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んーTwitterで見かけて購入しましたが、期待が大きすぎたのかな?
ていうかこれ、小説っていうくくりなのかな?
言いたいことや描きたいことはわかるんだけど、あまり心が動かされる場面がありませんでした。
私がSNSあんまりしないし、地方住みで都会の虚無感とか無縁だからかなぁ。
バシッとはまるひとにはバシッとはまるのでしょう。
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SNSを題材に、そこに纏わる人間模様が上手く描かれていいて、読む人を夢中にさせる内容です。小説なのに実際の話かと錯覚を覚えるのは、それだけストーリーが上手い印象を受けます。初めてこの著者の書籍を読みましたが、良い意味で期待を裏切られました。
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純粋に現代人が抱える悩みと闇が表現それていて面白かったです。
33歳、ユカ、専業主婦。
裕福な暮らしをしているのに、満たされない気持ちから裏アカを作り、寂しさを埋めようとするユカと、そのユカとネット上や現実世界で関わる人たちの物語が時間軸で短編式で描かれていてサクサク読めた。
ラストは希望を抱ける展開。読んだあとも気持ちが良い終わり方で良かった
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年齢も立場も違う男女が、ツイッターを介していろんな経験をする話。
きっと、こういうことは、世の中にあるんだろうな。
ツイッターしないし、都会に住んでないからピンとこないところが沢山あるけど。
ツイッターだと、本音は言えるけど、それを言ってる自分の正体はバラしたくない。
でも本当は、正体も分かった上で本音を言える友人や恋人が欲しいんだよね。
恭平がどうしていなくなったのかが分からず消化不良。。
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Twitterの裏アカウント。匿名だから呟ける現実。もう一人の自分はある意味自分の本能の別の形。リアルな世界とは決して交わらないのかと思ったけど、最後の方でいくつか裏アカウントの自分とは違う自分に戻って接しているところがあったかな。本能と書いたのは、とても刹那的と感じたから。毒を吐きたいときもあるし、誰かと繋がりたい気持ちも判らないではないけど、現実感が無いところでの繋がりって、何なのかな。橘玲さんの「もっと言ってはいけない」では、「(日本人の)生得的な敏感さは、変化やリスクを極端に嫌い、お互いがお互いを気にする『高コンテクスト』の社会をつくりあげてしまう。複雑な尊敬語や謙譲語で相手の立場を忖度しなければならない日本社会はその典型で、誰もが感じる生きづらさは、私たちが暮らしているのがタコツボ型の『道徳警察社会』だからだ。」と述べている。タコツボ型の「道徳警察社会」の息苦しさから逃れたところがTwitterの裏アカウントの世界ってことかもしれない。それが現実かも知れないけど、生きづらい表の社会はどうなるのか。そちらが心配だ。
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確固たる自分なんて存在しなくて、様々な顔を使い分ける。
家族としての顔、恋人としての顔、友人、同僚、そしてインターネットとしての顔。
朝井リョウ「何者」から始まった平成小説の流れは、古市憲寿「平成くん、さようなら」と同じく、本書も時代の締めくくりに相応しいと思う。
人生の果たす目的があり、役割がある。
そんなのは絵空事だということは既に分かってしまった。
頑張っていれば夢は叶う、なんて無責任なスローガンは前時代的だ。
現代では、夢も目標もなくても程々に生きていける。
その程々から外れたところに本当の自分がいるのではないか。
でも、自分探しを積極的にするわけでもない。
ただ、別の自分を演じる。
ツイッターの裏アカで出会いを求めあう五人の男女の群像劇。
そもそもツイッターって「今起きた」「もう寝る」とか、スーパーどうでもいいことを垂れ流しにするメディアじゃなかったっけ。
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ツイッターを通じた人々の生活の交わりを描いた小説。人はみな闇を持っていて、ツイッターは本音を言える場所なのか。他人からの視点も描かれていて、各主人公の行動を客観的に見れて面白かった。
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どこかで自分とは違う人格を作らないと現状維持できないのかな? スポーツで発散する的な?
他人に迷惑をかけないのであれば、想像の人物を演じるのもありなのかも。ただし、その人格のまま現実で他人と接触しちゃうのはどうかと思うけど。
別人格のつもりでも、結局は実際の仲間とそう変わらない人と繋がってしまうのではないのかな。
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ツィッターを通しで、人の色々な顔が見えていく。
誰にでも多かれ少なかれ多面性はあり、それが合わさって人格が形成されていくのだと感じました。
知らなかった現代の世界を知ることができた気がして、興味深かったです。
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ザ・現代作品!でとても新鮮でした。
さすがはあちゅうさん。
Twitterのアカウントが普段の自分より自分らしい、
Twitterだから言えること、など
Twitterの特性が盛り込まれていました。
Twitterって人間味溢れまくってる場ですよね。
だからみんな見ていて面白いんだと思います。
胸糞悪いけど。
「女の子たちを頑なにしているのは世間体という厄介な宗教だけ」
「みんなにも裏の顔があると信じている」
「鉄平君って上手く言葉で説明できない感情を、体を使って発散するよね」
「承認欲求満たされたいの?意外だなー。そういうのって、モテない記憶が頭にこびりついた人が言いそう。自分がモテなかったことの復讐を大人になってからするんだよね。」
「生々しい生活が垣間見えるツイッターよりも、完璧に見えるInstagramの世界のほうが痛々しく見えてしまうのは、なんでだろう」
特に印象的に残った言葉です。
どれも共感しました。
行動心理学みたいな、現代のTwitterで裏垢を作る人の生態を暴いてるようでした。
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どこにでもある生活
みんないろんなものを抱えて生きている。
裏でも表でもなく、
いろんな顔を持つ自分を連ねて
季節を乗り越えていく
今日、死んでもいいやと電話をくれた友達も
最後には
生きるね、と言っていた。
なんの意味もないから
すこしでも安らぎに出会える人生だといいな。わたしもあなたも
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はあちゅうさんが実際にTwitterで裏アカウントを作り、実際にナンパ師をしたり裏アカ同士で繋がって遊んでいる人たちに会い、彼らの話を元に書かれたという物語。こういう世界があるんだ、、と新しい世界を知れた気持ち。人生に辛苦なりすぎるようなことがあれば、別の人格を作るような気持ちで登場人物たちのように裏アカウントを作ってみるというのは、ある種の現代の逃げ道となりうるのではないか。
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1つ1つ繋ががりがあり、読んでいて楽しめました。
裏の世界には表と違う世界がある。誰もが満たされない何かを埋めようとしている。そこにいても満たされないのにね。
リアルな?裏の世界のお話しで楽しめました。