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投稿者:トンテキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の作品はいくつかよんだけど
いつも同じ雰囲気と流れで飽きてしまう
結末まで良くも悪くも予想通りで驚きはない
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物語の舞台は秋だけれど、我が家の前の桜が満開の今日という日に読めてとても幸せ。
円さんらしい、とても素敵な物語でした。
そうだよ。できないことは、無理してやらなくなっていいし、嫌な場所からは逃げたっていい。
誰でも受け入れてくれるこの町にわたしもふらりと立ち寄ってみたいです。
咲のいれたコーヒーを飲んで、おじいちゃんのナポリタンを食べてみたい。ヒバリさんに素敵なスカートを仕立ててもらいたいなぁ。
なにもなくても立ち寄ると、ヨリは言っていました。
ヨリくん、そういう場所を、人は居場所と呼ぶのですよ。
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「咲」
いつ見ても満開の桜。
一年の間の少しの期間しか見れないからこそ花見など楽しみになるのではと思うが、年中満開でも神様の力と思えば楽しみというよりか有難味がありそうだな。
「ヒバリ」
自分が輝く場所は。
人により考え方は様々だが、彼女の妹からしてみればずっと憧れの場に立っていた自慢の姉が突然変わってしま別の世界に行ってしまったのが寂しかったのかもしれないな。
「桐人と小鞠」
大切な物を隠した理由。
彼女程賢い子が、父親が大切にしている母親の形見を理由も無く隠したりするはずなんてないもんなと思うと同時に彼女も一人で悲しみを抱えてたと思うと切なくなるな。
「咲久耶」
奇跡の歌声で咲き乱れた桜。
神様を怒らせたから生贄を差し出すというのは人の勝手な都合であり神様が望んでいない限り、それは人間のエゴであり無意味な殺生が行われるだけなのかもしれないな。
「ヨリ」
彼がこの町にきたのは。
ある意味ここまで辺鄙な土地に態々尋ねてくるなど、誰かから話を聞いたりしていない限り難しい事だろうからいずれ誰かに気付かれはしただろうな。
「葵和子」
家出した彼女が起こした奇跡。
祭り事で皆が楽しむ物だと思っていた矢先に目に入った人々の顔が浮かない表情だったら、誰でもこの状況はおかしいと思い少しでも笑顔にしたいと思うのでは。
「咲」
彼の歌声が再び街を。
いくら神が宿った木であろうと自然災害には勝てるわけないのだなと思ったが、木だけでなく他にも根を張り巡らせているのであれば町が途絶えない限り彼女は安泰だろうな。
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神さまが見守ってくれている町ってなんて素敵なんだろう。
この世界ではそういう場所があるのが当たり前なのかもしれないけど、実際あったらみんなそこに移住したがりそうですね。
のんびりした生活、もちろん人それぞれその中で苦しみや悩みはあるけれど、それでもこのゆったりした町での生活はとても都会では味わえず、羨ましく思います。
残念ながら私は音痴なので神さまを喜ばせる事は出来ませんが、行ってみたいです。