電子書籍
知的生産のための教科書
2021/01/11 13:34
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投稿者:Kotecchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
知的生産についてわかりやすく記されていたと思います。想定していたほど難しくなく、あっさり読了してしまった、という感じです。
第4章にて、知的生産のインフラ整備について記されていた部分にはハッとしました。衣食住が必要であったり、プライベートでの友人を大切にするべきである等、生活基盤があってこその知的生産である、と言った趣旨の話は、当たり前ではあるのですが、ハッとさせられました。
その他の章も、具体的な話で大変参考になりました。参考にすべき本や、著者おすすめのアプリなども掲載されていたので、早速実践してみたいと思います。
電子書籍
何度でも読み返したいバイブル
2020/07/27 23:34
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投稿者:みっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は知的生産力を高めるにはどのようなインプット/アウトプットをすべきかを具体的に述べている。もちろんインプットの手段としてニュース、本、SNSなどたくさんあるが、質の高いアウトプットのためには、しっかりとインプットを選別しなければならないと述べている。そのための具体的なインプット資料が説明されている。
特にこれからはAIにとってかわられないために「総合力」でもってアウトプットできる人になるには中学高校までの教科書レベルの基礎学力を身に着けること、新聞など信頼性ある情報源から常にインプットすることの重要性が繰り返し説かれている。
第1章から第3章までは情報量が重く、佐藤氏の考えに共感する人はしっかり、なんども読みたいと思うだろう。4章の「インフラ整備」についてはさらっと読める。
私も昨日までついSNSや動画でダラダラと時間を過ごしていたが、この本を読んで、限りある時間の中で知識を少しずつ身に着けようと思った。
紙の本
『調べる技術 書く技術』
2019/04/25 20:39
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎月平均2冊の著書を出版
コラムや連載の締め切りがひと月あたり約90本
ひと月に書く原稿の分量は平均して1200ページ、50万字
全国紙・地方紙から業界紙まで毎日合計10紙ほど
多い月で500冊以上の本に目を通す
そんな元外務官僚・現専業作家が明かす知的生産術の極意とは
・読書などインプットを磨く方法
・書くなどのアウトプットをするための思考力を鍛える方法
・調べる技術、書く技術のインフラともいえるコミュニケーション能力の高め方
3章にわたりプロの技を解説した「最強の実用書」
《インプットとアウトプットの両輪がそろうことで、得た情報が自分の知識になり、教養になる》──「はじめに」
知的生産力を高めることで人生がより豊かに幸せになるように
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<目次>
はじめに
第1章 情報過多な時代の調べる技術、書く技術
第2章 【インプット】情報を「読む力」を高める
第3章 【アウトプット】読んだ知識を表現につなげるスキル
第4章 調べる技術、書く技術の「インフラ整備」のすすめ
<内容>
ほとんどがほかの本で読んだものと変わらない。粗製乱造の一つだと思う。第4章のお金の話や休み方などは、ちょっと蛇足な感も…。
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平易な言葉でかかれており、かつ実践もしやすい。
書籍としての情報量は少なめで、かつ、著者の著作を追っていれば目新しいところはない。しかしながら、その時々によって方法論ははアップデートされており、著者もまたいろいろなことを新しく体験している、ということがうかがえる。
この手の本は著者の行動を追体験することにも価値があるので、また新作が出た時は購入したいと思う。
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インプットとあわせてアウトプットを行うことで、読んだ情報は本物の教養になる
新聞ダイジェスト
ネットには、過去の閲覧・検索履歴によって、自分の目に触れる情報が機械的に選別されるという側面もある
ネットのヘビーユーザーであればあるほど、根も葉もない陰謀論にハマりやすかったり、特定の集団に対する差別意識が強かったりするのも、こうしたネットの特性ゆえのこと
知識を自分のものにするとは、知識を記憶に定着させ、必要なときに正しく引き出せるということだ
ベーシックインカムでなく、ベーシックサービスならば、一定の効果を上げるだろう。サービスは利用する人の収入が減っても、用途は一定であるためだ
知的活動と福祉は、実は切っても切れない関係にある。なぜなら、情報や知識をインプットし、理解し、自分の評価を加え、アウトプットするという作業は衣食住が足りて初めて可能になるものだからだ
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事務的な仕事をすすめる上で、必要不可欠な作業である「調べる」ことや、「書く」ことについて、その能力を高めるために今の時代にあった秘訣を学ぶ。
外務省分析官を経験し、日頃膨大な書物を読み込み、大量のアウトプットを行い続けている著者の経験から示される手法なので、すぐに真似をしたくなる。
本書を読んで自ら実践したくなったことは・・・
・新聞ダイジェストを購読する
・iTunesUとジャパンナレッジについて調べてみる
・時間管理、スケジュール管理について、自分なりの方法を再考してみる
・お金の使い方を見つめ直す。投資、自己成長への支出、趣味への支出、浪費の割合を設定し、ポートフォリオを管理する。
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月500冊以上の本を読み、50万字もの原稿を書く佐藤優さん。
「知的生産術とは、知的な付加価値をつける素養の磨き方」
という言葉には著者の底知れない知識量を感じ、思わず唸った。
デジタルツールに振り回される情報過多な時代をしたたかに生き抜く技法が書かれている1冊。
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多い月では500冊以上の本に目を通すと豪語する著者佐藤優の知的生産術を記した本。
この本は非常に分かりやすい表現で説明して、かつ著者がインプットすべき本を取り上げているので、自分に足らないところの基礎的な分野に関しては読んでみたくなる。
大いに参考とすべき点は多数あるが、基礎的な土台となる事を除いては仕事に直結しないインプットは無益としていることだけは納得いかない。
私個人としては、本を読むということが、ある意味自身ではできないことを擬似体験させてくれ、かつ自分の知り得ない世界を開いてくれるものになると信じており、またそこに楽しみに似た感情が芽生えてくるからだろう。
まあ著者が、そこまでは否定していないのは行間に充分読めますが。
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さらっと読めた。
「新しい知識は書いて自分のものにする」
批判的思考力を養うために、本を抜き書きして、わかった、わからない、という自分の判断や意見を書き記す、のがいいとのこと。
たしかに。これ、たまにやってたけど、意識的にやってみよう。
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「知の巨人」の一人、佐藤優さんが日々実践している知的生産術を紹介した本。
インプットで重要なのは中学~高校レベルの基礎知識を身につけることと、自分の仕事に関する情報のアップデートを怠らないこと。ベースとなる知識がないとインプットしたいものを理解できません。
インプットしたらアウトプットを必ず行うこと。アウトプットすることで初めて知識を自分の血肉にすることができます。
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気になった部分をいくつか記します。
・まず基礎的な知識、教養があるかどうかで、知的生産力は大きく変わってくる。
・OSの質が良くなければ、どれほどいいアプリを入れても機能しない。
同じく、基礎知識、教養がなくては、どれほど有益なインプットがあっても活用できない。
・自分の頭で考えられないから、信憑性に乏しいニュースでも信じてしまう。
しかも、考える力がないほど、センセーショナルな見出しや内容に踊らされやすく、陰謀論のようなものを真に受けがちだ。
1番最後の一節は、SNSで日常的によくみられますね。
事実関係も確認せず、簡単にRTしてしまう人の多さも気になります…
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インプット・アウトプットの両輪が揃うことによって、真の教養と使える知識が身につく。玉石混淆の情報から、適切なものを効率的に選び取り、深く理解する。そんな技術で「どんな人でも確実に実践することができる」のが本書らしい。どうなんだろ。一応ある程度は既に実践していることなんだけど、おゝと思ったところだけ、メモする。
・教養としての数学を学び直すのには「生き抜くための高校数学(日本図書センター)」を勧める。それが難しければ「生き抜くための中学数学」がある。理科4科目に関してはブルーバックス「新しい高校物理の教科書」(以下、化学、生物、地学)。←文系の私は、これらが不足しているはず。
・ネットでの情報収集は「NHK ニュースWEB」、新聞のWEB版、オンライン辞典・辞書サイトである「ジャパンナレッジ」の3種類に絞る。気を抜くとネットは直ぐに「時食い虫」になる。←そうそう!
・「iTunes U」は、大学授業を無料で視聴できる。アップル限定。←私はアップルなので、チラリと見たが、英語バージョンが多い。もう少し精査します。
・ニュースサイト(Yahooニュースなど)は読むべきでない。←頭が痛い。その通りなんだけどなあ。
・SNSは時食い虫、しない方がいい。それとメッセンジャーやラインなどのメッセージツールは使わない。少なくとも通知機能をオフにする。←頭が痛い。その通りなんだけどなあ。
・アウトプットでは、手書きノート1冊へ全部書いて行く。予定管理は2年手帳へ。←デジタルのデメリットと、この方法のメリットを書いているが、私はそこまで手書きに拘らなくてもいいと思う。
・期間を限って、自分の仕事遂行能力を測ってみる。(集中して何時間読書できるか等々)←これは試してみよう!
・そのあと、お金の貯め方、使い方、まで筆を伸ばしているのは如何なものかと思ったが、「おわりに」において、この本は「知的生産のための知的生産」を書いたのではなく「人生を充実させるための知的生産」のためだと書いていて、なるほどと思った。この本は具体的な技術はあまり書いていない。それを望む人には向かないだろう。
・ここまで読みながら同時に要約するのに、約2時間と少ししかかからなかった。実は初めての佐藤優。佐藤さんは短時間で本を書いているようだが、読む方も簡単に読めるように工夫している。なるほど、売れるはずだ。
2019年5月31日読了
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インプット・アウトプットの両輪をバランスよく回していく、よく言われることではありますが実践が難しい技術、丁寧で具体的な実用書でした。
良質な独学のツールとして、スタディサプリやiTunesUが挙げられており、特に有名講義が無料で視聴できるiTunesUは活用しようと決めました。
想定される読者層が多忙な勤め人ということもあり、独学のための情報ソースの選定においては「仕事に直結することだけ勉強する」など、芸術大学のいち学生としては合理主義的過ぎてかなしく感じる部分もありましたが、逆に大学生のうちはそのような基準に縛られず心の赴くままにインプットしていきたい所存です。
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自分の目的に合わせて情報を拾うことの大切を知った。
情報を捨てることも大事で、メッセージツールとかは時間を制限しようと思う。
手書きで書くことの重要性は改めて感じた。インプットもアウトプットもデジタルにしていたが、アナログに一回戻そうかと思う。新聞電子版も紙にしようかな。
本を焦って読むのは禁物。最近これをしてる気がしてる。
批判的意識を持つことで、本の内容を咀嚼し、情報を価値化するようにしたい。中身が入ってなくて読んでたら時間がもったいないですよね。
日誌書こうかな。毎日何がよくなくて、何が良かったかを整理すればより一日が充実する。生き急いで忙しなくやってても何も身に付かないのかな。
充実した日々が送れるはず。
あとスケジュールとノートを一緒にします。
データで管理することで、見返さなくなる。これは真実ですね。ノートに書き留めることをしないといけなくて、それをやろうかな。