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年収90万円で過ごす作者の生活。良本。
親しみやすい書き方で、非常に読みやすい。
少ない収入だが、自分にとって何が重要で何を大切にしているかをよく理解しているので幸せな暮らしができている。他人や社会と比べたり、合わせたりするのではなく、自分と向き合って考える価値を示している。
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中田あっちゃんのYouTube大学でこの本の紹介があり、興味を持って読んでみた。
まず、題名「年収90万円でハッピーライフ」に度肝を抜かれるのだが、小原さんのライフスタイルを読んでいると、お金が足りなくて辛いとかしみったれた生活をしているとか微塵も感じない。それどころか、自分軸をしっかりともっているので、豊かで自分らしい満ち足りた生活がそこにはある。自分が何に幸せを感じるのか、どういうことが好きなのか、何が嫌なのか、何をしたいのか…自分自身に正直でいることや、人と比較して考えないことを徹底しているので、こんなハッピーライフが送れるのだなぁ。
台湾でのハッピーライフも引き続き読んでみたい。
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今の社会で、会社やメディアで目指すべきと言われているもの、ネットやSNSなどで憧れているもの、自分自身が「そうでありたいと思っているもの」、だけど実は少ししんどい、、ううん、実はとってもしんどい。そう思っているものに対して「それって誰の意見?嫌という気持ちが正しいかもよ」と語りかける一冊。
この本も著者の主義主張であるからして、「そんな考えがあるんだ」「それでもいいんだ」と思うことは、世間の目指すべきところを正しいものとしている、他人基準な思考とそんなに変わらないよなと思いつつ、わたしが日々を生きるために「普通にならなくちゃ」と押し殺してきた、飼い慣らそうとしてきた部分を、この人は反対に掬い上げて磨き上げてきた人なんだなと感じた。
だから、著者の言っていることが正しいとかわたしもそうすべきかなとかじゃなくて、「ああ、言われちゃったな」って感じ。目を背けてた恥ずかしさ5%、頑張った自分にエール30%、こんだけ言葉にされちゃもう目を逸らせないな30%、言葉にしてくれてありがとう35%
この本は、暮らし方や節約術ではなく、わたしにとっては自分との対話の仕方を綴った哲学エッセイ。だから「真似しよう!」と行動が変わるより先に、自分の気持ちを感じ取る感性、世界を見るフィルター、視点の方が先にスイッチした感覚がある。視点が変わると思考が変わり、思考が変わると言葉が変わり、言葉が変わると行動が変わる。そんな気がする。「先に行動を変えるのが早い!」という意見もあるけれど、そのときの自分に合わないなと思うなら、ひとの順番に合わせる必要もない。と、この本を読んだ後はすとんと認めてあげられた(前までは、いいと言われていることを遂行しなくては!と思っていた)。
視点が変わったわたしの行動が、結果的にどう変わっていくかが楽しみです。
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お金と時間について考えさせられました。
何をしている時が自分にとって楽しいのか見つめなおす必要があるなと思いました。
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自分がいかに周りの目を気にして普段生きているか、考えさせられた。周りと比べなければ流行の服や食べ物も必要ないし、本当はもっと自分らしく生きられるんだと思った。本当に必要な物だけで、丁寧に、心の余裕を持って暮らしていけたらいいな。
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「年収90万円」に目がいってしまいますが、そこがポイントではありません。
毎日自分はどうやって過ごしたいのか、
そこから衣食住などの具体的な生活を考え、
実行しているのか、
がこの本では書かれています。
まずは自分について考え、自分に合った選択をされています。
筆者はどうやっていくかは、
頭で考えるだけではなく、
必ずやってみて、自分に合っているかどうかを確かめているようです。
内向的のようですが、外向的なんだと思います。
かなり考え抜かれた生活だと思います。
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図書館で何ヶ月も待って借りた割にイマイチ予想と違った。
この主人公は節約してるわけではなく、とにかく働くのが嫌いな人だった。
ほぼ、価値観が違ったので、こーゆー人も居るんだなぁ…って感想しかない。
働かない日は読書に明け暮れる。それだけじゃわたしは楽しめない。
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人と比べるなって簡単に言うけど、難しい。この本は著者の生き方や考え方が書かれているから、このやり方を少し取り入れれば人と比べる生活から抜け出せるのかもと思った。言葉の使い方もゆるーくて、非常に読みやすい。人間関係に疲れたらまた読みたい。あと、レシピにあった、スコーンは作ろうと思う。
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フツーって、何?
進学とか就職ってしないと生きていけないんでしょうか
…好きなことは死ぬまで見つからなくていい。嫌いなことで死なない。
将来やりたいことマジないんですけど
…やりたくないことは案外まよわない
友達って必要?
…自分自身が1番の友達というのもあり
意味不明なルール
…マフラー禁止の校則。自主性について考えよう
親のことを鬱陶しいと思ってしまう
…親は子を心配し、子は親をうっとおしく思うのは、生存本能では? 「あの時の自分の味方、が親であれば嬉しい。無理なら自分自身が味方であれ。」
家族は1番近くにいる他人
…家族をやるって数十年単位。
部屋の選び方
…アットホームは家賃の上限を二万円に設定できる。
余裕がないと困ってる人を無視しちゃう。これホント。
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「年収90万円」でお気楽お気軽に暮らしたいと思って本書を手に取ると面喰う。本書後半は確かにそうした内容だが。著者は社会適合に違和感を感じフィットする生き方を探した結果、いまのライフスタイルを手に入れた。彼は元いじめられっ子でLGBT。そして彼はそれを全く気にかけていない。あくまで「自然に生きられるかどうか」に重きを置いている。もしかしたら本書は中高生向きかもしれない。「学校生活や人と同じ生き方がすべてではない。現に私はこういう人生で幸せだ」、このメッセージを届けてあげるだけでも救われる青年は多いように思う。
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周りの目を気にする生き方をやめればどれだけ自分が心から望むことができるのか。
世の中には、周りの評判や期待に人生を左右されている人がたくさんいると思う。それが自分の人生で望むことなら何の問題もないが、そうでないとすれば後悔が多く残る人生になりかねないし、なにより「いま」を充実して生きることができない思う。
これからの時代、「自分は何がどれくらい必要なのか」「人生で何を望んでいるのか」など価値観を明確にできている人や自己理解のために内省を習慣にできている人は強いと思う。
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ミニマリストの類の本かと思いきや自己啓発に近い本だと思う。自己啓発本を何冊も読むより、この本を読んで自分と向き合う方が自分のためになるのではと思った。
世間の目を気にして過ごしているうちに、知らず知らず自分が分からなくなり苦しい想いをしている方には、楽になれる本ではないかな?
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豊かさとは何か、考えるきっかけをもらいました。お金、友達、趣味、その他諸々、人それぞれの価値観とバランスによって、豊かさは形成されているのかな。大事なのは、人に流されずに自分なりの豊かさを見つけること。本書はその手助けをしてくれますが、探すのはあくまで自分。だからこそ、こうした方がいい!こうしなさい!といった強制力とは皆無で、読者を全肯定してくれているような温かさがある一作です。
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文章の表現がおもしろくてどんどん読めてしまった。
珍しい生き方だし独特な考え方だけど、真理を突いているところも多い気がして、興味深かった。
自分が何に幸せを感じるのか、あらためて考えるきっかけになったと思う。
人はもっと自由になっていいんだ。
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【なんとでもなりそうな気がする】
支出を抑えれば、収入は少なくて済む。
あたり前と言えばあたり前です。
必要な分だけ働くということです。仕事をしているがためにムダに消費しているものは多数あります。
まず服装、おしりの辺りがテカテカになったスーツをいつまでも着れないです。毎日同じネクタイも付けれない、革靴も消耗する。昼飯も外食で済ます。付き合いで仕事帰りにお酒も飲む。これらは仕事をしていなければ発生しない出費です。
この分まで余分に仕事で稼ぐ必要があるのです。
基本自炊、趣味は読書(本は図書館で借りる)と散歩、お酒もそれほど呑まない、月一回程度、友人と外食であれば、週休5日でも十分に暮らせます。
この暮らしに合う合わないは人によると思いますが、こういうのもアリですね。