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貪欲な姑姉妹を迎え撃つ絶倫の婿
2019/11/28 22:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
「妻の母」をヒロインとする作品は以前からあるが、『婿入り』や『姑』といった表現をタイトルに用いたのは長らく続く熟女ブームにおいて少しでも差別化を図るためなのだろうか。もっとも本作では的を射ている。同期の職場結婚ながら妻の方が仕事がデキて意識も高く、結果として夫が早期退職して半ば主夫のような立場となり、妻の実家で過ごすという婿入り婚にイマドキなリアリティを感じるからである。これにより妻が出張で不在の間は婿たる主人公と妻の母たる姑が1つ屋根の下で2人きりになるというシチュエーションが生まれる。そして姑の妹(義理の叔母)も加わってくる2人ヒロインの作品である。
義母【佳乃】は作中で40代半ばとあるが、26歳の娘がいるので45歳前後であろうか。対して叔母【真紀子】も作中で30代半ばとあるが、36歳のようである。豊満でおっとりした佳乃に対してスリムビューティで勝気な真紀子という対照的なヒロイン像である。
普段はおとなしいものの牡欲はしっかりあり、ムスコも長大にしてご立派。さらには2回戦3回戦も厭わない絶倫振りという26歳の主人公。官能小説の定番的設定と言えばそれまでだが、今回は熟女度の高いヒロイン達が相手だけにしっくりハマっている印象である。再び取り戻した女の矜持と溢れ出る肉欲をしっかり受け止めるだけに留まらず、続けざまの交合によって予想を超える悦楽をヒロイン達に与える役どころである。
距離が縮まる場面にあっても娘の夫(婿)だからと遠慮したり躊躇したり、交わるのは禁忌だからとお尻を捧げたりしている佳乃の間隙を突いて真紀子が積極的に求めるのが前半。真紀子も同居していることから声も出せずに悶え乱れる交合が描かれる。夫と別れた理由は肉欲の相性にあったと気づかされ、さらに主人公を求めるようになり、ホテルに誘っては佳乃を気にすることなく嬌声をあげ、溺れていく。箍の外れた熟女の貪欲さをストレートに表現していると言える。
真紀子との関係に気づいた佳乃が娘への後ろめたさを越えて主人公を求めるのが後半から終盤にかけて描かれる。妹(真紀子)への嫉妬心を発露とした可愛らしい恥じらいを垣間見せるものの、いざ昂ってしまえばやはり熟女。真紀子に負けぬ貪欲さで主人公を求めていく。最後は枷を解き放った2人が娘にして姪っ子である主人公の妻が出張から戻ってきて以降も関係を続けると高らかに宣言する、ある意味分かりやすい、シンプルなストーリーが進行していく。貪婪な肉欲がさらにエスカレートするのは言うまでもないところである。
ストーリー展開がシンプルな分、佳乃や真紀子のバックボーンをきちんと描き、主人公と関係を結ぶには障壁となる要素を崩していく、主人公によって崩されていく過程を盛り込んだことで面白味のある作品に仕上がっていると思う。
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