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当たり前だが、とても面白かった。個人的にはダンブラウンの本で一番良かった。単に宗教と科学の相克といういつものテーマだけではなく、科学を通した未来を含んでいて非常に刺激的だった。読んで損はしないのは間違いない。
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私の大好物な演出のオンパレードをありがとうございます(笑) カーシュのプレゼンのシーンなど、非常に細かい演出までこだわって描写されているので、これは映像化すると映えそうです。
これまでのところ、宗教や歴史や美術関連の蘊蓄がこのシリーズとしては少なめなので、そちらが目的の読者には物足りないかもしれませんが……SF好きの私からすると、ウィンストンの大活躍ぶりが嬉しくてしかたありません///
そしてやはりこのシリーズとしては珍しく、これまでのところ、ラングドンがさほど東奔西走させられていませんね(笑) いやしかし、ここからが本番か……頑張れ教授、今回もきっとムチャにもほどがあるだろう旅程に負けるな教授!
ここまで大風呂敷を広げて勿体つけてしまうと、カーシュの重大発表の全貌が明らかになったときに拍子抜けしてしまわないか、と、見当違いな心配をしつつ、中巻に続きます。
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ロバート・ラングトンシリーズ最新作。
教え子のカーシュが発見したという宗教の真実。その発表を目前にして殺害される。
その場に居合わせたラングトンは真実解明に乗り出す。
いつも通りの展開ではあるものの、相変わらず読者を引き込む構成はさすが。
まだ映画化の発表はないが、それを楽しみにまずは小説を読破しておきたい。
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ロバート・ラングドン教授が活躍するシリーズ最新作。今回の舞台はスペイン。
かつての教え子で今では親友となった、コンピューター科学者で未来科学者のエドモンド・カーシュが世界をひっくり返すような科学上の大発表を行う、ということでビルバオ・グッゲンハイム美術館に名だたる人々を招待した。ラングドンも招待客の一人。美術館に入った瞬間から、カーシュが開発した優秀なAIがヘッドセットを通じて案内するなど、凝った演出がされ、いよいよカーシュのプレゼンが始まったのだが…。
ネタバレになるからあまり書けないけれど、簡単に言えば最先端科学vs宗教を重んじる人々、のような構図に見えるが、二重三重に陰謀が散りばめられていて、いつも通り「この先どうなる?」という気持ちにさせられる。下巻まで読み終えて、こんな日がやってくることが本当にあるのか?と考えてみてちょっと怖くなった。
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ロバートラングドンシリーズ5作目。これまでの作品以上に現代とリンクしている表現が各所に織り込まれていたり、上巻はスラスラ読めました。
これからどんな感じに展開していくのか楽しみです!
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カーシュの先がよめてしまった。物語をおもしろくするには、そうするしかない感じあった
あの王妃になる人ラングドンにちょっかいかけんでほしい!!笑
あと、どこから来てどこへ行くのか
とかあんなに、発表寸前まで、のばされて、のばされて、今まで気にもならんかったことなのに、気になりまくって、まんまと読み進めてしまった笑。
でも宗教的なのは、やっぱり難しい
話のざっくりとした流れだけでも読めればいいかなーっておもって読んだ
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ロバート・ラングドンシリーズ。
ラングドンの教え子、かつ友人である天才科学者・未来学者のカーシュが、おそらく宗教界に激震を与えると思われる新たな科学的発見を大々的に発表する!というところから始まる。
新たな発見とは何なのか、発表させまいとする宗教界の重鎮たち、発表の会場となったグッゲンハイム美術館、そしてスペイン王宮。
多くの人たちの思惑が入り乱れ、さらにカーシュが発明した超有能なAI・ウィンストンも加わって、これからいよいよ物事が大きく動き出す、といったところ。
早く続きを読まなくちゃ。
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ロバート・ラングドン教授シリーズの第5作め。
もう毎回このパターンでいくのでしょう。
最初に身近な人物から命題が与えられ、それを公表されると不利益を被る組織にラングドンさんは狙われて美女とともに逃走、逃げ回る過程で律儀な誰かが残した暗号を解きながら破壊的行為を行った相手を追いつめていく。
毎度のこと大袈裟な設定&人物描写はイマイチだけど、命題や謎解きが多くの人の興味を引く宗教や団体に絡むものだし、もう『水戸黄門』的に読むことにしました。
今回はスペインが舞台で命題は「われわれはどこから来たのか。われわれはどこへ行くのか。」というゴーギャンの絵のタイトルみたいなヤツ。
知的好奇心を刺激してくれるという意味で期待して☆4つ。
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AIやUberなど、時代の最先端をうまく混ぜながらこれまで同様巧みな構成で物語が進んでいきます。
カーシュの発表までに何ページ使ったんだろうかというくらいもったいぶりますが、それでも楽しいから読んじゃうんですよね。
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とりあえず序章って感じやな。テーマこそ毎回やや新鮮やけど、構成がにかよってきとるから、今回どうなることやら。
でも、宗教の根幹を揺るがすやつをどう落とし混むかは気になるな
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ラングドン教授の映画シリーズが好きで原作には映画化されてないラングドン教授の活躍が楽しめると知り小説版に手を出してみた。しかし上中下巻と3冊読み切れるか、難解で途中で飽きて挫折しそうな予感がしてとりあえず上巻だけ買ったが結局杞憂。まとめて3冊買っておけば良かった。上巻の巻末から急におもしろくなるので油断した。読み終わってから中巻買っても遅い。
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舞台はスペインで、テクノロジーはAI。
根源的なテーマの「我々はどこからきてどこにいくのか?」の答えを巡る話。
エキサイティングな展開は定番の安心感。ラングドンはいつも大事件に巻き込まれる。
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ダンブラウンの小説は宗教と科学の対立と共存模索が主なテーマ。
どちらも完全否定は出来ないというのが天使と悪魔を読んだ感想だが、オリジンは宗教側が科学に歩み寄ったという感想。
オリジンではAIが出て来る。
かなり高度なAIで、近い未来には出現しているかもしれないとワクワクがとまらなかった。
ここで書かれたAIは感情表現は学習したが実際には感情を持っていない。
全てはプログラム実行の為の合理的な判断で、そこに倫理観は無い。
たまたま読了翌日に見たニュース。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2022/09/googleai.php
これが事実なら小説よりも先を行っている。
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audibleにて。
意外と登場人物少なく、例によって壮大な伏線の気配なんだけど、結構聞きやすく、話が入ってきた。
最近のテックなものも随所に登場しつつ、結構引きが良い感じだったので、下巻に期待したい。
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ダンブラウンの長編。ラングドン教授シリーズ。
いつにも増して世界史的、宗教的、美術的側面が作中に散りばめられているが、その事にストレスを感じない程、不穏な雰囲気を纏って物語が進行していく。
天才が発見した世界を覆す様な真実。宗教家達の衝撃と喪失感。序盤から目が離せないスピード感。
探偵には相棒がいる事が多く、ワトソン然り、ヘイスティングス然り名探偵が持っている鋭さは持っていないが、人間的な魅力、愛嬌がある人柄が探偵の相方として相応しい様に描かれるが、今回ラングドンを導くのは、AI(人口知能)であるウィンストンであり、全てにおいて最高のバディだと感心してしまった。
物語の導入から序盤の構成になるが、世界観が見事であり、上記した様にAIの介入がミステリーの枠を更に広げていく様なイメージをもった。
今後、AIの進歩により、本当に生きているかの様にコミュニケーションを取れる人工知能が誕生するのももうすぐかも知れない。