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久々にハマった松岡さんの小説。
ハワイも悪くはなかったけど、やっぱり千里眼を想起させる女性ヒロイン物は個人的にものすごく好き。
スピーディーな展開に、ちょっと冷めたように描写されているヒロインが魅力的。
現実離れしている部分も多々あったけど、リアルタイムに世の中のことを反映している物語りは、世の中の見方を少し変えてくれた。
次回作もさっそく読みたい。
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アクションはかっこいいし、新しいトリックを生み出そうという意欲が感じられた
しかし主人公はともかく、その他の人物のモチベーションがかなり脆弱と感じられてしまった
世相批判のような記載もちょっと余分に感じれらる気がしたのが残念
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高校事変(角川文庫)
著作者:松岡圭祐
発行者:KADOKAWA
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
facecollabo home Booklog
https://facecollabo.jimdofree.com/
孤独な女子高生が武装集団に立ち向かう!
アクション小説の主人公として申し分ないものがありました。単純にかっこいいと思える主人公でした。
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現代社会の縮小ここにあり!って感じだね!読んでて面白かったです。アクションシーン多めで読書苦手って方にもお勧めできる!
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この作品。単発かと思ったら、シリーズ化されているんですよね。
まぁ、それはそれとして、総理大臣が視察に行った高校が、武装集団の襲撃を受け、総理大臣が人質になる・・・。
なかなか興味深い設定なんです。
導入部分、途中経過までは良いんですよねぇ。でも、その“黒幕”が明らかになる辺りは、捻りが無くね?って言うか、ちょっと手抜きを感じます。もっと、なんか、奥深い設定が欲しかった気がします。
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総理大臣が訪問している高校を襲撃した武装集団。総理と人質を救出しようとに対抗とする女子高校生。
もうその設定だけで引き込まれる。でも、生半可な知識だけで書かれた質の低い物語ではない。戦闘術、兵器、心理、そしてアクション映画、こういった知識がふんだんに散りばめられていた。殺人を部活に例えた件なんかは最高だった。
父親や半グレ集団との関係など、描かれていないことはまだまだあって、そしてすでに続編も出ているじゃないか!なんて作家だ!
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読み物としてはとても面白かったが現実離れしている場面が多すぎてあまり入り込めなかった
テロリスト達を主人公が制圧していく様はまさに無双状態でスカッと出来るしカッコいい
メディア化しやすそうな感じなので
もし映像化されたら見てみたいかも
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久しぶりに読んだ、松岡圭祐氏の作品だ。戦うヒロイン、氏の代表作の『千里眼』シリーズと同じヒロイン物だが、これは凄い。過去の作品より、圧倒的に殺人が凄い。殺す人数が半端ではない。敵も新ヒロインの優莉結衣も全く躊躇することなく人を殺す。そう生きる為に(?)。まるで戦場だ。いや戦場そのものだと思う。
さてお笑いと言うか、唯一の突っ込みは、全国高等学校選抜大会で、バトミントンで優勝したベトナムからの帰化した一高校生に国民栄誉賞を授与すると言う話が面白いと言うかあり得ない。オリンピックで3連覇したした方でも受賞していないのに……。これは作者のジョーク?それとも無知?
いやこの作品は『千里眼』シリーズ以来の面白さだった。
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孤独な女子高生VS.武装集団! 校舎は日本の縮図と化した!武蔵小杉高校に通う優莉結衣は、平成最大のテロ事件を起こした主犯格の娘。この学校を突然、総理大臣が訪問することに。そこに武装勢力が侵入。結衣は、化学や銃器の知識や機転で武装勢力と対峙していく。(e-honより)
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著者買いで、新しいシリーズ、3冊まとめて購入
高校が舞台と安心していたけど、千里眼シリーズよりも
バッタバッタと人が死んでしまいます。
まとめ買いを当初少々後悔しつつ、でも結局ほぼ一気読みでした。
あり得ないような、でも世相を映しているような
しかし、黒幕の先生や大臣の動機が安っぽい気がしました。
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面白かった!!
これこそアクションエンターテインメント小説!久々にスカッとした小説を読んだな~☆
実を言うと松岡圭祐先生の小説を読むのは初めてです。そうあの有名な『千里眼』シリーズも『万能鑑定士Q』シリーズも読んだことはないのです。
では、なぜ本書から?という質問には、そうですね・・・。ヒロインのキャラ紹介が秀逸だったからでしょうか。
この本書のヒロイン・優莉結衣(ゆうり・ゆい)は公立高校に通う高校2年の女子校生。平凡な女子校生かといえば、とんでもない。彼女は平成最大のテロ事件を起こし既に死刑となった男の娘という超いわく付きのJKなのです。
この父親というのは読者が読めばすぐに分かるのですが、地下鉄サリン事件の首謀者がモチーフとなっていて、過去にはサリン事件だけではなく、数々の反グレ集団を束ね、日本中で国民を震え上がらせるような数々の凶悪事件を起こしたグループの首領という設定になっています。
そんな優莉結衣は幼少の頃から、父親やその周辺の大人達から彼らの特技の数々を教え込まれており、言うなれば天才的暗殺マシーンに育て上げられてしまったのです。
そんな彼女ですが、現在は、施設で穏やかに暮らしています。
頭も良く、語学も堪能、そして銃器の扱いも格闘術も、身の回りの物を使って爆発物を作るのも大得意、そして当然のように超絶美少女(←男性読者的にはここ、一番重要ですねw)。
そんな彼女が通う武蔵小杉高校では、彼女は当然浮いた存在、誰もが腫れ物を触るように、あるいは声高に『凶悪犯罪者の娘』というレッテルを貼られて、日々の高校生活を送っています。
そんな武蔵小杉高校には、あるバトミントンのスタープレーヤーがいます。ベトナムから日本に帰化し、来年の東京オリンピックでは金メダルの有力候補となっている男子高校生。
彼に会うという名目で総理大臣が武蔵小杉高校へ視察に訪れることになったのですが、総理大臣が武蔵小杉高校に視察へ訪れた際、謎の武装勢力がこの高校を占拠しまうのです。
そんな状況で優莉結衣が取った行動は・・・・・・日々『迫害』とも言えるような状況におかれていた彼女にとって、この状況はまさに「水を得た魚」。
彼女の胸がすくような活躍が繰り広げられます。
これ、ホント面白い。
特に今読むからこの小説、面白いんだよね。今の世相のパロディ満載。
舞台はまさに今、この瞬間。来年2020年に東京オリンピックを控えている時期で、総理大臣は誰が見ても安倍首相そのもの、もちろん安倍首相という名前ではありませんが、山口県出身の65歳で、首相を連続3期勤めており、リオ五輪ではマリオの仮装をして、世界中を驚かせたというエピソードもそのままです。
ただ、この本の中ではこの首相は、殊更「バカな総理大臣」とも、もの凄く「マッチョな総理大臣」だとも描かれてはいないので、読者はフラットな感じでは読むことができます。
なんにせよ、ここは優莉結衣の活躍を何も考えないで愉しむのが、読者のスタンスでしょう。
「戦う美少女ヒロイン」と言えば、古くは『風の谷のナウシカ』まで遡る���とができるでしょうか。その後は、セーラームーンやプリキュアなどの魔法少女系ヒロイン、そして『エヴァンゲリオン』の綾波レイやアスカ・ラングレーなどのパイロット系ヒロインに繋がると思いますが、いずれのヒロインも『正義の味方』的立ち位置にいると思います。
いや、戦うヒロインの元祖は『キューティーハニー』だとか『リボンの騎士』だとかというような声も聞こえてきそうですが、ここはそれを論争する場所ではないので「その話は今日はやめておきましょう」(笑)。
話を戻すと、いずれも『正義の味方』的位置に立つ戦うヒロインですが、この優莉結衣はまったくもって『正義の味方』的位置にはいません。まさに生まれながらにして「ダークヒロイン」の名を欲しいままに活躍してくれるのが、この『優莉結衣』というJK。いままでいそうでいなかったヒロイン像です。
まあ、当然ですよね。
いかに極悪人とは言っても、父親は日本政府に処刑され、子供の頃から自分のことを実の親以上にいろいろと世話してくれた幹部連中も一緒に死刑。そんな彼女に「日本政府を恨むな」とか「品行方正に暮らせ」と言ってもそれは酷というものです。
ですので、この日本政府の一大事に優莉結衣に「総理大臣を助けよう、救おう」というモチベーションはまったくありません(笑)。「自分にちょっと優しくしてくれた同級生を助けてあげよっか」というくらいの価値観と「死ぬべき人でない人を殺すのは良くない」というごくごく普通の常識、そして自分の能力を存分に発揮できる喜びという感情だけで武装集団と戦います。
「3歳から楽器の演奏を習っていた子供が成長するたびに大舞台で演奏したくなるのと同じように、自分が3歳の時から習得した技術を披露したくなるのと同じ気持ち」とこの状況を優莉結衣が楽しんでいるのをみて「異常」を通り越してもはや「天晴れ」と言いたくなります(笑)。
そして、この小説内で繰り広げられるアクションの数々と本作品がオマージュした『ダイ・ハード』や『トイ・ソルジャー』といった映画への評論など、ちょっとしたアクション映画ファンなら「にやり」とする場面がちりばめられています。
荒唐無稽なアクション小説と言ってしまえばそれまでですが、本書は一度読み出したら一気読みするのは確実です。
戦う女子高校生が主人公ですので、読む前はエログロ描写が酷いかなと思ったのですが、意外に微グロ微エロ程度の描写で、そういった描写が苦手な人にも安心です(笑)。
僕はもう、本作1作で完全に優莉結衣ファンになってしまいましたよ。
もう既に2作目、3作目が刊行されているので、ぜひ続編も読んでみようと思います。
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もう予想を遥かに越える戦闘シーン(笑)
ある公立高校を舞台に、総理が内密に人気取りのために表敬訪問することに。突然、20数台の清掃車が校庭に乗り込み、武装した集団が、ライフルを掃射しまくり、あっという間に生徒が半数に。平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の娘がその学校に・・・。幼い頃から自然と身に付けてた科学や銃器の知識を使い、襲いかかる武装勢力に立ち向かう。彼等の真の要求は?
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昔住んでいた頃の武蔵小杉の風景が懐かしかった。
ありえない設定だとは思うけど、ちょっと映画で見てみたいかな!
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パラレルワールドかと思える背景。
時の総理は名こそ違い、彼の住まいは渋谷区松濤、子どもはいない、総裁任期3期目!来年にオリンピックを控えている。最近消費税が10%に引き上げられ、出入国管理法も成立したばかり。今現在の日本に酷似。
何ともタイムリーかと思ったら、今年5月に文庫本書下ろしだった。
そんな最新の現実的なコンテンツを散りばめながら、物語は荒唐無稽の側面も。
ヒロインは、17歳の女子高校生。高校に襲い掛かった武装集団に果敢に戦いを挑む。
武器は、工夫加工した校内にある日常道具。
さらに、敵の武器を奪い次々となぎ倒す様は、めっちゃカッコいい!
ノンストップバイオレンスアクション小説の醍醐味を味わえる。
それにしても、殺される敵の何と多いことか!
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大分前に読んでいたが、結構忘れている。
安倍首相を意識した、首相が情けない。
でも、小説より現実の方が情けない。