紙の本
そつの無い敵
2019/06/14 18:33
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
粗だらけだった司馬叔妃に代わって登場した妃嬪は小玉にとってなかなかの強敵です。
そつなく、したたか。ある意味とてもわかりやすい女性でもあるけど。
嵐の真っ只中にいる「実は生きているあの子」の周辺がある女性の登場できな臭くなっているけど、今のあの子には大事なものがある。だから生半可なことでは折れないと信じたいところ。
作者は後書きで「小玉は完璧なの人間ではない」と書いてますが、それは読者として望むところです。
完璧な人間なんて見ていてそう面白いものじゃありませんから!
投稿元:
レビューを見る
舞台に立つ人物が増えてきた分、読み辛い感じが……。
戦場が舞台になることが多かった第1部に比べて、後宮感は増してますが。
続きが早く読みたい。
投稿元:
レビューを見る
主人公の性格は嫌いではないけれど時々詰めが甘く人を不幸にしてしまう。
彼女を慕う人をなんかこう不幸に陥れてしまうところがあるので嫌いな人は嫌いだろうし、相容れない立場の人田が出て来ても「それはそうだろう」と納得できる世界。
ラノベのシリーズだけど割とシビアなところもある話なのでこの先表紙の彼女が強かにひそかに権力を得て後宮をと仕切ったりして?
そうならないように主人公は少し賢く物理だけでなく強くなって欲しいなと思う。
年相応の女性的な成長をして欲しいかも。
投稿元:
レビューを見る
年齢的にも、状況的にも色々と追い詰められていく小玉。
どうして文林は、あんなに悉く小玉への対応を間違えるのか。
ある意味、一番理解しているはずなのに。
だからこそ対応を間違えるのか。
深夜の妙なテンションで読了した為、もやもやとしてしまった。
これからどんどん、小玉は辛くなって行くのだろうな、と思う。今までのある意味で最強な状態はもう無くなってしまった。
これが歳を重ねると言う事でもある。
あー続きが気になる…
投稿元:
レビューを見る
今までは苦しいながらも小玉のカッコ良さが際立っていたけど、ここにきて爪の甘さが露呈して、より人間らしさが強くなってきた。
しばらく苦しい立場が続くと思うと、辛いけど早く読みたい。
仙娥の言葉に間違ったところが全然なくて、でも小玉の心を考えたら苦しくて。
後宮では個人の心は大事に出来ないのだろうけど。。
文林しっかりしてーー!
投稿元:
レビューを見る
いやー、もうわかってはいたけども、文林の情けなさに呆れます。
小玉の詰めが甘いのは知っているはずなのに、フォローなしかい、と。
梅花に変わる人材がいないことが、ここにきて痛烈に響いてきます。
小玉が倒れる方が早いか、それとも黒幕の方か。
後宮自体が大きく変わっていくこの巻から先は、多分辛いことばかりなのかもしれないと思うと少々憂鬱ではあります。
投稿元:
レビューを見る
なんかどんどんしてやられてしまっているよつらいよ小玉
生きる目的が見えないからかなあ
なんとかキラキラした小玉がまた見たいよ
投稿元:
レビューを見る
軍人皇帝の第十弾。
小気味良い突込みは楽しいし、
おむつを皆で縫ったりしていたのに、
次第に剣呑な雰囲気に。
やっかいな妃が後宮に入り、
小玉や周りの女官たちが体調を崩す。
心が離れてしまった皇帝との仲はどうなる。
投稿元:
レビューを見る
悪女顔のラスボス(?)が登場。
後宮において異端とも言える小玉と
後宮がその存在どおりに機能するよう考え、結果小玉と敵対関係となる一見「正しい」茹仙娥。
国内だけでなく、隣国の動向も挟まれるので
私の脳みそが処理落ちしています。
投稿元:
レビューを見る
面白かったが、なんか辛気臭い。小玉のええところがない。政治的な理由で入った新しい後続形妃嬪が胡散臭い。悪女顔でやっぱり悪女やん、て感じがねぇ。善良そうで悪女もええが、正統派悪女ヴィランはやっぱり悪女顔でないと。ともかく、うさんくさいのが出てきすぎて、めんどくさくなってきた。最後の最後で文林爆弾投下。後宮物語らしいといえばらしいが、そういうのを読みたいんではない(超私的感想)。薄妃の書く小玉無双が読みたい。