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ハラスメントに重きを置いていて、
読んでいて
苦しくてたまらならかった。
それでも面白かったのは、
その理不尽さに抗ってくじけても
それでも何か方法を模索する主人公の姿に
何か答えを期待したから。
人を育てるのも難しいなあ。
まったく働き方が違う方向をみていた二人が
それでも理解し合おうとして
一緒にいることを選択する姿がみれて
嬉しかった〜
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定時の女王は体育会系ブラック企業に勝てるのか!? 大注目のお仕事小説第二弾。絶対に残業しない主義の結衣だったが、なんと管理職になってしまう。新人教育を任されたものの、個性的過ぎる若者たちに翻弄される結衣。そんな折、差別的なCMで炎上中の企業のコンペに参加することに。パワハラ、セクハラのはびこる前時代的で超絶ブラックな社風に、結衣は絶句するが……。
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さすがタイトルに「ハイパー」とつくだけはある。前作に比べ、取引企業のブラック度のひどさは飛びぬけている。しかも、管理職になった結衣の下についた新人たちのキャラも個性派ぞろいで、一般的な新人の概念ではくくれない。とはいえ、なんだかんだで、結衣の味方は多くもあるのである。しかも今作では、上海からも強力な味方が現れるのもハイパーだ。残業漬けの日々を送りながらも、それでいいはずがないと思っている人はたくさんいるのである。胸が痛む描写も多々あるが、ひとつずつクリアして前へ進まなければ、どうにもならないのだろう。定時で帰る結衣だからこそできることもあるのである。ラストでは、結衣にとうとう新しい帰る場所ができそうで、心底ほっとする。フィクションとは思えない凄まじさでもあるが、要は人のつながりだとも思わせてくれるシリーズである。
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続編のこちらはドラマを全部見た後で読みました。
「あ、これはドラマで見た設定」と感じた点も多々あり、登場人物もドラマと重ね合わせられる面子がほとんどで、リアリティ度合いが一層高まりました。
序盤は謎の大型ルーキーにイライラし、中盤は「え、これまさかの海外編になるの???」とドキドキして、そして終盤は小気味良いテンポでの伏線回収にページを繰る指も早くなりました。
そして『忠臣蔵』をちょっと観たくなりました…。
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続編。
前作ではインパール作戦を下敷きにしていたが、今回は忠臣蔵。「赤穂浪士はなぜ討ち入りしたのか?」を随所に織り込みながら、現代のハラスメント事情を描く。
ハラスメントの各場面がリアルに思い描けるのに対し、全体の展開はややリアルさを欠いたウルトラCが多いかな?とも。新たな登場人物達もぶっ飛んでいて、フィクションとして楽しめました。個人的には種田さんの漢気と来栖君の純情に魅せられました。
予想通りではありますが結衣がもう一つの居場所を見つける終盤にはほっと胸をなで下ろし、また続編を見たい気になりました。
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いろいろ考えさせられた。
結末は、私的にはおいしい感じに(*´˘`*)♡
あんなに一途に愛されるって素晴らしい。
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こっちのほうを、先に新着コーナーで見つけたのよね。
ということで両方読む。
管理職かぁ、大変そう。新人教育も任されるし、自分とは意見の合わない会社とも一緒に仕事を進めなければいけないし。
自分の都合ばかり言えなくなるわなぁ。
でも、頑張って欲しい。
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連載時のタイトルが「ブラック企業討ち入り編」ということで、クライアントを吉良上野介に見立てて忠臣蔵を話に組み込んだ本作。
自称超大型ルーキーや可愛いだけで仕事も出来ない女子やら、登場人物に一癖も二癖もあるが、それぞれにキャラが立っていてよかった。
それにしても、上海に出向させておきながら自分は元彼と結婚とか、来栖君の純情を結衣は何だと思ってるんてせすかねぇ…(憤怒)
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ドラマが面白いので原作もいいに違いないと思い、購入。
新人、取引先のパワハラ、セクハラ…前作よりヘヴィーでした。
あー!そうなるんだというところが何ヶ所もあり面白いです。
桜宮さん、最後まで疑っててごめんって思いました。
最後の救いのある終わり方がよかったです。
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定時で退社する、東山結衣が
管理職になった。
個性あふれるキャラクターが
以前にも増して、大活躍。
今回は『忠臣蔵』を例えに
刀を抜くことの意味
その盾となる人たちの心の内が
中心に描かれている気がする。
ドラマの桜宮もこの作品で登場。
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続編が出てるの知らなくて読んで見た!
今のドラマは続編とミックスされているのか、、、
何よりも、晃太郎かっこよすぎる、、、あんな社畜な男は嫌だけど、それでも結衣と一緒に働いて行く中で少しずつ変わっていくのが素敵だし、結衣みたいな上司に憧れる。
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前作がTVドラマにもなり、現代の働き方
改革問題とマッチした話題作の続編です。
社内でいくら頑張っても客である取引先
から無理難題を強要されたら、定時帰社
もあったものではないというのは想像に
難くないと思います。
その時、他社にまで意識改革を迫ること
ができるのか。
どんな会社でも起こりうる問題を明るく
ポジティブに解決へのヒントへと導く
一冊です。
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続編。前作同様テンポよく読める。
桜宮がどんな人物なのかよくわからず怪しいと思っていたが、最後に彼女は彼女なりに闘っていたのだということが分かった。結衣とは全然キャラクターが違うけれど、みんなそれぞれに何かと闘っている。今作はあまり「定時で帰るためにがんばる」要素はうすく、群像小説といった趣きだった。
最後、結衣と晃太朗が結ばれてよかった!
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定時帰りシリーズ、2作目。
これで完結かな。
ストーリー性は面白かった。
ドラマになりそうな感じかな。
テーマの設定も直近の社会状況である働き方改革の影響を考えて設定されており、時代にあっている。
ただ、”定時に帰宅する”という主人公の思いはそこまでよくわからない。
幼いころの父親の職人病の悪影響により、自分はそうならないようにしているという設定だが、定時後のビールのために帰宅しているということになっているのでいまいちだな。
私自身も定時帰宅する心がけをしているのだが、やはり家族・友人・勉強といった仕事外の時間を過ごすために定時後の時間を有効活用するということのほうが納得がいく。
リラックスするのも大切だけど、物語としては自己中心的に思ってしまうな。
それと、ドラマの配役はいけてないなぁ。
種田さんはもっとごっつい系の人なのに、スマートな向井さんには到底あわない。イメージ違いがかなり。
っと、批評的だが、単純な物語としてそこそこ面白いです。
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小説としてはおもしろかった。時宜にあったストーリーで、あのニュースの話かなと彷彿させるものがいくつかあった。軽くさっと読めるので、よかったが1作目よりフィクション色が強かった
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図書館で借りた本。
前作に引き続きめちゃめちゃ面白い。
咲きが気になってどんどん読んじゃう。
結衣さんに部下がもっと増えて、管理職になって戦う話。
登場人物がみんないいなぁ。
来栖くんてこんなに良いキャラだったっけ?
自称大型ルーキーは結局このあと成長するの?笑