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まぁ読みやすいタイトル、読みやすい構成、読みやすい文体でさすが人気ブロガー、という本でした。人によって膝を打つ章は違うと思いますが、個人的には冒頭。冒頭を読んでこれは!とピンときて購入決定しましたが、通読してもやっぱり一番のピークは最初だったなと思います。
ブログで生計を立てたい人なら必読、書き物に興味がある人ならお好みで。
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書評ライターである著者がブログ、エッセイ、ビジネス書等の引用文を用いて、全四章に分けて魅力のある文章とはどのようなものか、そしてそのテクニックは何かという解説を行っています。本書の前書きにもあるように「文章で的確に伝える」という技術的な考えより、「文章で楽しんでもらう」という"文芸的"な書き方に重きを置いた内容で、小論文やレポートを書く人向けというより、SNSやブログを書く人向けの内容だと思いました。
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9月からブログで情報発信をはじめようかと。
そのために、知識は何となくつけときたいよ、と思って書店で手に取った本。
ブログのための部分だけで抽出しようと思ったけど、読むところ多かったな。
確かにこの表現使われてるな、ってやつ。
こうやってモチベーションあげて、壁にぶつかりながらも作り上げていきたい。
それがキャッシュポイントにする道。
終夏のおやつどき、タリーズのコーヒーと共に!
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タイトルは文章教室だが、文章術についての本というよりは、有名作家の文章を分析して並べたカタログに近い本。本書を読んで文章が上手くなるとか、バズるということはなさそう。
カタログなので内容にメリハリもなく、著者が選んだ文章とその解説がダラダラと並べられているだけなので、途中で飽きてしまうかも。
一方で書評ライターというだけあり、選ばれている文章は
どれも面白いと思う。本書の中に自分好みの文章があれば、その作家の本を読み漁る方が文章の勉強にはなるのでは。
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チャラめのタイトルに反して
中身はガチまじめに受ける文章の構成について
たくさん要素があって、なんでこの順番なんだろう
順不同?という感じに各項目並べ詰められているよう
ばずった、ハマった、というより
じわっとファンが増えるような?正統派の文章ルール
か な。
イラストが、かわいい!パンツでくつろぐ女の子。
p120 永麻理
江戸っ子は恥ずかしい気持ちが強いからこそ域につながるのだとよく言っていた
善い行いをするのも、誰かを喜ばせるのも、「はい、私がこんなことをしてあげますよ」というのは、野暮の骨頂。そっとさりげなくやって、「あ、こんなことをしてくれたんだ」と気づいた人がお礼を言おうと思ったころにはもう立ち去っているくらいが「粋」なのだ
例に出されていた文自体がよかったのでメモメモ (笑
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タイトルから、SNS流行りの昨今どういう文章を書いたらファロワー数を伸ばせるのか…的な内容だと勝手に思い込んで手に取りました
しかーし!確かに文章のテクニックについて述べた本ではありますが、けしてこんな文章を書いたらバズるよ、こうしたら炎上するよなどと言うことではなく真っ当な本です
読点やひらがなの割合とか、文章の長さでリズムを出すとか基本的だけど忘れがちなテクニックを丁寧に教えてくれます
読んで損はない一冊でした
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創作の参考になればと思い手に取りました。作家や著名人のブログやWeb記事から文章を引用し、例題として上げながら様々な文章のテクニックを解説しています。読みながら自分の書く文章の欠点がボロボロと。余白を持たせる、余韻を残すという点がどうにも苦手であれこれ書き詰めてしまうので、その辺りは改善の余地ありかなと思いました。接続詞も多用しがちなので削ってもう少しスマートな文章にしたい。此処に書かれていること全てを実行するのは難しいし、またそうする必要もないかなと思うので幾つかピックアップして取り入れられたらなあと思います。文章は本当に十人十色で、好きな作家さんの文章を解剖して研究するのもなかなか面白そうです。
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本屋でこの本を見つけたとき、「こんな本絶対買わねぇ」と思った。なんでかって、こんな本読んでブクログに感想投稿してツイッター連携したらフォロワーに「こいつこんな本読んでるんだ…」って思われそうでいやだったからだ。この本を買うの、そうとう恥ずかしいと思う、正直。そう思った私がなんでわざわざお金を払ってこの本を読んだかっていうと、著者の肩書きが目に入ったからだ。
「書評ライター」。
うらやましいと思った。本を読んで感想を書くことを仕事にできたらいいなあって素直に思った。うらやましいは、悔しい。なおさら「買わねぇ」と思った。去年までの私だったらそのまま「買わねぇ」を貫いて通り過ぎていただろうけど、今年の私はちょっと違った。年始に今年の目標のひとつとして「うらやましいに正直になる」を掲げていたのだ。だから私は、うらやましくて悔しい気持ちと戦うために1400円+税を払った。しょうもない。
そして私はこの本を買ったあとで『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を購入し、そっちを先に読了してしまったために「バズるための文章術を学ぼうとするなんてアホ」という先入観を持ったうえでこの本を読み始めることになった。失敗した。こっちを先に読んでおけばよかったかもしれない。と思いながら本を開いたところ、プロローグを読んでちょっと気が変わった。
「だから、人気の作家さんをはじめ、アイドルからインフルエンサーの文章にいたるまで、私はおそらく日本中の誰よりも『読んでて楽しい文章の法則』を研究してきました。」(本文から引用)
バズるバズらないは置いといて、著者のこの研究結果が書いてある本ならおもしろそうだと思ったし、実際おもしろかった。著者はものすごく、私なんて足元にも及ばないくらい膨大な量の本を読んでいる人で、そんな著者が研究し尽くした好きな文体を(たぶん、各作家の作品のなかでそれぞれ最も特徴の現れている一節を)引用して解説してくれるのは楽しかった。
「バズる文章」を手っ取り早く書きたい人がこの本を参考にしたら何も書けなくなると思う。テクニックがありすぎて、どれをどう使っていいかわからないし、小手先のことばかり考えてしまって自分の書きたいものを見失いそうだ。ひとつひとつの技術を自分のものにするまでにもそうとう時間がかかるだろう。でも、ひとりの文芸オタクが好きな文体を語り尽くしている本としては、愛も熱も濃さも勢いもあって好きだなと思った。せめてこのタイトルじゃなかったら、もっとすんなり買えていたかもしれない。
【読んだ目的・理由】「書評ライター」の人が書く本を読んでみたかったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.3
【一番好きな表現】
同様に、その文章を読んでいるのも、どこかの「誰かひとり」。
二人で読むことはできません。二人いっぺんに目を通すことがあっても、「読む」という行為自体はひとりでしかできない。たとえその文章が一億人に読まれたとしても、読む人は「ひとり」の状態で読んでいる。
文章とは「自分ひとり」と、「誰かひとり」をつなげる作業です。(本文から引用)
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本屋さんでパケ買いした1冊。
最初は参考になる技術を箇条書きでメモしていたりしたが途中でやめた。
ためにならないからではない。
本として面白いから、小手先の技術を抜き取るのは難しいと感じてしまってやめた。
他の方のレビューでもお見かけしたが、「文章教室」という題名が良くないんじゃないかと思う。
文芸オタクの著者が読んだ膨大な書籍の中から心に残った文章とその理由を余すことなく紹介している「本好きにはたまらない1冊」であるのに、文章スキルを身につけるための本だと思ってこの本を手に取ってしまった方にはさぞかし残念な気持ちになってしまったんではないかと思う。
もちろん、この中の技術を全て身につければ、幅も深みもある文章が書けると思うが、技術というより紹介されているのは作者一人一人の「味」の部分も多分にあり、その作者の人柄にも触れることができる「読み物」として、オタクである著者が熱を持って紹介している様子を想像しながら読んだ方が楽しめる本だと思う。
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楽しみながら、自分が書いた文章を好きになってもらうがテーマ。
例文を載せ、そのポイントはどこにあるのかという解説を具体的に示してくれる。
この本をもとに自分にしか書けない文章を誰かへ届けたい
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本書で一番すごいのは、下着姿の女性のイラストだと思う。シンプルなのにインパクトがあって、うまく説明できないけど、ギャップと説得力を感じるのだ。
他人の書評を追いかける質ではないので、この人のことはまったく知らない。
この手の話は、いつか読んだ広告のコピーライターが書いた本の方が簡潔で面白かったと思う。
本書の地の文は、丁寧語と口語まぜこぜのメチャクチャな文体で親近感を出そうとしているが、それが逆に読みづらい。肉付けの失敗ではないか?
太枠で囲われた著名な文の抜粋と、それを元にしたビフォーアフターの例文、要点まとめの3箇所だけ読むと分かりやすいと思った。
途中までは参考になる話も多かったが、本も後半になるとネタ切れのようで重複した内容になっていた。(違和感を持たせるコツや読者に語りかける等)
203ページ「でしょか」は脱字?
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「あー、おいしかった!」
農家でだいじに育てられた食材を、一流シェフが丹精込めてつくったフルコースを完食した時みたいな気持ちになりました。
フルコースだけでも大満足なのに、一流シェフが作る過程まで惜しげなく披露してくれるんです。
すごくないですか?
なんだか私も料理上手になったような気がしてきました!
流行りのレストランもとい、バズる文章教室。
人々を魅了する文章は、読み手への思いやりの気持ちからできてるんだなって、すごく勉強になりました。
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これは勉強になります。
古今東西の美しい文章を集めて、バズるためのつかみ、文体、組み立て、言葉選び、はどうなっているのかを丁寧に分析している本。
その中から自分らしさを活かせそうなテクニックをパクってくれば、すぐバズる文章が書けるようになる(気がする)。
まさしく僕みたいに文章を書くセンスがない者向けの本。
参考にして、ブクログのレビューも、バズるまではいかなくても、もう少し人様に楽しんでいただけるようになりたいものだ。
2020年の目標。
がんばろっと。
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2020年2冊目。満足度★★★★☆ 約50の作家の文章を題材にして、人を引きつける文章の理由を著者がまとめたもの。真面目に「文章教室」としては読まず、エッセイとして楽しめた。
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読むひとが楽しめる文章を書きたい人におすすめ。
筆者が選んだ、著名人や文豪の文章をわかりやすく
解説してくれています。