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タイトルに何となく惹かれて購入(惹かれるようなタイトルか?)。
クーデターという政治手法のノウハウを歴史とともに論じているが、読み物として純粋に面白い。内容の性格上、歴史的に『禁書』とされることが多かったというのも、なかなかユニークな存在であろう。また、同時代人としてのヒトラー評(ムッソリーニ評も)はなかなか興味深い。
因みに本書を刊行したせいで、著者はかなり散々な目に遭っている。まぁ、焚書坑儒の対象になる本の著者がどういう目に遭うか……という歴史を考えてみると、『この本が嫌いだ、憎い』と公言したくもなるだろう。読んでる方はお気楽なものだが……。
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いかに国家権力を奪取し、いかにそれを防御するかについて歴史的分析を行うとともに、引き起こす人間の人物論や心理状態の描写も豊富に含んだ古典的名著。
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こうも続けざまに権力掌握の話を読んでいると、カンタンに体制を変えられるようなそんな気がしてしまう。
こうして僕は毎日が革命前夜のような気がして、いつでも情勢を見誤ってしまう。
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読みづらい訳。トロツキーが、政府機関でなく、国民生活に必須の主要な機関を、組織された精鋭で攻撃した事実に感心した。
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クーデターは普遍的な手順を経つつ、独裁者が法の枠内であろうとする内容は興味深い。法の支配とは大衆に対する重要な構成なのであろう。