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35:井辻さんによる「ファンタジー」ジャンルの変遷とその背景が考察された本。
タイトルにある通り、『指輪物語』『ハリー・ポッター』そしてその後の新しいファンタジーの三期に分けて語られているのが、体感としっくりきて面白く読めました。
ファンタジー界の大御所である井辻さんが、ポケGOなどの新技術を「現実と非現実の融合」という観点から好意的に受け止めていらっしゃることがとても心強く、(アマチュアながら)いちファンタジーの書き手として、自分も更新していかなきゃなあと背筋が伸びたりも……
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読了。図書館でたまたま目に入ったので手にとってみたところ目次に「ファンタジーとは何か」的な見出しが目に入り、おおこれは読まねばと思って早速借りてきたわけだが、全体としてはファンタジーとは何かを論じているというよりも、個別の作品の読みときに重点が置かれていて(タイトルも「ファンタジーを読む」だし)、途中から思ってたんと違うという状態になってしまった。ファンタジーの来し方とこれからを解説した本という感じだった。
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ネオ・ファンタジー年表見ると、井辻先生としては2014年以降は大々的なファンタジー文学ってのは書かれてないって考えてるのかな…
残念だな…