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タイトルからして親または親になる人向けの本に見えたが、けっこう読み進めるのが難しかった。
元の題はDirt Is Goodだから、売れるようにこんな題に訳したんだろうけど…。
順を追って解説するのではなく質問に答えていく形式なので、同じような話があったりもう何度も出てきたワードについての基本的な説明が後で出てきたりする。要点を分かりやすく書いてあるとは私には思えず、100の質問と答えを全て読んで私の知りたい情報を要約するのは大変だった。
著者の意見ではなく研究の結果にもとづいて質問に答えていくので、適当に断言したりせず「それはまだよく分かっていない」とか「残念なことにデータが揃っていない」とか「今後の研究が待たれる」と結局締めくくることも多く、結局なんなの…と混乱することも。
また、研究の方法や細菌の説明が丁寧に書き連ねてあり、聞き慣れない言葉が並び理解するのが難しい。文章量もけっこうあるのでわたしは結局結論ではなさそうなところは適当に読み飛ばした。
あとはタイトルにもあるように主に腸の微生物についての専門家がその視点から書いている本なので、それを踏まえて、こういう考え方があるのね、と読んでいかないと疲れる 笑
今のコロナ感染拡大の状況では清潔にして感染を予防するのが第一なので細菌を恐れない生活はまだできそうにないけれど、食事に気をつけたり外気に触れさせたりできることはありそう。頭の隅にいつも置いて、子どもが健やかに育つようサポートしていきたいと思った。
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読みにくい〜汗
他の方も書いてある通りとても読みにくい構成になっています。
そして、まだよく分からない、という回答が多かった気がします。
とりあえず清潔にしすぎと抗生物質には注意します。
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科学者らしく、断言できることとできないことを明確にしながら、ユーモアも交えていて読みやすく面白い本だった。
まだまだ研究が進んでいるところでわからないことも多いけれども、現段階でこういうことまでわかってきたよ、というタメになる面白話をお喋りされているような感じ。
歯の治療をすべきかという問いに対する最後のひと文は「すばらしい笑顔も手に入る」、うんちに触っても平気かという問いに「極端な話、私たちは「なかつて恐竜の排泄物だった分子でできているのだ」などと、面白い言い回しがたくさんで飽きなかった。
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生命の起源は深海で熱いガスを噴き出している熱水噴出孔にたどることができる。
地球上にいる細菌の数は、10の30乗と推測されている