投稿元:
レビューを見る
ヴィクトリア時代のイギリス小説を読んだりすることから、予備知識のためということで手に取ってみた。
主に風俗・性に関わる内容が多く、正史では語られない側面に触れることができた点はよかった。
ただ、文体がややクセがある。
主人公が19世紀のイギリスにタイムトリップしたという設定で、女性案内人がエスコートしてくれるというもの。
終始口語調で、どこまでがジョークでどこまでが真実かがわかりにくく、その点はストレスのかかる著作であった。
投稿元:
レビューを見る
一際目を引く表紙から始まり、著者が読み手を
ヴィクトリア朝…女性が清潔に生きるには
過酷な時代ににいざなってくれます。
まず服を着て、それからトイレ。お風呂にダイエット、
化粧に結婚生活、などなど。
第2章の内容が衝撃的でヴィクトリア朝時代を
「こんなきれいな服を着ているけど実は…。」と
見る目が変わってしまいそうです。
清潔な現代日本に生まれてよかった。。
投稿元:
レビューを見る
現代社会への扉を開いたヴィクトリア時代に今とても興味がありますが、本書はその寄り道です。淑女のイメージが強い当時の女性たちの環境や暮らしぶりが風刺的に詳細に解説されます。(例えば、トイレや月経事情まで) 衛生面や道徳規範など極めて生きづらい世の中なのに、あの優雅さを演出する女性のしたたかさには改めて敬服しました。ただ、翻訳が今時珍しい直訳的で読みづらい。苦労しながら読み終えました。
投稿元:
レビューを見る
皮肉に富んだ文書が面白い。
実生活として不快なことは多いよね
アメリカでもこの年代をヴィクトリア朝ということ
が一番の発見。
投稿元:
レビューを見る
面白かったです。ヴィクトリア朝の女性の下半身事情や、優雅に見えて不衛生極まりない生活など、着目点が良かった。
風刺や皮肉めいた語り口調は読み始めは面白かったものの半ばからヒートアップしていき、実に下品でいちいち突っかかって子供みたいな皮肉をぶちまけているので、すこしうんざりしてきて疲れました。
投稿元:
レビューを見る
19世紀後半英米の女性の性生活、みたいなの。知らない情報も多いのだが、なんか面白おかしくしようとした書き方が微妙。
投稿元:
レビューを見る
「昔の男性は大変だったと思うけど、女性に比べたら、随分とマシ」と言い切っているのはすごかった。
近代ヨーロッパのリアルを追い求める作者に ナーロッパ を見せたら、どんな反応をしめすかなぁ……。