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クーデターの技術 みんなのレビュー
- クルツィオ・マラパルテ (著), 手塚和彰 (訳), 鈴木純 (訳)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:中央公論新社
- 発売日:2019/06/20
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紙の本
発表当時、ヒトラーを攻撃する書として物議をかもし、著者が逮捕、流刑されるといったことも起こった問題作です!
2020/07/30 10:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、イタリア人作家のクルツィオ・マラパルテ氏の作品です。19世紀から20世紀にかけての欧州の事例を、ルポルタージュの手法も用いながら解析した同書は、原著刊行から100年近く経つ現時点においても、様々な研究がなされており、また、現実政治の動きを見るなかでつねに参照される名著です。発表当時はヒトラーを攻撃する書として、物議を醸しだし、著者は逮捕、流刑となった問題作でもあります。同書では、如何に国家権力を奪取し、またいかにそれを防御するかについて歴史的分析を行うとともに、それを引き起こす人間の人物論や心理状態の描写も豊富に含んだ、まさに古典中の古典と言えます。同書の内容構成は、「第1章 ボリシェヴィキ・クーデターとトロツキーの戦術」、「第2章 失敗せるクーデターの歴史―トロツキーとスターリンの対立」、「第3章 1920年ポーランドの体験」、「第4章 カップ・三月対マルクス」、「第5章 ボナパルト初めての現代的クーデター」、「第6章 プリモ・デ・リヴェラとピウスツキ―宮廷人と社会主義将軍」、「第7章 ムッソリーニとファシスト・クーデター」、「第8章 女性・ヒトラー」となっています。
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