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同じ出来事が人によって違う意味を持って記憶される。
人生とは出来事が作っているのではなく、そこに付随させた意識が作っているんでしょうね。
イヤな記憶を消すのも消さないのも本人の捉え方次第というお話し。
面白かったです。
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第1章 記憶を制する者は人生を制する
第2章 「そのままの自分」でいいわけがない
第3章 記憶は「今の自分」を映し出す
第4章 前向きになるための記憶健康法
第5章 心のエネルギーが湧いてくる記憶
第6章 記憶の貯蓄と記憶の塗り替え
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人生の良し悪しは「事実」ではなくそれをどう意味づけるかで決まる。数百人の相手に、自己物語法の面接を行うことで、記憶の中に保持されている自己物語を、ネガティブなものからポジティブなものに塗り替える手伝いをしてきた。ポジティブな意味を見いだせれば、人生を前向きに生きられるようになる。
イヤな記憶が消えない理由ではなく、それを消す方法について書かれています。過去に浸るのはダメみたいに思ってましたが、記憶を振り返って楽しめるように、記憶を塗り替えておくのも大事なんですね。
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科学的根拠を踏まえつつ、前向きに生きていくためのヒントについて示した一冊。記憶と気分の関係性、過去の出来事をマイナスに解釈して「嫌な記憶」として固定化してしまう問題、「良い記憶」に塗り替えることの大切さ、記憶を整理してプラスに解釈するコツが説かれています。気分一致効果という用語が、ようやく咀嚼できたように思います。厳しくも優しい印象で、機嫌よく生きる方策とその効用が胸にストンと落ちる本でした。