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ベートーヴェンは一つのモチーフをしゃぶり尽くした作曲家であるという評は吉田秀和氏をはじめとしてよく耳にするが、ベートーヴェンの曲を作曲年代順に読み解く本書はその実例を豊富に、かつ具体的に見せてくれるという点で出色であろう。
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ピアノ好きなので、ピアノソナタばっかり聞いて弾いて、あとはドーンと交響曲!って感じでこれまで過ごしてきましたが、この本は、研究者とピアニスト二人の視点からの解説でピアノソナタはもちろん、ヴァイオリンソナタや三重奏、協奏曲などいろんな曲を知ることができ、もっと幅広く聴き込みたい!と新たな出会いができました。ヴァイオリンソナタ9番、今まで知らなくてもったいなかった、、、
今は検索すればどんな曲も聴けるので音楽の本が楽しいですよねー。ベートーヴェンの展覧会を巡っているように、解説と音に浸れました。
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8月はこちらの一冊で終わりかな。
たまには小説以外の本を。
読書に並んでピアノが趣味です。
特にベートーベンが好きで、月光、熱情、テンペスト…弾いてみたい曲、沢山あります。
ここ数年で始めたため、まだあまり弾けないけれど、今のところ唯一練習したベートーベン曲は悲愴第二楽章。
こちらは、ベートーベンとピアノの関わりを、具体的な曲の数々を引用しながらソナタをメインに解説したややマニアックな一冊。
弱冠7歳で演奏家として活動していた天才的なベートーベン。本当に憧れます。
知らない曲、まだまだ沢山あるので、これから少しずつベートーベンを勉強して知っていきたいな。
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今年は、ベートーヴェン生誕250周年の記念すべき年だ。
本書もそれに合わせて、二冊構成で発行されている。
残念ながら武漢で発生したコロナウィルスのおかげで、それどころではなくなった。
1万人の第九 も、従来通りの開催は無理の様だ。
来年ベートーヴェン生誕251周年に先送りして、
しばし、積読。
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読書会課題本。ベートーヴェン本は世の中に多いが、ピアノソナタ全曲ライブをされたことのあるピアニストをお招きして、ベートーヴェンのピアノ関連曲を集中的に語り尽くすという企画自体が新鮮で面白い。内容も興味深く、いかにベートーヴェンが自身の表現力の限界を挑戦し続けておられたのかが、非常によくわかる内容で、大いに知的刺激を受けた。本書が気に入ってしまって、思わず後編にあたる著作も注文してしまった。