投稿元:
レビューを見る
マーケティングに関する知識はほぼ皆無ですが、
マーケティングについて、1からわかりやすく、
説明されており、面白かったです!
例えば・・・
===
ランチの時間になりました。弁当を買いに行きます。
オフィスの近くにはコンビニは1つしかありません。
そのため、このコンビニにとって、オフィスの方々は、
売上の大部分を支える重要顧客になります。
ところが、ある日、コンビニとは少し離れたところに、
弁当屋ができました。
このお店は、
・手作りかつ品揃えが豊富(独自性)
・ワンコインでお茶も付いてくる(便益)
その時、少なからず、コンビニの顧客は弁当屋に
流れていくでしょう。
===
マーケティングにおいては、
「独自性」と「便益」を兼ね備えた
「アイデア」があるかが最も重要であり、
そのヒントを得るため、
一人の顧客(N=1)の行動と深層心理の関係を
徹底的に理解する事の重要性を実感しました!
投稿元:
レビューを見る
ここ数年でよんだマーケティング関連本で一番参考になった。
長年、実務者としてマーケターとしてやってこられた著者の具体的かつ地に足のついたことが惜しげもなく具体的にかかれてます。
P&G、ロクシタンを経てスマートニュースで、今日の成功のプロセスがかなりのページを割かれてかかれています。
プロダクトの責任者で、伸びに悩まれてる方は必読だと思います。
投稿元:
レビューを見る
ほんとこの本さいこーです
いろいろマーケティングの本読んだけど、理論と実務繋ぐ良本ってなかなかない中、やっと巡り合えたって感じ
これ読み返そう!
投稿元:
レビューを見る
ビッグデータだとコモディティ化しやすいアイデアに対して、n1分析や9セグ分析など顧客理解のためのフレームワークを提供してくれている良書
投稿元:
レビューを見る
アイディアとは便益と独自性の組合せ。
N1分析、心理・行動分析による各セグメントごとの戦略立案の重要性を学ぶ。
投稿元:
レビューを見る
・「顧客起点のマーケティング」
スマートニュースのCMOの人が、
N1マーケティングの重要さをのべている本。自社サービスIでは、まだまだ認知拡大の段階なので、
ここまでのマーケティングはできないけど、いつかやりたいな。三年後とか。
でも、マーケティングの考え方自体は参考になる。
>N1が重要な理由としては、顧客像がぶれぶれだと、
マーケティング施策が顧客にクリティカルヒットせずに、
顧客のマインドシェアを奪うことができない。
>マーケティングの人だけど、顧客への伝え方を考える前提にプロダクトが「独自性」「便益」
のあるものである必要。それがない中で、コミュニケーションに「便益」「独自性」を極めてもダメ。
だからマーケッターはプロダクトにも口を出す。
>「早期の認知形成」
顧客に認知してもらう。市場の中で他の競合よりも早いスピードで認知を形成することが重要。自社製品を認知していない顧客が自社の商品を買うことはありえなく、
市場の中での競合の認知度が先行してしまったら、土俵に立つことすらもできない。
投稿元:
レビューを見る
このレベルまでマーケティングを突き詰められたら素敵だし、突き詰めたあと思わせてくれる良書。定量データによる分析と顧客心理に寄り添ったアイディアの創出、ここの両立が著書のいう統合マーケティングの肝なんだろうう。自分の手法に足りない要素に気づかされる。実践してみたい。
投稿元:
レビューを見る
ここまで精緻に進めれば結果は出るだろうと思えるくらい具体的なフレームワークとノウハウが惜しげも無く、披露されている。
投稿元:
レビューを見る
マーケティング全体を俯瞰しつつ、効率(費用対効果)と効果(投資対効果)の2軸で、どう攻めていこうかを戦略的に考えるための良書。
読書メモの詳細は下記ブログを御覧ください!
https://note.mu/masatake0914/n/nfcb0ce39c9a4
投稿元:
レビューを見る
第1章
便益があって、独自性がないとアイディアではない。
独自性のないコモディティは、差別化とは言えない。
Onlyone Uniqunessが必要。
アイディアには2種類ある
プロダクトアイディアとコミュニケーションアイディア
コミュニケーションアイディアは
広告、リアルイベント、キャンペーンの仕組みにおける
既視感のない独自性。
ここでも便益は大事。広告に接触すること自体が楽しい、面白い、心地よいといったプラスの要素をもたらすか。
例)SBの犬のお父さんcm+iPhoneの独占販売
ただ広告が面白いだけでもダメ。
プロダクトの便益に繋がり、購買につながるものでないと意味はない。
早期の認知形成も大事。
第2章
顧客を5つに分類する
・未認知顧客
・認知、未購買顧客
・離反顧客
・一般顧客
・ロイヤル顧客
認知してるかしてないかのアンケートは
単純認知ではなく、カテゴリー便益を伴った認知とする。
つまりアンケートでは
ニュースアプリに関して知っているブランドを答えてくださいとして、競合名含む選択肢を提示し選んでもらう
例)
肌ラボは、ロイヤル顧客にベタつきは保湿の証拠として気に入られていたが、一般顧客はベタつきに対して抵抗があることがわかったので、一般顧客にベタつきが保湿の証拠だと認識してもらえれば、ロイヤル化すると考え、うまくいった。
N1分析
ここで理解するのは
いつ、どのようなきっかけでブランドを知ったか、買ったか、ロイヤル顧客化したか。
そのきっかけとなったカテゴリー体験が、アイデアに繋がる。
例)
ロレアルはブランド認知はあったが、知りながらも未購買が多かった。そこで誰にでも喜ばれるギフトという点を打ち出した。ギフトを買った方には、その人用にサンプルを渡す戦略で、自分のものとしての購買につなげた。
インタビューで聞くこと
ブランド認知、使用意向、購買意向を持ったきっかけを時系列で聞き、現在使用の実態、満足不満足、競合ブランドへの認識、好きな点と嫌いな点、を聞く。
第3章
9セグマップ分析で、販促とブランディングを同時に可視化できる。
9セグマップは5つの顧客を、次の購買意欲があるかないかで9つに分ける。※非認知層は分けられないので9つ
定期的に比率を計測する+N1分析で
新興勢力(代替品)にも気づくことができる。
第5章
統合マーケティング(獲得まで)+AARRRモデル(CRM)
投稿元:
レビューを見る
顧客起点マーケティング
▼面白かったこと
・マーケ=データのイメージだったが、N=1に注目するとそこに、独自性アイデアが生まれるというのが面白かった。
・ピラミッドで顧客を考えた時に、9つにセグメントした上で、積極的、消極的に分けるのが面白かった
▼やってみたいこと
・顧客ピラミッド作成のための調査ツリー
・データ分類化
・データを元に仮説立て、N=1カスタマージャーニーマップを描く
・N=1ヒアリング
・顧客ピラミッドを元に、5つの戦略/3つの
投稿元:
レビューを見る
前半は、概要ばかりで、期待外れ感があった。
けど、あとからSmartNewsの事例を用いながら、概要を深堀していく部分はめちゃくちゃ参考になった。
日常的に使うサービスはもとより、自分の会社に所属する人たちが、9セグメントのどの位置に当てはまるのか。どうすればロイヤリティが高まるのかを考えるのも面白そうだなと思った。
投稿元:
レビューを見る
200503_2周目。具体的な手法まで空でわかるようにして、普段の顧客セグメントへの理解促進に活用するため。
結論、定量で顧客マッピング化して、仮説だしの精度を上げるということ。N1分析は細かいところは特になかったのとある程度アイディエーションで乗り切ってる感じは否めない。(だがそれでいい)
定量とアンケートで要素まで出したらその後のアイディアの具体化はアイディエーションになっちゃうとして、特に奇をてらったアイディアでなく考えられそうなアイディアに対しても優先度がつけられる、というのが大事だと思う。競合との比較が定量的にできる、しかも自分たちだけのデータでできる、というのはかなり現実的で使えそうな視点(つい競合がわからなくて動けない、となりがちなので)
初回190601
投稿元:
レビューを見る
かつて、これほど運用・共有しやすく、これほどアイデアの力を信じている力強いフレームワークが、マーケ界にあっただろうか? この研ぎ澄まし方はズルい、やられた。
再現性を高めつつも、即実践できる調査項目レベルまで言及する具体性も備わっており、実務家の教科書としての構成も素晴らしすぎて感服。故に、1年目にも、5年目にも、10年目にも、それぞれ違った意味でオススメしたくなる一冊。
投稿元:
レビューを見る
実践的な内容でありながら難解なポイントはなく、フレームワークや考え方は突き詰めるとシンプルになる。ということが体現されていると感じました。
・プロダクトアイデア/コミュニケーションアイデアがマーケティングの成否を左右する
・N-1の顧客理解をしないと外す(スマホ時代はパラレルワールド化しているため特に)
・顧客セグメントは「知っているか/使ったことがあるか/その頻度は」の3つ。
・加えて「次回使いたいか」のプレファレンスも知るとベスト。
┗ブランドスイッチされるリスクに気づけないから
┗逆にブランドスイッチできるチャンスも気付ける
・N-1は顧客セグメントごとに知る。その差異を分析する
・顧客セグメントは競合と比較をする。その差異を分析する
特に顧客セグメントはシンプルでないと理解がしにくいので、本質的で最小限の区分の留めていることが大事だと思います(アイデアを生むために必要最小限の顧客の差を捉えることが大事)
顧客セグメントを切る理由は、施策効果検証=セグメント間の人数の移動、だけではなくむしろ、セグメント間の心理的な差を分析することによる仮説を生むためにある(ロイヤルと非ロイヤルの購入・非購入理由のGAPなど)
一つ気になったのは、顧客セグメントはシンプルなので汎用性高い商品によっては、顧客の質(アイデア・施策が機能するか)が異なる可能性あるので、その軸は入れ込んだ方がいい気がします。例:年代によって、商品の良いところのポイントが違うなど
また、定量分析ではなく調査メインで実践ができることも重要だと思います。定量分析は環境構築に時間と負荷と専門性を要するため、ハードルが高い。その点、調査で実践できる敷居の低さは魅力的です。
最終的には、定量分析×調査を有機的に組み合わせていかないとマーケティング示唆は出せない。定量分析だけでなく、調査スキルを身に着けつつ、解決策の幅を広げないといけない。と気づきを得ました。
調査だと競合分析ができることが強いですね。競合離反→自社ロイヤル化理由やその逆に自社離反→競合ロイヤル化(ないしは利用)理由を探ると具体的なきっかけが見つかる可能性を感じます。
その他の気付き。
・アイデアとはマーケティング的には「独自性」×「便益」の組み合わせである。という点はシンプルながら逃してはいけない点だと思います。
・オーバーラップ分析は過去との比較による市場動向の変化キャッチに使う。離反が自社・競合ともに増えている→第三者の脅威の可能性。→N1で理由調査も有効