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紙の本
新改訳第3版・2017の解説書みたいに、ある程度書いてほしい
2019/01/17 22:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
24頁の小冊子なので、今は日本聖書協会の公式Webからダウンロード出来る口語訳、「新約聖書・共同訳」、新共同訳が出る前後に刊行された冊子類みたいだ。
「固有名詞の表記」という小見出しのついた箇所で「ビブロス(ケバル)」とあるが、日本聖書協会の公式Webからダウンロード出来る電子版では修正されているように、「ゲバル」の誤記。ケバルではエゼキエル書に出てくる運河になってしまう。何故か、この小冊子は定価販売しているが、無償で配布している所があって、せめて販売するものには正誤表をつけるべきだ。
面白い事に新改訳2017では今までの「アブシャロム」を一般的な「アブサロム」に変えたのに、「聖書協会共同訳」ではヘブライ語の表記に合わせるとの事で新共同訳までの「アブサロム」を「アブシャロム」に変えている。新改訳2017はエレミヤ書に出て来るゲダルヤを暗殺したイシュマエルの父親の名前を「ネタヌヤ」から「ネタンヤ」と新共同訳式に変えたが、「聖書協会共同訳」は、おそらくエンテベ事件で戦死したイスラエル軍中佐とイスラエルの首相兄弟の姓で知られるようになったからか、新共同訳の「ネタンヤ」から文語訳・口語訳の「ネタニヤ」に戻している。
新改訳第3版では正続2冊の「聖書翻訳を考える」(一部、新改訳聖書を翻訳する為の資金とNASBに準じた翻訳方針を出したロックマン財団との裁判闘争の説明を含む)を出していたが、今度の新改訳2017でも「聖書翻訳を語る」を出している。こちらは今までの翻訳が問題があったかのような箇所が鼻に付くが、日本聖書協会ももう少し読み応えのある解説書を出してほしい。「日本聖書協会の125年」で新共同訳に至る道を書いているから、この本の改訂版が出た時に詳しく書くのだろうか?
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