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最後の最後で、大前さんを組織からはじいたマッキンゼーをdisっているあたりがジワる
本としてはよくまとまっています
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確かに、教科書。
教科書としては★5。
McKで長年にわたり多くの企業の変革を携わった経験と、一橋で教鞭を立っている現在のお立場の両方が、よく反映されている。
すなわち、現場での経験が抽象的な知恵に昇華され、きれいな言葉で表現されている。
この手の本にありがちなwhatの議論だけでなく、howとwhoの議論まで踏み込んでいる。
それにも関わらず、教科書らしい整理された体裁で収まっている。
このバランス感覚はお見事。
また、コンサルティング経験が長年されてきた著者だからこそ感じるその限界を、時折本の中に垣間見ることができる点も面白い。
その主張が、若干浅いように感じる。
この本に加えて、ミスミの三部作や『企業変革の実務』を併せて読むと、より腑に落ちた形で理解できそう。
いずれにせよ、プロジェクトが始まるとき/終わったときに帰ってきたい一冊。
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著者の四半世紀にわたるコンサルワークの集大成というに相応しい、すごい読み応え。企業変革というテーマのもとで、取り扱う範囲は広く、通読するだけでは、良さは理解できても消化しきれない。何度も何度も読み返して活用したい。読み応えはあるが、言葉は平易であり、難解さに挫けることはないかも。