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14年前に自殺した同級生、石井加奈子の幽霊。過去に戻されて人生をやり直すはずが、なぜか自分ではなく同級生の身体に放りこまれてしまうという変わった設定で、面白かった。友人として過去の自分と会話するって、不思議すぎる。
機械的に動くだけじゃ、「いい先生」と思われるような仕事はできないと思うけどな。どうでもいいと思って仕事してたら、不登校の生徒を迎えに行くとか、めんどくさいことはしないだろうし、だからきっと元々いい先生だったんだろう。
やり直し事業でいろいろ見つめ直して、仕事への向き合い方が変わっていく。
加奈子はかわいそうだったなぁ。
あと、「いしいいいん」って言いにくい。
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考えさせられました。
後悔がない生活を送ってないから、あのころに戻れるならって。
作家さんで選んだので次の作品に期待したいです。
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31歳の京平は高校教師。高校生の時自殺した同級生の幽霊と、高校時代に時を戻して「やり直し」の時間を生きる。やり直して別の人生を歩んでみたい。誰もが一度は願うこと。しかし別の人生を歩んでそこで後悔することはないのか、満足の人生を歩めるのか。やり直しできなかった後悔を自分の中で消化し奮い立たせ一歩を踏み出す。勇気を持てば踏み出せる。「やり直しなんてできない。でも失敗が許されないわけじゃない」失敗を恐れずに前を向こう。