紙の本
思ったより良かった
2020/01/31 10:50
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投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
乃木坂46のメンバーである高山一実の小説。
アイドルがかぶって小説など書いても面白くないという人もいるかもしれないが個人としては十分に面白い小説だと思う。
紙の本
評価がわかれているけど・・・・
2019/08/29 22:07
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投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
良い評価、けなしている評価、なんでもありでしょう。
小生、高山一実さんは、顔と名前が一致しない存在でありますので、
逆に、中立の立場で評価ができそうです。
松井玲奈さんの作品もそうでしたが、
作者がアイドルとかタレントとか、とは関係なく、
その読みやすさにびっくりしました。
本作も、無理な表現がなく、
すーっと読めてしまいます。
こなれた文章、わかりやすい叙述、
それだけでもすごいと思います。
次作が待たれますね。
紙の本
ほんとに最高!!
2019/03/13 17:58
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投稿者:ねむねむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
乃木坂46の高山一実さんが書いていて、実際のアイドルがアイドルを目指す女の子をかいてて、すごい仕上がりです!
独特な描写も大好きです。
おすすめです!
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感情がグルグル動くような言葉が踊るようでもあって、次の展開が待ち遠しくてたまらなくなる。ハラハラさせたりドキドキしたりと忙しい感覚にさせてもらえたりもする。
爽やかでもあって清々しくもある。
彼女はきっと優しさに選ばれた人なのかな。
ここまで想像力ゆたかに表現できるんだ。
自分もやってみようかな。
ありがとう。
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文章表現には稚拙さが感じられますが、後半からラストへと向かっていく展開と描写に力強さを感じます。
前半は共にアイドルを目指す個性豊かな仲間たちの紹介といった感じですが、個性的な設定の割には個々のキャラクターが輝いていません。
物語の後半は、それまで他の登場人物に埋もれがちだった主人公が、仲間との価値観の違いによる葛藤、挫折を経験し、一気に輝きはじめます。仲間が離れていって一人になってしまっても、アイドルを目指す主人公には、現役のトップアイドルでもある高山さんの経験や思いが込められているのではないでしょうか。
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乃木坂46高山一実の初小説。アイドルになりたい女の子が,地域の東西南北から1人ずつ美少女を集めてグループデビューしようとする物語。妙に固い言葉を使っていたり,張り切りすぎて?空回りしているところもあるが,主人公の少女時代における海外生活体験のエピソードが語られるch.4あたりから,主人公の抱えている屈折が具体化し,物語がいきいきとしてくる。編集者もあえてあまり手を入れていないように思う。背伸びしているところも含めて,アイドル高山一実の素の姿なのでしょう。
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ダ・ヴィンチで連載されていた作品でしたが、本誌では全く読んでいません。毎号買っているくせに。連載小説ってどんな作品も読めないのは、続きを読まなきゃいけない感があるから。連載で読むのは漫画だけです。
とはいえ、単行本化したので読んでみようかと。
主人公はアイドルになりたい女子高生。アイドルグループを作るためにドラマチックにメンバー集める。ざっくりいうとこんなストーリー。私も恥ずかしながらアイドルになりたいう時期がありましたが、(だってモーニング娘。全盛期の世代だもの)主人公の行動力は並外れたものでした。
実際のアイドルが書いたこともあり、生々しい実情のようなものも見え、アイドルになるのってけして容姿だけじゃなくていろいろなきゃダメなんだろうなあって思いました。個人的には乃木坂の女の子たちはみんな顔がかわいいじゃんって思うけど。
星の数が少なめなのは、この前に読んでた小説が某芥川賞作家だったため、どうしてもそれと比較してしまい小説としては星三つかなと。あと、いろいろ出てくる表現がそれいる?って思ってしまうこともあり、好きになれなかった。
キャラクターの個性はよく描かれていたし、ストーリーはよかったので、映画化とかするんだろうな。
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はじめから最後まで、思わずにやけてしまいそうな表現が多く使われていてワクワクしました。
この本の登場人物の一人である美嘉さんは作者の高山さんとずっと中のよかった西野七瀬さんに似ているなと思いました。
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序盤では東ゆう自身がアイドルになりたいのではなく
「城州の東西南北から一人ずつ集めてアイドルグループを
作りたいなって。」
「私、可愛い子見るたび思うのよ、アイドルになればいいのにって。でもきっときっかけがないんだと思う。だから私が作ってあげるの。」
といったこれらのセリフから、東ゆうがアイドルたちをプロデュースするのかな?なんて思った。
ここが少し引っかかった点。
そのまま読み進めていって、何度か 一人足りないんじゃないかって見返して東西南北で……四人か、あぁ四人か。みたいな。
全体的に少しかいつまみながら物語が進んでいくから
途中で置いてけぼりを食らうことがあった。
東西南北のグループの崩壊のしかたは割と好印象
くるみの爆発はリアリティがあって良かった。
「いやあぁあぁ———」
「ああああ———」
単なる性癖…
もしトラペジウムの作者がかずみんじゃなかったら
自分は多分読んでいないし目を向けることもなかったと思う。
作者ありきの本かなって。
小説としてはそこまで好きではなかった。
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【方位自身で進め,進め.】
小説は,なんだかもやもやうずうずににももしたものを,言葉でかたちを与えるものだと思う.
そこに,感情移入や美しい情景,おいしいご飯のにおいなんかを入れられると,素晴らしい.
その点,高山さんを「筆者」としてみた場合,「アイドル」ではなく「小説家」と断言していい.
もともと雑誌連載なので,スパッときりよく読みやすい.
ときおり切り込むハッとするスパイスある言葉.
実体験に基づいたのであろうアイドル,TV話.
帯の「10年間」という言葉には首を傾けざるを得ないけれど,この小説には確かに,夢を目指すこと,夢を目指す人を後押しする力があると思う.
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乃木坂46の高山一実さんが執筆したということで購入。
地元の地区の東西南北から1人ずつ選抜し、アイドルを作るといった物語。
流れ、構成ともに良く出来ていて、分かりやすく、読みやすい一冊だと思う。
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評判が良かったから期待値が高くなりすぎていたかも。
さらっと読むことができたけど、終盤にもっと何かあればと思ってしまった。
壊れていく部分がもっと細かく叙述されていたらなと。
けど、それがあったら最後の読後感はなかったかもしれない。
次回作も読みたいと素直に思いました。
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結構簡素に進んでいく
なんとなくふわぁ~ってして
面白いって感じより
読みやすいって感じでした。
登場人物は結構個性が強いので
名前が憶えきれなくても
混乱せずに読めます。
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予想を良い意味で裏切られた。
主人公がアイドルになるまでの道程に終始することなく、
登場するキャラクター各々が抱える苦難や葛藤を丁寧に描写しており青春小説として瑞々しい作品に仕上がっている。
アイドルとしての理想と現実の乖離等、現実にアイドルとして日々活動している高山さんならではの表現が織り込まれており好感が持てた。
同作品が処女作ということであるが、
次作が出たら是非読んでみたい。
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多忙を極めるアイドル活動の中での執筆が勢いを生んだのか、テンポが良く、プロットの強引さも逆に好印象だった。が、アイドル以前の話がやや長く、アイドル活動はおまけな印象であり、それであるならアイドル以前のパートにもう少しわかりやすい見せ場や盛り上がりがほしい。アイドルの10年間、って謳ってる割に大部分は数ヶ月間のできごとだったし。
機械オタクの高専の子や縦ロール髪型のベルバラお嬢様などわかりやすいキャラの世界観に対し、主人公のキャラクターは最後までぼんやりしており、ぼんやり自体はいいのだが、そのギャップが気になった。
レビューの中には「荒削りだがいい」という感想が多いが、荒削りな部分がやや気になった。複数人が話している際に誰が話しているのかがわからなかったり、場面転換や状況変化についていけない箇所があるなど、読み進める上で小説の世界から覚める瞬間が何度かあった。また、要所要所で「書きたかったであろうワンセンテンス」や「必要以上の形容表現」など、本編のノイズになっている部分が気になった。
ざっと一気に読めてしまう手軽さは良いが、読後感はそこまで無い。