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著作権について、身近なアニメの例からあげるだけでなく、ギルガメシュ叙事詩からとられた旧約聖書など、歴史的なことも書かれている。大学生にとって、著作権を勉強するためにはベストな本であろう。
卒論で扱う場合もこの本から多くのヒントが得られるであろう。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27730708
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パクリの意味、どのようなパクリは良くて、あるいは良くないのか、著作権を守ることがAIの台頭により困難になりつつあると示している。
叩かれるパクリとそうでないパクリがあるのはなぜだろうという疑問が溶けた。
パクった上でオリジナリティーが発揮できれば作品を高める行為と言えるから叩かれない。なるほど!
AI時代の著作権問題は解決が難しそうだ。ネットに国境はないのだから国際的な話にもなりそう。
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「パクり」「パクる」とは何か。法律だけでさばけるものではなく、権利者側の判断や社会認識の上に成り立っている複雑で絶妙な問題。この本ではパクり方が載っているわけではなく(一部こうすれば的な例もあるけど)、創作物やデザイン、コンテンツはダメだけど技術はパクればよい、むしろ昔からそうやって発展してきた、とのお話(私の解釈)。ハローページには著作権がないけどタウンページにはある、知らんかった。
377冊目読了。
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「そもそも人間には『自分が知らないことは想像できない』という絶対の認知メカニズムがあります。」
「パクリ」の定義
「既存の表現物に類似を感じるモノ・コト」
混ぜれば安全
「同じテーマ(内容)の3つぐらいの記事を混ぜてしまえば、パクったことがバレずに、1つの記事が生み出せる」
「まずは書籍ではなく、自分が好きなウェブサイトがどんな構造、どんなデザインになっているかを観察し、ソースコードなどをのぞき、自分でパクりながらいろいろと試してみてください。それでどうしてもわからないことがあれば、その部分を参考書やチュートリアルサイトなどで調べてみてください。具体性もなく、漠然と教科書や参考書を読み始めても、絶対にウェブデザインはマスターできません」
「テレビをつまらなくする(=動けなくする)のではありません。むしろ、コンプライアンスという意識がコンテンツ制作や番組づくりの現場に浸透することで、あらゆる場面で『こんなことはやってはいけないはずだ』という意識が芽生え、コンプライアンスや社会規範以上に自主規制を、つくり手の側を自ら課してしまい、実際のコンプライアンス以上に、表現の幅を狭めているのです。」