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すごいよ!
これ、晶文社だよ!
復活?!
カッコいい!
と思ったら翻訳ものだった。
タイトル通り、初心者のための政治とはなにか、の解説ですが、イラスト多用、で解説がうまい!
というわけで学校は全部、買い!!
2019/03/20 更新
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もうわからないなんて、言っていられない。
イラストで学ぶ子ども向けの本と侮ってはいけない。そう言えば、どういうことだろう、と思う政治に関した話題や言葉がマンガのように解説されている。『日本の歴史』みたいなストーリーがある学習漫画ではなく、イラストに吹き出しが付いている外国の絵本。大人になってだけど、読んでよかったと思ったし、子ども、特に小中高生にぜひ読んでほしい。
マスメディアやテロリズムに関しては、正直まだ学生時代そこまで重要になっていなくて、帝政、民主制、共産主義や社会主義、独裁などのように、授業で政治学として習ったことがなかったから、新鮮だった。政治を変える方法のところに圧力団体や革命があるのが、当たり前だけど、なんだか驚いた。選挙で投票することしか知らないけれど(もしくは、「正しい」こととして教わらないけれど)、お金の力を使ったり暴力を使ったりすることも、現実世界では政治を変える手段であり、実際に使われて良い方向にも悪い方向にも変化があったのだ、と。
描かれた時代なのか、明言されていなくても、この政治家はこの人をイメージして描いただろう、と思うイラストがちらほら。
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イラストも多く、子供向けに制作された本だと思うけど、知らないことも結構掲載されていたので結構ためになった。政治とか知らなければならないけど知らないことがいっぱいあるなあ。
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子どもに分かりやすく書かれているが、大人にも充分読み応えがある。
じっくり読んでほしい。
自分の国だけでなく、他の国の政治形態を知ることで、政治に興味がもてるようにな?のではないだろうか。
そして、中学社会科担当の先生には、是非是非読んで頂きたい。
オールカラーだが、スッキリした画面構成。
様々な肌の色の人々が吹き出しで自分の意見などを言い合って、それぞれの考え方について一緒に考えながら、世の政治システムを解いていく…という感じの本である。
主な内容は以下の通り。
第1章 政府のかたち
第2章 いろいろな政治システム
第3章 選挙と投票
第4章 政治を変えるには
第5章 政治イデオロギー
第6章 さまざまな問題
人権、テロリズム、言論の自由、マスメディアと政治、フェミニスト、汚職、環境問題、刑務所の意義…
きちんと意見を伝えるコツ
ディベートをしてみよう…などなど。
右派や左派、中道といった、アメリカ大統領選挙に絡んで最近よく耳にする言葉の説明が図解されていて分かりやすい。また、自分の考えはどれに近いか?というチャートのような物もあり、客観的に自分の考え方を捉えることができる。
新型コロナの対応も各国それぞれだが、その政治スタイルによる部分が大きいということが分かり、一つの事象だけをとって、一律に比べられないよね…と思う。
こういった本をきっかけに、自分なりの考えというものを子どもに身につけさせたい。そして、意見や考えをしっかり持つことは、大事なことだと知ってほしい。
余談だが、右派、左派とは、フランス革命時、王の右側に王党派、左側に革命派が座したことに由来する、というのは恥ずかしながら初めて知った。2020.6.3
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動画もあるのでアクセスしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=t99RWFb4KGo
内容(「BOOK」データベースより)
政治なんてつまんない!政治の話はタブーだって習ったよ。正直、どうでもいい。だけど政治がなかったら、実際どうなると思う?身近なもめ事から国際問題まで、政治のしくみを豊富なイラストでいきいきと解説!この本を読めば、きっとだれかと政治について話したくなる!
著者について
翻訳家。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。外資系証券会社勤務を経て、翻訳家に。訳書に『わすれないよいつまでも』(晶文社)、『おひめさまはねむりたくないけれど』(そうえん社)、『きみはりっぱなマジシャンだ!』(岩崎書店)、「ミオととなりのマーメイド」シリーズ(ポプラ社)など。
慶應義塾大学大学院修了。法学博士。同大学教授・法学部長を経て、現在は防衛大学校長。元・日本国際政治学会理事長。専門は国際政治。著書に『中国政治からみた日中関係』(岩波書店/樫山純三賞)、『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会/サントリー学芸賞)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浜崎絵梨
翻訳家。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。外資系証券会社勤務を経て、翻訳家になる
国分良成
慶應義塾大学大学院修了。法学博士。同大学教授・法学部長を経て、現在は防衛大学校長。元日本国際政治学会理事長。専門は国際政治。著書に『中国政治からみた日中関係』(岩波書店/樫山純三賞)、『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会/サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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細かくて読みづらいと思いきや
絵付きで、1度読み始めたら読みやすかった。
政治入門著書にするにはもってこいの1冊です。
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イギリス発の本です。
子供向けですが、大人こそ読んだ方がいいかも。
世界中の政治、歴史、宗教を理解するきっかけにつながると思います。
知っているつもりのことや知ったかぶりなことを、現実に即して理解できる内容でした。
ふんだんにイラスト実例が掲載されていて、家庭や学校、会社にも、政治のプロセスが存在することが理解できます。
隣の国、地球の裏側の国で、どうしてそのようなトラブルが起こるのか。その骨子を知ることができる本だと思います。
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この本で扱われている内容は、きちんと義務教育で学ばせるべきである。参政権をいくら引き下げても、自分がどのように政治に参加するかという意識は、現在の学校教育のカリキュラムでは生まれてこない。
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わかりやすかった〜、ビギナーによい。面白いなぁ、政治も哲学も、歴史も。日本はどうなっていくんだろうと、ずっと思ってる。自分の身近は自分で頑張ろう。
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政治の歴史から政治がどのようなもので、じぶんたちにどのように関わるか分かりやすく記載されている。図も多く、読みやすいし、はじめての人向けだから分かりやすくもあるが、かといって、ちゃんと簡潔すぎずにしていて読みごたえがあった。
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物理の巻が良かったので同じ図書館にあったこちらも読んでみました。
分かりやすく代表的な政治の仕組みやその背景の歴史が紹介されています。
異なる立場の人同士の会話が出てきたり、政治参加の具体的な方法が解説されていたりして、当事者として考えさせる仕組みになっていて良かったです。
小学校の社会から中学の公民、高校の政治・経済とみっちり社会と政治についての科目があり、両院の議席数がそれぞれ〇〇で…国民投票とはこういうもので…というような日本で行われている政治の基礎的な仕組み・数字は覚えさせられましたが、この本の後半で重点的に取り上げられているような当事者として社会参加・政治参加する方法やその行動が政治に与える影響などは手薄というか、ほとんど授業で扱われなかったなと気付きました。
全年齢向けっぽいですが、ふりがなが少なく、用語そのものの噛み砕いた解説もページ内にはないので、中学生〜高校生くらいから対象でしょうか?選挙権得る年齢間近の人なんかが読むと良いでしょうね。