- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
回収して改訂版を出すべき本
2019/07/21 11:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は今のところ、令和に改元限定の特別価格で売ってはいるが、おかしな記述で満ちている。成良親王が「太平記」に従って建武5年に毒殺されたのか、それとも「師守記」に従って康永3年に病死したのか、片方を註釈に移すべきなのに両方とも本文にしている。これでは成良親王が毒殺されてから復活して改めて薨去した事にでもなってしまう。明治40年8月29日に「天皇、韓国王公族に『皇族ノ礼ヲ以テ』遇する詔書を発する」とあるから韓国併合は実際より3年早いらしい。大正11年6月27日の東伏見宮の薨去に関する註釈に「昭和六年、久邇宮邦彦王王子邦英王が臣籍降下し、東伏見姓を賜り、東伏見宮家の祭祀を継承。岩倉具定女周子妃は皇籍を離脱」とあるが、実際に周子妃が皇族でなくなるのは昭和22年の11宮家の皇籍離脱の記述を見れば分かる。
相当に書いている事柄に詳しくない人が書いた原稿を編集者が神代から令和元年に至るまでの範囲を校訂出来ないので、そのまま出したのだろう。それなら安くもない値段なのだから、一度回収して、書かれている時代の専門家に監修を担当してもらった改訂版を出すべきだ。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |