紙の本
よりよく生きる
2019/11/26 06:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好きリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の本だったこと、自分を変えたいと思って読みました。
項目が分かれていて、読みやすくこれから取り入れやすいものが書かれていました。
紙の本
簡易的な哲学の本
2019/11/23 17:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
物事の捉え方を、科学という論拠でちょっと変化させてやろうという哲学的な本。一つ一つのアイデアはシンプルで分かりやすく、好き嫌いはあれど楽しく読める本だと思う。頭の固い人に読ませたい。
紙の本
1週間に1つ?
2019/08/09 10:47
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内なる成功による人生の充実を計るための処世訓や思考法が満載の思考の道具箱。大人の夏の課題図書にいかが?
投稿元:
レビューを見る
52の世の中を見つめ直す思考法。
一番のお気に入りを紹介して、本の感想に替えたい。
「本当に価値のあるものを見きわめよう」あらゆるものの90%は無駄である。
シオドア・スタージョンさんは1950年〜60年代に活躍したSF作家。批評家から、SF作家作品の90%はクズだとの批判の矢面に立ったときに「確かにそのとおりだ。だが、あらゆる出版物の90%はクズだ。ジャンルなんて関係ない」と答えた。これが後に「スタージョンの法則」となったとのこと。
アメリカ人哲学者、ダニエル・デネットさんは、「スタージョンの法則」が当てはまるのは、本や映画だけではない。「物理でも、化学でも、進化心理学でも、社会学でも、医学でも、(中略)ロックやカントリーミュージックでも、すべてのものの90%はクズだ。分野は問わない」と語っている。
自分自身の感情、願望の90%は馬鹿げている。
つまり、価値あるもの、質の良いもの、絶対に必要なものはほんのわずか。
スタージョンの法則を意識して、考え方、商品、投資先等を見極めよう。
「スタージョンの法則」という言葉を初めて知る。この法則を聞いて、妙に安心感を持った。世の中の90%がクズであるならば、私の仕事での成果物もクズである可能性が高い。本当に価値あるものとはなにかを、考えているのか?という思考を始めることができた。
このように、暮らしのヒント的な思考の数々に出会える本。読んでいる読者の境遇により、響く思考がそれぞれあるでしょう。人生の転機と感じたときに、再読してみたい。
投稿元:
レビューを見る
あとがきまで読んでようやく著者がとても若いことに気がついた。もっと人生経験豊富な年上の人かと思った。
より良い人生のための処世術を気づかせてくれる。
投稿元:
レビューを見る
より良い人生を送るためにどう考えれば良いかをまとめた本。
全部で52の項目があるが、これが全てではない。単に前作のなぜ間違えたのか?の章と合わせただけと。
52の全ての項目について共感が出来たわけではないが、実践できると為になりそうな内容は多数あり、是非目次だけでも目を通す価値はあると思う。
自分が心掛けていて共感出来たのは以下。
1.考えるより、行動しよう
2.なんでも柔軟に修正しよう
3.支払いを先にしよう
4.簡単に頼み事に応じるのはやめよう
5.謙虚さを心がけよう
6.買い物は控えめにしよう
7.SNSの評価から離れよう
8.嫉妬を上手にコントロールしよう
9.心の引き算をしよう
10.内なる成功を目指そう
投稿元:
レビューを見る
複雑な世界になった世界をよりよく生き抜いていくための思考法が、短編集のような形でまとめられている。とても読みやすく、とてもためになる。
投稿元:
レビューを見る
批判してる方もたくさんいるようですが、個人的にはとても好きだったので書評を書きました!
https://learn-to-earn-log.com/think-clearly-in-5-minutes/
今まで読んだどんな自己啓発系の本よりも実りのある本だったと思う。むしろこれだけ何回も読むくらいの方がよっぽど血肉になるような気がする。
投稿元:
レビューを見る
この本には、ベストではなく、ベターな人生の過ごし方が書かれている。
もっとも心に残ったのは、最終章の「内なる成功を目指す」である。
世の中には成功や幸福のテンプレートが多く存在している。例えばCMは、これをするとあなたは幸せになれますよ、というメッセージが常に込められている。また、長者番付など、まるでお金を持っていればいるほど成功者であるような印象を与える。
だが、それらが果たして本当に成功だったり、幸せだったりするのだろうか。
昨日よりも今日の方が楽しかったな。短期的であるかもしれないが、これも一つの成功である。
成功は、見せびらかすものじゃなくて、しまっておくものだ。
投稿元:
レビューを見る
目次を見れば終わりな気もする。
確かにそうだよね〜と言うような金言集的な本だが、どこかの本でも言っているようなことがまとまっている感じ。
何か目新しい発見があったかというと今の自分には?という印象を持った本。
投稿元:
レビューを見る
スイスの作家による、よりよい人生を送るための思考法。52の具体的な思考の道具は、心理学研究、実践的な哲学、投資家の言葉などをベースにしている。行動すること、修正すること、SNSの評価から離れること、などはその重要性を再認識できる。「アプルーバル・シーキング・マシン」に陥りやすい現在人への警告など、納得する指摘も多い。
投稿元:
レビューを見る
・思考の飽和点に達する前に始めよう
・候補の数を数学定数e=2.718で割った数までは不採用とし、その中での最優秀をその後上回ったものを採用すべき
・現状を維持するには、周囲の変化に合わせて進化し続けなければ生き残れない
・どこにも属さない部外者が変革を起こす
・アステカ、マヤ、インカはポルトガルとスペインの征服者が知らず持ち込んだウイルスと細菌によって崩壊した
・鄧小平(とうしょうへい)
投稿元:
レビューを見る
【気になった場所】
世界を理解するために、いろいろな思考法がつまった道具箱があるといい
文章を書くための最大の秘訣
=何を書くかというアイデアは、考えているときではなく、書いている最中に浮かぶ
→人生で自分が何を求めているかを知るには、何かを初めてみるのが一番
重要なのはスタートでなく、修正技術
大人になってから最初の数年間で大事なのは、人生の全体図を把握すること
例)
秘書問題
100人中1人秘書を採用する最適な方法は?
・最初の37人を不採用にし、最も優秀な人を把握
→100/e(2.718)=37
・その後の面接でさらに優秀な人が出たら採用
支払いを先にする
→心が穏やかでいられるよう、わざと自分を錯覚させる
→お金よりストレスを節約する
簡単に頼みごとに応じるな
・どんな依頼も5秒で決断する
・しっぺ返し戦略は遺伝子レベルで正しい
=相手と同じ行動をとる
戦略的に頑固になれ
・自分の誓約を立て守り通す
→選択肢は一つだけという状況を自らつくる
・状況に応じて何度も決断をくり返すと、決断疲れになり、決断力が鈍る
・一貫した姿勢は自分のスタイルとなる
→「ああいう人だから」と分からせれば勝ち
本当に必要なもの以外は、排除する
本音を出しすぎないように
・本音は、人に不快感を与えない気遣いが前提
・自分で自分のことを本当に分かってないかも
・時に自分を滑稽に見せてしまう
・外側との境界のない生物は長く生きられない
意識的に二番目の人格をつくり上げる
→本音を出しすぎず、約束を守り、自身の心情に従った行動を取れば、安定した信頼を勝ち取ることができる
基本的な需要が満たされていれば、生活がより豊かになっても幸福度は変わらない
例)
世帯年収1,200万円以上は幸福度が変わらない
仕事をする上で大切なこと
・得意×好き×評価されることを仕事にする
・その分野の第一人者になる
ピークエンドの法則
=人はピーク時と終わりしか記憶に残らない
意見を発信するときに陥りがちな間違い
・自分の興味ないテーマに意見を述べる
・答えられない質問に発信する
・複雑な質問に性急な答えを返す
人生の困難は解決するより避けるほうが早い
→頭の良い人は問題を解決するが、賢明な人はそれをあらかじめ避ける
→賢明さ=困難に対し予防措置を施すこと
→予防措置に必要なのは、知識×想像力
→一週間でし15分間、人生のリスクを考える
成功の一番の理由=フォーカス
→どこに注意を向けるかで決まる
注意の向け方で重要なポイント
・新しいものと重要なものを混同しない
・無料のものは避ける
・マルチメディアとは距離を置く
・注意を分散させない
・情報強者になる
読書効果を最大限に引き出す方法
・良い本を選んで、続けて2度読む
���読む意味があるかを判断基準に
・ミステリーやスリラーは対象外
・自分の読書カードのマス目は自分で決める
・読書歴が浅いなら、なるべく多く読む
自分の頭で考え、自分の言葉で話す
・人は説明しようとして初めて、自分の知識が不十分なことに気づく
・自分の意見は、周囲の影響を受けやすい
幸せな人生の秘訣=内なる成功を目指すこと
→心の平静を手に入れること
投稿元:
レビューを見る
この複雑な世界を生き抜くために、 私たちは、何を指針にすればいいのか? 「よい人生」とはいったいどういうものなのか?
古代の伝統的なモデルから最新の心理学研究の結果、 ストア派をはじめとする哲学や、バリュー投資家の思考まで、 膨大な研究結果をひもときながら、 「よい人生」を送るための52の思考法を本書で明らかにする。 ■ドイツで25万部を突破し、 世界29か国で翻訳されたベストセラー。 「一度手にしたら、あなたは二度と手放せなくなる」 テンリー・E・オルブライト(ハーバード名誉教授
「どうすればよい人生を送ることができるか、驚くほど多くの助言を与えてくれている」 ジェームズ・フリン(フリン効果発見者)
「ただ普通に読むのではもったいない。一語一語、ゆっくりと味わうように読んでいる」 フランク・エルストナー(テレビ司会者)
「ヨーロッパでもっとも才気あふれる思想家のひとりだ」
―マット・リドレー(ベストセラー作家)
「巧みでわかりやすく、とても説得力がある」
―ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ元首相)
多くの学術研究の裏づけにもとづいた、
人生が上向きになる「具体的なノウハウ」が満載。
強力な「思考の道具箱」をぜひ手に入れてほしい。
投稿元:
レビューを見る
「よい人生」を送るためのヒント「思考の道具箱」を得ることができます。すぐ行動・意識に反映できる要素が多く、いい本だなと感じました。
頭でわかっているけどなかなか行動に移せない人ややり遂げたいことがあるけれど行動に移すのにハードルが高い人は特に得るものが多くあると思います。少なくとも行動に移そうというきっかけにはなると思います。
印象的だった内容(★は特に)
・計画を立てること自体の価値は低い。修正し続けることが真に重要。
★「好かれたい病」に振り回されるな。戦略的頑固になれ。(物事をメリット・デメリットで考えなくする思考【例】クリステンセンの誓約)
・何を得るのかではなく。何を避けるのかで行動の選択を行うこと。
・人生の幸せは目標を達成できたかで決まる。
★「楽しいこと」と「意義のあること」のバランス
・成功した後の一番の課題はその成功について口をつぐんでおけるかどうか。
★内なる成功こそが真の成功。