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短編集といったところ。
今までの幕間を別のキャラクターの視点で振り返った感じかな。この巻を読んだ後に10巻まで読み返すと、また違った感想で読めるかも。
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清貴の最終修行を前に夏休み、裏エピソード集。店長と香織は一時期お付き合いしていたのね。両方の気持ちが分かって切ないな。恋に恋する香織と店長の優しさ、もう少し時間が経ってまた楽しく過ごせるといいな。円生の葵への気持ちはホームズへの嫉妬も絡んでたのね。利休は高校生なのに怖いくらいだな。オーナーは清貴が浮気して振られたと思ってたのね、孫を見る目が酷いな(笑)円生預かっての清貴の探偵はどうなるのか楽しみ。
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シリーズ11作目。
今回は、今までに出てきた場面を別視点で振り返ったストーリーや、脇役キャラを主人公にしたスピンオフ的なストーリー。本来のミステリー色はほとんどなかったけど、これはこれで楽しく読めました。
香織ちゃんの恋と円生の独白が切なかったです。
円生は今まで悪役的な存在だったけど、これからは違った印象で読めそうです。
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登場人物が、時を経るにしたがって成長してく小説って、よく考えてみたら、そんなにたくさんは無いかもしれません。これは、その少ない例外の方ですね。でも、その設定によって、物語に面白さが含まれているわけですが。
ところどころ挟まれている、ホームズと葵以外の登場人物のモノローグ的パートが、それぞれの人物がどう思っているのかを示していて面白くもあります。
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今までの話を別の登場人物視点で振り返る巻。
同じ話でも誰目線で描くかによって印象がこんなにも変わるのか。
特に円生視点が興味深い。
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今回は事件無し。それぞれのキャラクターの視点からストーリーを振り返る巻でした。こういうのもいいですね
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いくつかの視点からの短編集。
登場人物・主役が色々違うので面白かった。香織ちゃん…幸せになって欲しいな〜
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今までの巻で描かれた場面の裏側(違う人での目線)を描いたスピンオフ的なものが多くて、この時こんな風に思っていたのか、考えていたからあんな行動だったのか……と新たな発見があったりしました。
普段の物語は葵ちゃん目線で描かれているので、一度読んだ物語を違う人の目線で読めるのは新鮮でした。
円生さんは怖い人って思っていましたが、円生さん目線で物語を読んでいると思っていたよりも優しくていい人、ただ不器用なだけの人ってのが分かって、なんか愛おしくなりました。
香織ちゃんと店長の関係には驚きましたが、2人が同じタイミングでそれぞれ違う場所で違う人に話を聞いてもらって、相手が誰かバレたと思うほどの葵ちゃんとホームズさんの対応はなかなか感激するもので、ワクワクしてしまいました。
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内容(ブックデータベースより)
葵が大学2年生となった夏。大丸京都店での修業を終え、
次の修業までの短い夏休みを『蔵』で過ごしていた清貴のところに、
高校時代の先輩・日野が尋ねてきた。最近、勤めていた会社を辞めたという日野を、
清貴は永観堂に誘う。「永観堂といえば秋では?」といぶかしむ日野だが…。
また、『円生の独白』では、円生が過去が明らかに!
大人気シリーズの魅力が満載の第11弾。
令和6年2月6日~9日