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東京一局集中で地方が過疎になる中、どの様にして、日本を活性化していけば良いのかがわかった。王国を築いて少しでも、安寧が訪れることを祈りたい。
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2015年から2045年の30年間に、人口がどう変化するかを予測したもの。
どこから、どこへ、どの年代の人々が移動していくか。
本書を読んでいた時、東京に滞在しており、折しも「東京一極集中」のニュースを聞く。観光客や通勤客でひっきりなしに東京駅の往来をみて実感。
なるほど、確かに東京一極集中というは頷ける。しかし、その一極集中も、ごく一部の区に限られ、そして、急激に老いるという問題も抱える。
東京への人口流入があるということは、それ以外の地域からの人口転出・人口減があるということだ。
その東京への人口を供給している地方都市も、別のところからの人口供給を受けており、その地域の人口が減り…、という具合だ。
2020年以降、この国の行政サービス、安定したインフラ、衣食住はどうなるのか、というある種の不安を改めて感じる。
自分の住んでいる場所、地域、働いている場所の状況を見ても、20年後先、どのようになっているのか。
たとえ、外国人労働者の増加、技術の発達があるのせよ、急激な人口減に追いつけないと思う。
筆者が提言する「戦略的に縮む」のは、賛同できる部分もあるが、一部やはり東京目線の考え方が窺え、納得できない部分もあった。
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現在の人口減少と人の移動、そこから2045年までの予測と対応策を示している。
現状と近い未来の動きとしては、まず地方の中核都市に人口が吸い寄せられ、そこからさらに東京に吸い寄せられるが、そのうち供給元である地方の人口が急減するため、日本全体の人口としても減少していくという流れ。
大都市内でも人口の偏りが出る。
対応策はちょっと安易かなと思うが、都道府県が基礎自治体の役割を担う、それぞれの都市が面的に存在せず都市国家のようになりドット型国家を形成する等はなかなかこれまでにない面白い発想だと思った。
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今の貧困ばかり今の少子化ばかり取り上げられるけど未来にとんでもないことになるという事実を忘れてないか
知るべき内容
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平成の大合併は、田舎都市の面積が大きくなっただけで、端々までのメンテナンス不全を起こして日本の人口減少の一因になったのではないか。
都道府県は、藩の区分けにまで戻せば地域社会コミュニティが復活できるのではないか。
と、個人的には思っている。
人口減少である。
30年後には、高齢者すらも減るのである。
そんな人口スッカスカになる日本は、果たして現状の暮らしを保っていけるのだろうか(無理だろ)。
筆者が提案するのは、ドット型国家。
一か所に集中的に街づくりをしていこうと提案する。
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田舎にいるので共感できるところは多い。
これから何が起こるか、のところはざーっと読み飛ばした。
関係ないところはふーん、でいいのかなと思う。
筆者の思う、これからの「王国」としての地域、ないし地方のありようが書かれた最終章は、イメージが鮮明で、輝かしい(とはいえ筆者のいうように「成長」は容易ではない)地域のあり方があるような気がした。
今後、身の回りがどうなるのか、自分も担い手の一員としてしっかり見て行きたい。
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★人口減少といっても地域差がある。ポートランドみたいなコンパクトな街を目指せば豊かさは維持できるのでは。一方で高齢化は社会を変えるだろう。
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ドット型王国を作ることが、人口減少時代の生き残り策。
具体例
イタリア、ソロメオ村 人間主義的な経営
丸亀町商店街 住むことのできる商店街
ITの徳島県神山町 アーティスト、山登り愛好家、サーファーなど、ファンを獲得する
縮みながら成長する。
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6/19発売47都道府県はもはや維持できない
注目の話題作。2045年、都道府県の人口差は30倍超に。
人口減少はどの地域を襲うのか!?
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未来の日本の人口の推移が羅列してある。東京の一部の地域等を除いて減りは著しい。予想では奈良とかすごいね。一応リニア誘致の予定があるんだけど、こちらも鑑みた結果なんだろうか。
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大阪市や名古屋市、仙台市などの政令指定都市は近隣から人を集めているが、同時に東京圏へ人材を供給しているそうだ。そうじゃないかと何となく分かっていたことを、著者が各種統計データを読み解いてデータで示す。子供を産む年齢の女性が地方から首都圏に移動していたり、東京では高齢者がさらに住みにくくなるなどだ。
著者の主観ではなく、データが語る冷酷な現実と近い将来に戦慄する。以前から著者が提言している戦略的に縮むというのが最善の策だと思う。これからの人口減少(急激な)に対応するために、都心も地方も考え方を改めなければならない。
自分が住んでいる自治体や出身地において悲観的な未来が提示されている。もちろん、政治や民間の努力によって、座して滅ぶことはないだろう。ただし、著者の主張は、これまでの地方や東京というものを根底から変えることを要求する。かなり難しいことだが、やらなければ未来の子供たちを不幸にする。
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・戦略的に縮む。拠点型、ドット型国家への移行。
・東京圏を、全く違う歩みをたどる「外国」と位置付ける。
・東京では、埼玉県に対してだけ、転出超過となっている。
・行政は、公共サービスをどこのエリアまで届けるべきかという「線引き論」が大きな政治課題となる。
・人口が減っても暮らせるよう、住民が互いに助け合う「拠点」を一つでも残していく方策を考えていくしかない。
・「王国」としての拠点構想は、人を中心に据えた出会いの場を用意し「賑わい」をつくっていく。
・小規模ながら、世界が注目する特徴だった「豊かさの集積地」を築き上げる。
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47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか? 累計76万部超の『未来の年表』シリーズ著者最新作!(Amazon紹介より)
今後確実に起こる社会問題「少子高齢化」と「地方の過疎化」について、これからどのように進行するのか、そしてそれに対し国や自治体はどのように対処していくべきなのかを論じた本です。
この問題の恐ろしいところは、徐々に徐々に進行するため、我々現役世代も含め、社会が衰退に向かっていることをイマイチ認識できていない点だと思います。近所の娯楽施設が閉店したり、コンビニが撤退したり…些細な街の変化に対し、もっと敏感になることがまず必要と感じました。
もはやバラ色の答えはなく、誰かが痛い目をみてでも大胆に物事を動かさないといけない、そんな難しい問題だと思いますが、この点について是非議論してほしいと思います。
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2042年までは若者が減るが高齢者は増える。
それ以降は、両方減る。
住民の綱引きに勝者はいない。
今後ますます生産過剰、サービス過剰になる。
東京は親を呼び寄せるので、高齢者人口も増加する。
三大都市圏で関西が一番減少が早い。
外国人が多いのは東京、名古屋、北海道。
地方都市はところてん式。周囲から人を集めて、東京に出ていく。札幌、仙台、福岡など。
福岡は発展中。若者、女性が多い。
中心市街地への人口集中が起こる。県庁所在地など。
川崎、福岡Mさいたま市は人口が増える。
北九州、静岡、堺市、仙台市、新潟、などは減り方が大きい。
大阪は逆ドーナッツ現象=中心部に集まる。
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これから、日本の人口が減ることはわかっているけれど、「どのように減るのか、正しくわかっているわけではない」ということで、手に取ってみました。
ちなみに、自分が今住んでいる市町村は、比較的、若い人が多く、現時点では人口が増えていますが、2045年には、今と比べると、かなり人が減るようです。
また、自分が生まれ育った市町村は、自分が生まれた頃が人口のピークで、8万人ちょっといたんですが、その後はどんどん人口が減少していて、今は6万人ほど。
しかも2045年には、ここから4割ほど減るようなので、ピーク時の半分以下になります。
通っていた小学校の児童数は、在学時、6学年で1000人を超えていましたが、今は、各学年1クラスずつ。
そういった様子を、もう少し大局的に知りたい、と思っていたのですが、この本は、その目的に合致した本でした。
自分が寿命を迎える頃、果たして日本は、どのような人口構成、人口分布をしているのでしょうか。
かなり気になりますが、この本には、残念ながら、そこまでの未来は描かれていないようでした。