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北欧のライフスタイル紹介本を多く見かけるようになった。タイトルのノニーンとは「そうですね」という意のフィンランド語とのことだが、あまり、タイトルに意味はなく、フィンランド人と日本人の対話形式で81のテーマのライフスタイルが紹介されている。いくつか読んだ同系の本の中では、記載が充実かつ、具体的な事例が多くて面白い。(ブクログに登録しなかった毒にも薬にもならない本がいくつもあった。)美しい写真も多く、北欧好きには満足できる本だと思う。またフィンランドに行きたくなった。
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ほっこり読めた一冊。フィンランド人の生活習慣や考え方を学びながら、人生の生き方を学ぶことができた。ありがとう、と笑顔は素直に自然にできるようになりたい。特に家では。フィンランド人と日本人の生活習慣や考え方にそこまで多く違いはなかった。むしろ似ていた。なのに、日本人の多くは今を幸せに感じておらず、一方でフィンランド人は幸せを今の生活に見出している。不思議だ。もっとたくさんといろんな国の人の話を聞いてみたい
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フィンランド人のスザンナさんと日本人のヒロコさんが、フィンランドのあれこれについて対談する形で進みます。タイトルの「ノニーン」は、あらゆるシチュエーションに使える「そうだね、そうですね」の感じの魔法の言葉だそうです。(そう言えば、「フィンランド語は猫の言葉」という本の中で、「ニーン」と聞こえると紹介がありました。もしかしたら、日本人には「ノ」が聞こえず、「ニーン」と聞こえるのかしれません。)
内容は、みんなの知っているフィンランドのこと、知らないフィンランドことなど文化、生き方、働き方などバラエティに富んで、とても興味深い、楽しい内容です。
フィンランドの人は、家で使うものは、一生もの、次の世代まで使い続けられることを理想としているそうです。アルテックやアラビア等多少値が張るかもしれませんが、飽きの来ない、シンプルなデザインの家具や食器に人気があるのもうなずけます。
フィンランドの生活用品の最高傑作として、水切り棚が紹介されています。この棚を作ったのがゲブハルドさん、この方の名言に「心に埃が被らない程度であれば、家具の上に埃があったとしても平気」というのがあるそうです。フィンランドの方は、部屋がすっきりしているだけでなく、掃除も常にしているイメージがありましたが、そうじゃないこともあるんだと何となくわかり、安心しました。
最近日本でもちらほら見かけるようになった「ノルディックウォーキング」、フィンランドでは「サウヴァカヴェリュ」といい、マイナーだけど、人気のスポーツだそうです。冬のラップランドに行った時、雪道をストックだけをついて(スキー板ははかず)歩いているのをみかけました。フィンランドの人は冬でもこのスポーツをしていたんだと納得しました。
文章に合間に挿入されている写真やイラストもとてもきれいです。やや難しいテーマもありますが、大変わかりやすくまとめてあり、一読するとフィンランドのことがよくわかる1冊です。
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心がざわざわしてくると森に行く.
自然の中に潜む形や色の美しさを発見する.
サウナには小さな精霊が住んでいる.
ご機嫌いかが?に紋切り型の答えはない.
褒められると照れる.
自分の国がどう思われているのか気になる.
サルミアッキ,飴.世界一まずい?
アキ・カウリスマキ,映画.
ヒンメリ,装飾.
ヘビメタ.
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フィンランドの暮らしについて
フィンランド人のスサンナさんと
日本人のヒロコさんが
対話形式で解説している本。
見開きページのうち
片方は写真、文字も大きめなので
あっという間に読み終わってしまいます。
空き時間におすすめ。
幸福度の高いフィンランドならではの
暮らしに興味があり読んでみました。
印象的だったのは、
フィンランド人は人と比べたりしないし
自分のことは大切な人以外に
あまり話さないという点。
同調文化の中で育った日本人にとっては
羨ましい限り。
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フィンランドについて、2人の著者が対話形式で紹介している本。フィンランドについての紹介は本の前半部分のみで、後半はフィンランド人の価値観というよりは2人の著者の価値観という風に感じられた。それでも読む価値はあったと思う。
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意外とフィンランドと日本って似たところがあるんだな。
家で靴を脱いだり、時間に厳しかったり。
昔のサンタクロースら灰色のコートを着て仮面をかぶっていたとか知らなかったのでびっくり。
第二次世界大戦後に変わったのだそう。
軽くググってみたけど画像を見つけられず(´・ω・`)
じゃがいもを茹でて潰し、オリーブオイル、マスタード、レモン、黒胡椒で味付けし、ケッパーときゅうりのピクルス、半分に切ったゆで卵を飾るというポテトサラダは作ってみたい。
フィンランドではすべての子どもが入れる保育所が完備されているとのこと。また奥さんが仕事の時は旦那さんが仕事しながら面倒を見るのも当たり前の光景のよう。なんて素晴らしい。
離婚した後も家族として集まり続けるって素敵。
ヒロコさんの話がたまにフィンランド関係ないただの日本人女性であるのが気になりました。
ヒロコさんの考え方があるのは当然のことですが、あくまでこの本を読むのはやはりフィンランドの考え方を取れ入れたい、知りたいという方が多いと思います。
フィンランド人と日本人の方の対比という点からフィンランドを紐解くならわかるのですが、スサンナさんの話ともフィンランドとも接点がなさそうなただの日本人の母な話が出てくると、今求めてないわって思ってしまいます。
最初は気にしすぎかなと思っていたのですが、美味しいものを味わうで六本木の寿司屋の話をしはじめた時にはもう、それじゃないってなりました。
「フィンランドで食べたこれが美味しかったわね」ならわかりますが、この本書くのにお世話になったよねなんてこちとらどうでもいい話です。ネタがないなら無理矢理ヒロコさんの話挟まなくてもいいのになぁ。
彼女だけの本ならとうに読むのをやめていたところだったが、スサンナさんが素敵なので最後まで読みました。
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フィンランドの話。
「フィンランド人は信号無視をしない」
「フィンランド人は玄関で靴を脱ぐ」
「フィンランド人は食べ物を残さない」
「フィンランド人は無口。照れ屋。」
など、フィンランド一般の文化的側面を紹介した部分は面白かった。
しかし途中から「それは個人の価値観では?フィンランド人がみんなそう考えているとは限らないでしょう?」というような項目が並び、後半は著者たちの価値観を押し付けられているようで、あまり内容が頭に入ってこなかった。
「日本人は家の中で靴を脱ぐ」と言われれば確かにそうだけれど、「日本人は家族を大切にする」「日本人女性は専業主婦が多い」などと言われると、必ずしもそうとは限らないよね?と思う。みたいな。
文化や生活に焦点を当てるだけの方が面白かったと思う。
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この一冊を読むと、フィンランドと日本の違いや類似点が体系的に学べる。スサンナさんとヒロコさんの対話もあくまで個人の意見かもしれないが、読んでいて共感する部分もあったし、そういう考え方もあるんだなと読んでいて学びがいくつかあった。
ありのままの自分で過ごすというのは、できそうでなかなか難しい。よく私は自分を等身大以上で見せようとしてしまって苦しくなってしまう時がある。
「心がざわざわしたときは森に行く」
「編み物でメディテーション」
「ちゃんと自分をケアする」
など、フィンランド人は心身が疲弊する手前での予防の仕方を知っているし、自然と実践できているんだなと思った。
日本人は周りも頑張ってるからもっと頑張らなきゃと、フィンランドのSISUと近い精神でやって退けようとする。このガッツについては素晴らしいと思うが、身を削るだけで自分のケアを怠っているんだなと感じた。
フィンランドは、人と自然と文化とアートがリンクされ、全ての要素がウェルビーイングに繋がっていると思った。
この本を読んで、自分のケアについてもう少し探っていきたい。
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フィンランド人が大切にしてることなど、考え方やライフスタイル、ワークスタイルなどが紹介されている。
「沈黙は金、口をきくのは銀」や「玄関では靴を脱ぐ」など、日本と似てるところもちらほら。
シス、シベリウス、サルミアッキなど、フィンランド人にとって大事な6つのS。
森や湖、森で採れるベリーなど、自然を大事にしていて、やはり自然と触れ合うことは幸福感を高めるのに大事なんだな、と改めて。
1つの単語に3つの意味がある言葉を2つ組み合わせると、9つの意味ができる、というのが面白かった。(なんの単語か忘れましたが…)
→ 一つの単語に6つの意味 Kuusi palaa
ムーミンも好きなのでフィンランドにはぜひ行ってみたいです!
読んだの忘れてて再貸出… 20221018
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フィンランドの
文化、社会、習慣、国民性などが
対話形式で紹介されています。
そこから
同国の幸福度が
なぜ高いのかということを
探ってみようとする内容です。
日本と似たところもありますが、
見習わなければいけないところが多々ありました。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2