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今の世の中、webで色んな記事がただ当然で読めるのだから、他人のために書くのではなく自分が面白いと思える文章を書く。また、言語が貨幣と以下の点で同じであるという視点も面白かった。
1決済手段としての機能
2価値尺度としての機能
3価値貯蔵手段としての機能
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読みたいことを、書けばいいというよりかは、書きたいことをそのまま書いたと感じるような自由な文章が書かれていた。文章の中には、興味を引かせるキーワードやユーモアな比喩表現が含まれていて、田中泰延らしい文章表現なのだなと感じた。最初の「あなたはゴリラですか」という質問もやりたかっただけなんだなぁと感じ、最後のオチも、それをしたかったためにこの本を書いただろと思わずツッコンでしまった。
文章術のノウハウ本というよりは、自分が読者となっても面白い文章を書けているかという点が重要だと言っているので、序章とおわりにを読めば内容は十分だった。
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かなり面白かった、軍靴の音で死ぬほど笑った。確かに、新聞のコラムってだいたい軍靴の音でしめてるよね。
書くものに愛がないと、自分が楽しんでないといかんなと気づかされる作品。事象と心象の交わる所を書くのが随筆。削ぎ落とされた言葉で表現されてるのが、さすがコピーライターだなと。
いい言葉が良い場所に連れて行ってくれるというのは、胸に刻んでおきたい。
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書く前に読む本。
小手先の技術ではなく、書く為に必要な心構えを頂けました。
自分も文章を書くのが好きで、よくコラムを認めますが、
自分の考えをその道のプロの意見でカッチリと固められた感覚です。
文章に大事なのは、
・自分が面白がること
・過不足なく納得できること
・起承転結にすること
最近は筋トレにハマってるので、筋トレで例えると筋肉ではなく腱、身体で例えると四肢でなく体幹を鍛えるのが大事という考えと同じですね。
文章は1日にしてならず。
この本から得られたエッセンスを傍に携え、日々の執筆を認めたいと思います。
※コラムにある「広告について」「就職活動について」も本質をついてて非常に参考になりました☺️
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小学生時分より本嫌いの作文嫌いだった自分が、ここ数年ふと「もしかすると自分は書くこと・読むことを、ちょっと面白がっているかもしれない」と思うようになった。
もう少し正確にいうなら「書くこと・読むことを通じて起こる自分自身の反応」を、意外性も含めて面白いと感じているのだが、本書はそんな自分の思いを後押ししてくれるように感じた。
書くことも読むことも、「自分自身が面白がっているか」というシンプルな問いを持ち、キープし続ければ面白いに決まっているのだ。
本のタイトルに全てが出てます。
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字が大きくて読みやすい。
そして面白い。文章術のビジネススキル本というよりは、本当に「読みたいことを、書けばいい」という内容の本。
読んでいて、何回か吹き出してしまうほど、いちいち面白かった。
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2019/07/丸善
●物書きは調べるが99%
書くという行為で最も重要なのは、ファクトである
一次資料に当たる
図書館で調べる→ネットではなく
巨人の肩に乗る
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元電通のコピーライターで、現在、青年失業家の田中泰延さんの本。
とんちのような、騙されたかのように読み進み、文章術ではない風を装っていて、かなり本質をついた文章術の本になっている。とても、こんな文章は書けないけれど、自分の文章に対する態度を見直すきっかけになる。
彼の取り扱っている文章は、基本的に随筆である。随筆は見知ったこと(事象)を考えて(心象)書く。
彼の文章術の要点をまとめれば、「事象に出会ったとき そのことについてしっかり調べて、 愛と敬意の心象を抱けたならば、 過程も含め、自分に向けて書けばいい。」と言うことになるけれど、実際に、この本を読まないと、この要点にはたどり着けない。
読んでみて下さい。
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アウトプットの重要性を考え始めた。
そこで、アウトプットの重要な位置をなす「書く」について書かれた本書を手にとった。
24年間電通でコピーライターを勤めた著者による書。
表紙からコピーライターが関わった幹事を受ける。
15秒テレビCMでも、伝えたい内容は1つだけ。
静止媒体であれば、1秒で伝えなければならない。
本書では、「読みたいことを、書けばいい。」と最初から最後まで通して書かれている。
最後には、まとめとして、大切な内容を4行にまとめている。
事象に出会ったとき、
そのことについてしっかり調べて、
愛と敬意の心象を抱けだけたならば、
過程も含め、自分に向いて書けばいい。
他人の評価を気にせずに、自分が面白いと思ったことを書くべきと述べる。
ありのまま、熱狂できることに打ち込んで、
楽しいことをアウトプットしていく。
様々な本で共通して述べられていることがここでも書かれていると感じた。
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まず最初にシンプルな装丁とズバリなタイトルに目をひかれた。
文章術の本かあ、という程度の感覚で読み始めたのだが・・・無茶苦茶面白いじゃん!
ちょっとふざけた感じの文章が思いっきり自分のツボにはまって、久しぶりに読みながら声を出して笑ってしまった。
文章の面白さは土屋賢二以来の衝撃度があります。
文章術としてノウハウも参考になりましたがそれ以上に文章スタイルに惚れました。
超面白かったです。
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―6000冊+24年×失業=この本― はかせ 2019年
うまい文章が書きたいという欲のために読む本ではない。ビジネス書のつもりで読んでもこの本はビジネス書の皮を辛うじて被ったビジネス書ではない本なので、ビジネスに役立つノウハウはどのページにも載っていない。それでもわざわざこのチャンネルに投下してしまうのは、この本が三回繰り返し読んでも面白かったからだ。おいしい空気をキメようと本屋に立ち寄って、平積みエリアの真ん中にこんなタイトルを貼っ付けて鎮座していたものだからどうしても気になって連れ帰ったら当たりだった。本屋は買い物をしに行くところではなく、キメるものだから仕方がなかった。
読み始めて早々に、
あなたはゴリラですか?
と問われる。ゴリラではなかったのでそのまま読み進める。
なんて字が大きくて少ないんだろう!通勤電車一往復分!ただ本文が短いのではなく、著者が書きたくて書いたらこうなった、結果的にそれが本になって何故かわからないけど読後に「私にも文章が書けるかもしれない」と気持ち良い勘違いができてしまうというよい構成になっている。
この本を読んで何の役に立つのかという点を挙げると、
・オリジナリティのある文章を書くための5W1Hが得られるかもしれない
この一点に尽きる。かもしれない程度にとどめておきたいのは、この本が冒頭でもお伝えした通り「何かのノウハウを身につけるためのビジネス書や参考書ではない」から。
文体の好き嫌いがはっきりと分かれそうではあるが、たぶん騙されたと思って90分捧げる価値はあると感じた。
合間に本文より役に立つように作られたコラムのような付録がいくつか挿入されており、本文より役に立つなあと思いながらスマホを手に取る。著者のこれまで書いてきた記事や映画レビューにアクセスできるようにQRコードが並んでいるので、わざわざ「この人の文章をもっと読んでみたい!検索してみよう」の手間をそこで消すことができる。
紙と画面を行ったり来たりしながら読み進めるもよし、本文を読み切ってから好きなだけネットストーキングするもよし。
ネットストーキングの起点になるURLは一先ずここに貼っておく。
学生時代に6000冊の本を読み、電通に24年勤め、青年失業家を名乗るようになった田中泰延氏のツイッターとWikipediaです。
https://twitter.com/hironobutnk?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B3%B0%E5%BB%B6
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すげー本だ。
こんな本を書きたい。
つまり、自分が読みたい本を書く。
だから調べて、感じたことをまとめて、
自分に対して伝えていく。
だから、本を書く。
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クスッと笑えて、読みやすい本!
ただ、ライターを目指す人向けかも。
ブロッコリーの女の話は印象的だった。
自分の内面を語る人はつまらないと分かり、
気をつけようと思った。
あと伝えたたいものが、沢山あっても
人に伝える時には1つに絞るのが、効果的だと分かった。
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読み手を想定して書くのではなく、自分のために書いた結果として読み手のためにもなるという考え方を学んだ。
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「ポケットに文学を」というキャッチコピーがその昔あったけど,いまや時代は「ポケットに田中泰延を」である.
読んで愉快.
面白くて実用的カモしれない内容であると同時に,いまこの時代においてひとさまの目に晒す文章を書くとはどういうことか,という根源的な問いが通奏低音としてながれており味わい深い.