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個人で会社をM&Aして経営者になるための本。
・中小企業M&Aを専門に行っている会社でも、M&Aで売れるのは「千三つ」千社のうち買うに値するのは三社という訳だ。
・継業スタートアップでは利益性を重視したいので、引き継ぐ資産は小さいほうが良く、(安いし)大きく育てる戦略。
・小さな会社の多くは計画的に設備投資を行えていないので、設備が今後どのくらい使えるかはチェックしておかねばならない。
・今よりも未来の稼ぐ力を重視。
・面倒臭そうな人間からは逃げる。(一番大事なことで、避けた方が良い会社は、まずそこにいる人を見る。特に現オーナーの人間性。人として嫌なところを感じたり、違和感を抱いたりした場合、どれほど会社に魅力を感じていても、交渉を打ち切った方が良い。
・8割の継業希望者は「論外」。
持ち込まれたM&Aのうち、成約するのは1割に満たない。会社側の借金が多いとか、稼げていないとか…。また、希望者もスペックの高い会社を個人で買おうとするとか、業界の事を何も知らないのにエントリーするとか、経営経験がないのに創業塾で学んでいないとか…。
・はM&Aポータルサイト(バトンズ等)に登録し、M&A候補の会社を探してみる。
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実際には0円で買える会社は借金抱えてたりで、少しでもマシな会社をと思うと大体300万円~。借金部分を外して買うこともできる。数字のマジックに騙されない。損益計算書や賃借対照表を読めるように。行政の補助金を頼ると不自由になるので、自力で稼げるように。
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自らがオーナーとなって、経験と高い意識を持って行えばスモールビジネスを買い取って成立することができるかもしれない。
探索:サイト、自治体の斡旋。
社長との交渉:粘り強く、相手をよく考えて条件を出す。例えば名誉職として残すなど。
不動産などの資産は分社化ができるが、それをしたがる行政書士などは少ない。
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個人で中小企業というか零細企業を売買、または事業承継するためのチェックポイントや心得などを分かりやすく書いてある。
大手企業に勤めている人でも理論的にはできるが実際は少数だろう、率直に書いてある姿勢に好感。
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バブル経済はいつの事?という時代になりました
その頃にイケイケで小さな会社を建ててそこそこ育てても世代交代の時期に入って後継者が見つからず無くなっていく事は当然のことなのにそんな事考えたこともありませんでした
会社が無くなるという事は取り巻く関係者にも大きく影響します
何より従業員、取引先などその会社がなくなったら少なからず影響します
そしてそんな小さな会社は世の中にたくさんあるんですよね
そんな会社の事業を継承して繋いでいくのは社会的にも意義のある事です
ある意味新しく会社を建てるより取引の面においては楽かもしれません
私もお金があれば買いたいなぁという気持ちになりました
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現実的に難しいから中々進まないことなんだろう。いかにも簡単にできる様なタイトルだが…
最後に実際の取り組みに必要な流れなど書いてあるが、人と関わる仕事だけにパターン化はしにくいのでは?
博打なのか改善なのか、やってみないとわからない起業と、ベースを土台に改善していける事業継承では、計画の実現性に雲泥の差があるように感じます。
必要なのは会社をより良いものにしていくための加工、改善力であって、創造力ではない。
副業ではなく複業。
必要な情報に、投資としてお金を出す感覚は大切。お金を先に出すことで相手に本気を示せる。
小さな会社を経営するなら、馬鹿でも使いこなさないとダメ。
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株式投資は長年やってきたので、それなりに投資に対する考えは持っていたつもりでしたが、会社そのものを買うという発想が、サラリーマンの自分には斬新に思えました。
財務的な側面や成長性を見たりするのは株式投資と変わりませんが、経営そのものを自分で行い、事業を通じて対価をもらうのは究極の投資なのかも知れません。
また、相手社長と対峙することも必要になるなど、より生身の人間としての要素も必要になるため、本当に出来る人は少数だろう。
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入口としては十分面白い本になっている。
ベンチャー企業と比べて、ビジネスの土台が一通り揃っているからリスクは少ないのは確かにそう。
一方で、土台のしがらみ、特に従業員を辞めさせられないとか借金の連帯保証になってしまう可能性があるとか。
また、あくまで改善させることによって業績を上向かせるので、ベンチャーのような急速な成長は描きにくい。
この辺りのネガティブな側面を工夫できれば、もっと成功確率も上がるし大きく成長させられるかもしれない。
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当たり前ではあるがそんな上手い話が世の中にあるはずがなく、会社を買ってみましょう、と言うテーマながらほとんどの人間には現実感がない話しが続く。公表されている情報にほとんど可能性がないことも含めて読後も「入門」にすら到達しないと感じた。