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結構前に購入したのだけど、600ページとあまりに分厚いのでゴールデンウィークに読もうと積読していた本。
JavaScriptについてはある程度勉強してきたつもりだけど、本書は最新のEcmascriptに対応した書き方になっているので、「今はこんな書き方ができるのか!」と驚くことも多かった。
ただ、できたらどのブラウザで対応できるのか、対応できてなくてもPolyfillで対応できるのかということは書いてほしかったかな。多分、ここに書いてあることでもIE11では動かないという処理も多いだろうし。
マイナス値のround(四捨五入)がどうなってるのかよく分かってないことに気づいた。Math.round(-7.5)は-8になりそうだけど、-7なのか。まあ、小数点以下が0.5の場合はそれより大きい整数になると考えたら、そりゃそうか。
指定の数の乱数を生成するcrypto.getRandomValuesというメソッドは初めて知った。cryptoというぐらいだから、暗号用に使うのだろうけど、実際どういうふうに使われるのだろう。
ちょっと気になったのは、オブジェクトのプロパティーがあるかどうか判断するのに、「userData.id != null」としていたこと。他のページではは、厳密な判定をするようにしようとか、プロパティがない場合はundefinedになるということを書いてあった箇所があったと思うのだけど、なんでここだけこんなあまりよくない書き方になっているんだ。
asyncとかawaitという書き方は初めて知った。Promiseを置き換えることができて、かなりシンプルな書き方になるのだとか。ただ、ちょっとこの本を読んだだけじゃ挙動が分からな語った。Promiseを置き換えれるといっても、catchのような処理をあらわせれるのかどうかはよく分からない。このへん、もうちょっと勉強したい。