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紙の本

「香淳皇后と激動の昭和」と違います

2019/08/26 22:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本で興味深いのは「皇后さま」と「美智子さま」の作者の小山いと子の孫に取材している箇所だ。小山いと子の孫が「人生十色」を提供されたとあるが「香淳皇后と激動の昭和」の参考文献目録に書かれているから、当然、読んでいる。
 また「香淳皇后と激動の昭和」の「朝融王の結婚」と題した章は「皇后さま」になぞって書かれているだけでなく、「史料批判」までこの作品になぞっている。それなのに、今度の本ではどこかに飛んでいる。参考文献目録にある「皇后さま」はこの一件が削除されている昭和63年版だから、著者は誰かに指摘されて気がついたのかもしれないが、「香淳皇后と激動の昭和」として文庫化された時点では「青年君主昭和天皇と元老西園寺」と「闘う皇族」は刊行されているから、この2冊を無視していた事になる。しかし同じ「牧野伸顕日記」の解釈が正反対になってしまうのに一言も触れないのはどうだろうか?「皇后さま」には版によって異同があって、毎日新聞出版の前身は「小説・皇后さま」として刊行した事があるのだから、それらも触れるべきだった。
 「皇后さま」は朝彦親王と邦彦王を混同している「皇后の近代」に無批判で引用されているように、香淳皇后を調べる際には読んでおく必要はある。英親王と方子女王を調べる際に張赫宙の「秘苑の花」を無視出来ないのと同じだ。それと無批判で使うのとは別だ。

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紙の本

美智子様

2019/07/14 16:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

美智子さまが、築き上げてきたものは大きいと思います。雅子さまに皇后が変わって、また新しくなっていくのでしょう。

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2019/04/29 15:10

投稿元:ブクログ

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