紙の本
初めての人にお勧め
2020/09/11 20:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句の初心者が感じる様々な疑問について、夏井先生がわかりやすく説明してくれます。俳句をはじめてみたいけどなんだか難しそうだな、と思っている方におすすめの一冊です。
紙の本
迷っているなら、まずこの本から
2019/02/22 07:19
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年この人ほど名前の知られた俳人はいなかったのではないだろうか。
遂には2018年大晦日の紅白歌合戦の審査員として登場するほどだ。
だから、「夏井いつきの」という冠が付いた本が多数出現するのも頷ける。
これほどの人気者を出版社は見逃さない。
夏井いつきさんサイドにも大きな構想がある。
「俳句って楽しい!」と、少しずつ階段を上っていけるように、4段階の本を出版しようというもの。
普通そういう時は同じ出版社で刊行されるものだが、夏井さんはそれを別々の出版社で刊行して、出版界全体で俳句の機運を盛り上げようとしている。
この本は「ことはじめ」とあるように、最初の「俳句前夜本」に位置付けされる一冊。
「俳句入門本」は「世界一わかりやすい俳句の授業」(PHP研究所)が該当するそうだ。
この「俳句前夜本」には付けられた副題が「俳句をはじめる前に聞きたい40のこと」で、
どんなことが「聞きたい」のか目次から抜粋すると、「そもそも俳句って何?」「季語って何?」「俳句をして得することってあるの?」「俳句って古臭いイメージだけど?」と、今さら聞けないような初歩的な質問が並ぶ。
さらには「俳人ってみんな着物を着ているの?」なんていうのもあったりする。
夏井いつきさんはテレビでは着物を着ているが、あれはテレビ用で普段は洋服派だとか。
この本では吟行とか句会のやり方も丁寧に書かれている。
俳句に興味があるのだけど、迷っている人にはうってつけの「俳句前夜本」だ。
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面白かった!俳句をやってみたい気持ちを起こさせる一冊。俳句を作るという事は・・・世の中(自然・人・生き物・すべて)を見る目を豊かにして、感じた事を、短い言葉や文に変える事で、頭を使いながら、楽しさや様々な感情に磨きをかける事が出来る。夏井いつきさんは、プレバトでもおなじみで、面白く、時には厳しい先生。俳句が大好きで、ぜひ、みなさんもご一緒にという気持ちがとても伝わってくる。
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「俳句をはじめようかな」と思っている人にぴったりの本。
俳句をして得することってあるの?
「人生に退屈という言葉がなくなるよ。」夏井先生
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宇城市立中央図書館
夏井いつき
昭和32生まれ
松山市在住
8年間の中学校国語教諭を経て
俳人へ転身
五七五 17音→世界最短の詩
三種の神器
ペン メモ 再時期+電子辞書があれば
無季句だってある
→季語の無い俳句
チュ ー リ ッ プ 5音
ファ ン タ ジ ー 5音
ティ ッ シュ ペ ー パ ー 7音
春 立春から立夏の前日
夏 立夏から立秋の前日
秋 立秋から立冬の前日
冬 立冬から立春の前日
新年 元旦から15日まで
俳句やると退屈なくなる
五感+第六感 気になるをメモ
自由旋律句
→五七五や季語をとらわれない句
陽へ病む 大橋裸木
凡そ(おおよそ)天下に去来程 小さき墓に参りけり
高浜虚子 23音
→上五の字余りはOK
12音がつぶやく+季語
名句を詠んで できれば覚える
→自然と俳句に慣れる
→無理してまで覚えることはなし
一句でもつくれば 俳人
俳号→ペンネーム
「よかヨカ」
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マイナスをゼロにする、夏井先生の俳句本です。
俳句をよく知らない人が勘違いしやすい俳句の誤解をひとつひとつ解いていきます。
たとえば、着物で読む人が多いとか、センスや語彙力が必要だとか。
凝り固まった印象がするするほぐれてむくむくと俳句の創作意欲が湧いてきました。
句会はファミレスとか居酒屋で行われることも多いようです。
おつまみつつきながら俳句とか作ってみたくなりました。
とにかく最初は五音、七音を日常から見つけて、季語を当てはめる、それだけで俳句になるんだと思えば、楽しい。
また、俳句の良さについても熱弁されています。
嫌なことや辛いことも俳句のネタにできちゃうし、季語を知ることで日常にある季節をより深く知り、楽しむことにもなる。
また、頭も使うので認知症にもよろしいようで、いいことばっかりなんだと思えます。
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俳句初心者への、入門前ガイドブック。
今更、恥ずかしくて聞けない事を、というコンセプトの本です。そうそう、これが知りたかったが、盛りだくさん。
取り敢えず、NHKのEテレでも見ようと、月刊のテキスト購入してみたものの、テレビを見る習慣が全く無い私には、どーにも続かず。
テキストで、好みの俳人を見つけて、門を叩くって事は、理解したので、夏井さんの本を読む事から始めるのだ。
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本当に基礎の基礎。むしろ、基礎より手前かな?
俳句始めてみようかな~という人の入り口にちょうどよい感じ。
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はじめに
1章 俳句をはじめる前の素朴すぎる疑問
2章 俳句ってどんな人にむいてるの?
3章 俳人って特別なの?
4章 句会と吟行に初挑戦!
体験記 俳句ど素人が五人集まって吟行と句会を体験してみた
おわりに
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超初心者向けの入門どころかその前用の本ですが、今の私にはピッタリでした。岸本葉子さんとの対談や句会の様子など、内容はわかりやすくてちょいと俳句やってみようかなという気にさせてくれます。
文章はプレバトの夏井いつき先生そのまま、脳内再生されました笑 オールカラーで散りばめられたイラストもとっても可愛い!
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プレバトいつきさんの俳句前俳句教室入門といったような本。副題には「俳句をはじめる前に聞きたい40のこと」って書いてありますからね。
「おわりに」にも,次のように書かれていますし。
…(前略)その思いを後押しできるように,少しずつ階段を上っていけるように,私は仲間たちと出版計画を推し進めています。
夏井いつきの俳句入門的著書において,本書『夏井いつきの俳句ことはじめ 俳句をはじめる前に聞きたい40のこと』は,俳句の国の扉を開くための一冊です。
①俳句前夜本 『夏井いつきの俳句ことはじめ 俳句をはじめる前に聞きたい40のこと』
②俳句入門本
③俳句中級本
④俳句上級本
…中略…
そして,②は,「俳句の授業」というコンセプトで,すでに出版されています。書店で探してみてくださいね! (本書174ペ~175ぺ)
ということらしいです。ただし,本書の内容は,決して俳句前だけのはなしではなくて,子ども時代にいやいや俳句を作らされたような人たちへのしっかりした応援歌にもなっています。俳句は怖くないし,古くないし,のめり込むよってね。
そうそう,この②にあたるのが,『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業ーセンス0でも作れます!』(PHP,2018)です。こっちの本の「おわりに」に,そう宣言してありました。
本書は2019年発行です。あと,③④ですね。ま,わたしには,まだ関係ないですが…。
夏井さんの本には,もっと前に出版したものもありますので,どれを読んだらいいのか…。とりあえず,この2冊でSTARTをきるわたしです。