家政魔導士の異世界生活 冒険中の家政婦業承ります！ ２ みんなのレビュー

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異世界転移もの。
チート無し、魔力小な20代後半のしおり、訳有りだが頼りになるアレクとの恋愛もの。

本来なら水溜まり風だが、しおりの要望であざとく饅頭タイプになるスライムのルリィが可愛い。
幕間にしおりの日記が入るけど、スライムの日記の方が面白い。
ネットだと各話ラストに一言ルリィがあるけど、本にも増量でお願いしたい。

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突然異世界に行ってしまったシオリ。そんな中で傷つけられたら臆病にもなるだろう。「見捨てられたくない」と思っても仕方がない。例え、そんなことをする人じゃないと思っていても。
頑張っているシオリは応援したくなるけど、理由が悲しすぎる。優しい人たちが周りにいるのだから、そちらに目が向けられるようになるといいな。と思った。少しずつ明るくなっていくのを見て、嬉しくなった。

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過去の事件で心に深い傷を負ったシオリがどれだけ努力してきたのか分かる日記が出てくる。
シオリをめぐる事件の全容と関連した娼館の痛ましい事件のその後が書かれているが内容が暗くて悲しい気持ちになります。
その分、美味しそうなお料理を作っている場面や使い魔ルリィ日記を読むとほのぼのとしてココロがほっこり♡
桃色スライム、ぺルゥも王様オリヴィエと仲良くなって…今後どんな展開になるのか楽しみ…

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A級冒険者アレクと、異世界に転生し少ない魔力を活用して「家政魔導士」として必死に生き抜いてきたシオリ。2人がシオリの相棒ルリィの里帰りから帰る道中、2人(と1匹)はすごく大きな事件に巻き込まれる。シオリの転生後に起こった厳しい過去をアレクが知ったり、シオリもアレクに結構心を開いたりする。くっついた2人を陰ながら喜んだり、ショックを受けたり、アレクをからかったりする周囲の面々の様子が描かれているのが楽しい。アレクはびっくりするくらい甘々(笑)
描かれる視点が、キャラクターのものだったり第三者のものだったりという切り替えが分かりにくいという部分はあるものの、物語が丁寧に描かれているのは前巻から変わらず。
シオリはこれからもっともっと幸せになっていいと思う。アレクはおもしろいから、これからも色々周囲の人たちからからかわれてたらいいと思う(笑)