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力強い言葉でも切り刻むと力強さはなくなるっていう話。
好きな女優さんだったし、独特の雰囲気を持った人で、動画などで見ると言葉に力のある人だけど、本人が書いた文章でもないインタビューで話した一言を切り取って本にしてしまうと、力強さは失われてしまっているように感じた。
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表紙の写真が新聞紙面に載った時は衝撃だったな
たくさんのいい言葉に出会った一冊
「年齢に沿って生きる」
「愚痴を言わない」
「面白がる」
うふふ
私ごときが生意気だけどアンチ「アンチエイジング」
それなりに年とって未熟なままで終わりたい
樹木希林さん お疲れさま!
≪ 老いだって 病気ですらも 栄養に ≫
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どの言葉も考えさせられるものだけれど
優しさに溢れていて、スラスラと読めてしまった。
天国の樹木希林さんからしたら、
死んだ後もこうやってとやかく言われるのは
煩わしいとは思うけれども。
最後の一文。
「いまなら自信を持ってこう言えます。
今までの人生、上出来でございました。
これにて、おいとまいたします。」
(2018.5新聞連載インタビュー)
私もこんな風に上出来だと思えるように
残りの人生を過ごしていきたい。
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本書にまえがきを寄せている養老孟司氏は、よくこう言った。「生老病死は人の自然。」人は気がついたら生まれ、やがて歳をとり、病を得て、そして必ず死ぬ。その意味で、希林さんはまさに自然体という言葉がぴったりの人ではないだろうか。
この本にも、生老病死それぞれの項がある。そこに、それらに対する希林さんの態度というものが現れている。たとえば、生について希林さんは次のように言う。
「わたしは全てのものに対して、絶対こうでなければいけないという鉄則はないと思ってるんです。たとえば私の顔。これはミスして出て来ちゃったわけですよ(笑)。でもこのミスを活かそうと思ってやってきた。」
誰でも、こんな顔にしてくれと親に頼んで生まれてきたわけではない。それでプチ整形したり、写真を加工してインスタグラムにアップしたりする人がいる。でも、何も美人に生まれなくったって、その顔を活かそうと思えば、希林さんのように活かせるのである。それが個性だからである。
病気についてもそうである。がんになっても、自然のこととして受け入れて、あっけらかんとしていらっしゃった。「人生がすべて必然のように、私のがんもまったく必然だと思っています。」「ガンになって死ぬのが一番幸せだと思います。畳の上で死ねるし、用意ができます。片付けしてその準備ができるのは最高だと思っています。」
希林さんが亡くなられて、惜しい人を亡くしたとは思う。でも、それを痛ましいことと受け取るのは何か違うと感じた。なぜなら、すでに書いたように、自然体の人だからである。死は自然のなりゆきだから、仕方がない。希林さんの言葉にも出てくるが、そういう態度を「覚悟」と言った。希林さんは覚悟のできている人だった。
希林さん、ありがとう。そして、あらためてご冥福をお祈りします。
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個性的な人生だったのだろうけれど幸せだったと思う。ひとにどう思われるか気にせずに、迷惑をかけずに、自分の思うように生きられたら。
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強い人だなぁというのが第一印象。
それを仮に本人に伝えてたら否定されそうだけれど。
客観的に物事を見て、楽しんで生きていこうとする筋のある人。
ちなみにこの本、というより樹木希林との出会いは彼女が亡くなってから、数々の名言がテレビで紹介されて(例えば内田裕也と別居中に彼が離婚届を出したことを提訴したことなど)興味をもったから。
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彼女の自然体である姿はとてもうらやましくて、憧れだけど、やはりマインドも自然なんだなと。堅苦しくないし、作り込まないし、全く嘘っぽくなくナチュラルで違和感がない。水のように形を変え流れるように生きていたのだと感じた。よく分からないところもあったけど、ストンと落ちるものも多くて、気持ちが持ち上がった。
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樹木希林が詰まっている本だった。
樹木さんの生き方や心意気がかっこよくて胸を打たれたけれど、自分には真似できないとゆうか、樹木さんにしかできない生き方だなと思う。
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こんなふうに生きられたらと思い一方で、この方だからこその生きざまなのだろうと思う。あれもダメ、これもアウトと窮屈な世界に、そっかそんな考えもあるのかと気づかされる。ユーモア溢れる素敵な言葉がちりばめられている一冊。
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カッコイイ。旦那さんについての言葉をまとめた章が一番いい。
ユーモアあるし愛があるし考えがキリッとしてて素敵!
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映画での樹木希林の存在感はすごい。
発言とかも面白い方。
この本を読んで欲がなくなって気持ちが良い!
でも早くに結婚して、子供を産んだ方が良かったなと思った。
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表紙にもなっている宝島社のオフィーリアの広告、掲載当時からすごく好きだったし、このコピーも素晴らしくよかったから、それも入っていたらよかったなぁ。
「人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。」
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今をそのままに、面白がって生きていた人なんだなあ。"人間なんて正しくないんだから" その言葉がなんだか心を軽くした。醜さも人の中にはある。けど、それも含め人として生まれてきたこの魅力的な生を生きて、そして死にましょう。こちらも中々面白いわよ。なんて笑っていそうだなと空を見上げたくなった。ききさんのように、"人間として、豊かな人間に、どの方向に行ったらなれるのか"そんなことをぽーっと考えながら道を選んで進んでいきたいな。
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惹かれた言葉もあったけど、僕があまり人をリスペクトしないからなのか、樹木さんの仕事に触れてきてないからなのか、そこまでテンション上がんなかった。樹木さん少し偏屈な感じもするかなぁ・・・。
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21歳で「文学座の同期生で俳優・演出家の岸田森と結婚」…そこにシビれる!あこがれるゥ!なんですわ…。