しずつ少しずつ、いい方向に向かっていって良かった。HLAのかたちが家族の誰とも合わないのが不思議だなと思った。再発せずに5年も経ったから、すごく安心した。