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池井戸作品なので期待値高く読み始めたが、全く裏切られる事はなかった。展開がドラマチックで要所要所に泣かせるセリフあり、さすがだなと思わせるストーリー展開。最初からドラマ化を意識している作品なんだなと納得。
主人公の君嶋は下町ロケットの佃社長や陸王の宮沢社長の様に、悩みながらもなんとか進んで行くキャラなのかと最初は思ったが、とんでもない、半沢直樹にも劣らない芯の強さと逆境に負けない粘り強さを持った逞ましい主人公だった。
ラグビーを知らなくても楽しめるが、ちょっとネットで基礎知識を勉強してから読むと楽しさは倍増するだろう。
今頃、本作で痛烈に批判されている日本ラグビー協会で本作が苦々しく語られてるかと思うとちょっと痛快だ。
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7月からのドラマ化を前に、一気読みしました。
やっぱり池井戸作品にハズレなし。
読み始めたら止まらない中毒性はやはりあります。
今年はラグビーのW杯の日本開催もあるだけに、ドラマもかなり話題となりそうです。
ラグビー界や日本のアマチュアスポーツ界にも警鐘を鳴らす
辛口の部分もあり、さすがだな、と感じさせる内容です。
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一気読みでした。
企業スポーツですね〜
陸王といい、
ルーズヴェルトゲームといい
その方向は銀行ミステリーや不祥事のみならず、
男が熱くなる
大事なことは何か。と言った
企業倫理に捕われず、組織に屈しない男のストーリーを作るのがホント上手い。
ただ、ラグビーを分からんかったから
戦術的なことや、試合の流れについては、
ちょっとイメージしづらいかなとも。
様々な方向から茶々入れや、
お前が敵かよ!っていう
まさかは、いやはやさすがです。
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経営戦略室から工場長に左遷され、さらに会社のラグビー部のゼネラルマネージャーを任されることになった君嶋。弱く、会社でも国内でも人気を出せないラグビーを立て直すことはできるのか? 相変わらずの池井戸節が効いた社会人スポ根。
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いつもの池井戸作品よりも盛り上がりが今ひとつかな。
いつもは悪人がこれでもかと言うくらいに行く手を阻むのに、今作品は少しアッサリ。
ラグビーワールドカップに合わせたドラマに間に合わせるために書き下ろしたと思うけど、いつもの勧善懲悪のスッキリ感が弱かった。
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トキワ自動車で経営戦略に携わっていた君嶋は、常務が進めていた買収に意を唱えると、左遷されラグビー部のゼネラルマネージャーとなった。ラグビーのことは知らないが経営のプロから見ると、毎年16億円も費用がかかるのに、収入はゼロ。観客も一試合三千人ほどしか入らない。君嶋は、ラグビー部を変えるべく尽力する。ラグビー業界を良いものに変えていく気のない蹴球協会(日本ラグビー協会のこと?)との闘い、社内でラグビー部を廃止しようとする者との闘い。君嶋は勝者となるのか・・・
流石の池井戸品質。パターンとしては「ルーズベルトゲーム」などの、スポーツ+企業+善人+悪人と同様なのだけれど、結局目頭が熱くなってしまったりして、術中にはまる。同工異曲とはこのことか。
ラグビーのルールを丁寧に教えてくれるわけではなく、最低限の説明しかないので、モールとかラックとかラインインなど映像にならないと分かりにくいかも知れない。
7/7(日曜)からドラマの放送が始まるそう。主演の大泉洋は、原作のやや論理的思考の強いキャラとは少し違うような気がする。アナリスト役は舞台女優の笹本玲奈だそうで、最近あまりテレビでは見かけなかったので、ちと楽しみ。君嶋の妻役が松たか子だそうだけれど、原作には出てこない。
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池井戸潤の新作は『ルーズヴェルト・ゲーム』と同じく社会人スポーツを扱った一冊。お家芸ともいえる社内政治と不正の要素は本作では控えめ。逆にシンプルな勧善懲悪で進まないのが面白い。真の敵は誰なのか?あと日本蹴球協会が凄まじい無能集団として描かれてるけどドラマではどうなるんだろうw
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ラグビーをテーマにした企業スポーツ小説。
TVドラマが始まる前に読みました。
タイトルからも「ルーズヴェルト・ゲーム」と比較されるようですが、残念ながらそちらはTVも小説も見ておりません。
ラグビーを蹴球と呼ぶのは著者と同じ大学出身の自分としては違和感はありませんでした。
いつものパターンではあるものの、最後まで面白く読ませきる手腕は名人芸ですね。
ラグビー協会をかなり辛辣に糾弾しているので、TVでそこまでやれるか見ものです。
これで予習はばっちりです。
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トキワ自動車 経営戦略室次長の君嶋隼人は、滝川常務が進める大型企業買収に反対し、横浜工場総務部長へ左遷される。慣例で総務部長がトキワ自動車のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することとなっていた。ラグビーなど全く関心のなかった君嶋だが、チームの維持のため毎年16億円も投入されている現実に経営の観点から問題を意識し始める。低迷し続けるアストロズを立て直すためゼネラルマネージャーとしてあらゆる難敵に立ち向かう。企業チームとしての存在意義を求め続け、ラグビーを愛する者たちの未来を繋ぐために君嶋は戦う。
池井戸作品らしく、即座に引き込まれ期待を裏切らない展開に胸が躍り、感動が駆け抜けます。
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いや企業スポーツとして自分が勤めている会社もラグビー部があるので親近感たっぷりで僕にとっては★5つです!!
読んでから見るか、見てから読むかというところで本日からTVが放映されるわけだけども、昨日ひょんなタイミングで書店に行くタイミングあり購読・イッキ読み!
ラグビー界も池井戸さんの力を使って、世の中に広めていこうとしているのか、池井戸さんご自身が動かれたのかはわかりませんが、ワールドカップイヤーのこのタイミングでみなさんにラグビーにもっと身近になってもらいたい、ぜひ読んでほしい本です。
信頼と実績のオオハシ書庫へ、また新たなメンバーが加わりました。 早い者勝ちでお貸出しできますよ!!
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スポーツの話というよりは、経営の話だ。ラグビーの精神のすばらしさが伝わってきて、ワールドカップをきっかけにラグビーを好きになった私にとっては、もっとラグビー界を応援したくなるような本だった。企業スポーツってこうやって支えられているんだという厳しい一面と、スポーツを単に愛する、人生をかけるという美しさが、マイナーと言っては申し訳ないけど、ラグビーだからこそ伝わる気がした。ドラマを見る前に読もうと思って予約していたものがやっと届いた。ドラマも見なかったので熱は冷めていたが、今度総集編を放映するというので読み始めるとなかなか面白い。池井戸作品によく出てくる出世争いはやはり、醜くも、他人から見たら面白く感じてしまう。
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スポ根ものかとおもったが、さすがは企業小説のプロ、見事に経営とミックスしたストーリーになった。敵が味方に、味方が敵に。が物語に深みを持たせ感情移入させる。会社内外の物語をミックスするという新技法に脱帽。
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ラクビーワールドカップを控え 良いタイミングですね。
ドラマと 並行して 読んでいくと 楽しいです。
このキャラクターは 誰が 演じるのかな。とか。
本当の敵は 誰なのか。
池井戸作品 最後は スッキリしますね。
企業スポーツものは やはり 大好きです。
ルーズベルトゲーム 陸王しかり。
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非常に爽快感があり、また読み応えのあった作品だった。
ラグビーは全く知らなかったので読む前は少し抵抗があったが、池井戸さんらしく経営面からの話が多かったので読みやすく、またいい意味でラグビーのよさを知れた。
ワールドカップに合わせて執筆されたと思われるが、良い意味での宣伝となるでしょう。
まだドラマ版は1話しかみてないが、個人的には本の方が最初からワクワクして読破できた。
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ドラマ化されたので急いで読んだ。ラグビーを通して社会人スポーツの経営や意義を考える話。
投資と思えば、社会人スポーツはいいかも知れないけど世知がない。
世の中の厳しさを見た気がする。