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もう少し
2021/02/17 01:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒井ミサをたくさん登場させてほしかったかなぁ……というのが、正直な感想です。悪くは、ないのですが……マンガを読んでいる者としては、やや、物足りない感じが。ストーリーはマンガを踏襲していますが
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確かにマンガもこんな感じだったような気がするけど、黒井ミサの出番が少なくて、あんまりエコエコアザラクな感じがしなかった。マンガだと絵の感じがいきなりエコエコアザラクだからいいんだけど……。
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黒魔術というものを、私に初めて教えてくれたのが、黒井ミサである。
チャンピオンに連載されていたものを読んでいて、テレビシリーズも見て、初代黒井ミサである佐伯日菜子さんが大好きな私にとって、読まない選択肢はない。
しかしあのイメージと異なると嫌だなって少しでも頭をよぎったことが申し訳なく、著者にお詫びしたい。
ずばり怖く、面白く、この類を見ないエコエコアザラクの世界観が、誰もが心の底に持っている負の人間性と共に表現されています。
黒井ミサは今の世の中にも現れ、当時と変わらぬ姿で活動を続けていた。怖い、嬉しい。
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連作短編4編
漫画を知らないので比べられないけれど,黒井ミサと物語の必要性のようなものがあまり感じられなかった.一つ一つはエピソードとしては面白jのかもしれないけれど.
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もともとの漫画の方はタイトルとざっくりした雰囲気しか知らなかったのですが。小説版、どこからどこまでも志麻子さんという印象でした。まとわりつく嫌さ全開。
セーラー服美少女魔女の黒井ミサ。彼女が次々と人間を不幸な目に遭わせていく話かと思っていたのですが。むしろみんな自ら不幸に突き進んで行っちゃってますね……。ある程度忠告されたりもしていたのに。そして黒井ミサは彼ら彼女らを破滅させたいのでも助けたいのでもなく、ただ見届けるだけ。その冷めたまなざしが何とも言えず、ひたすら虚無感を感じるホラーでした。
お気に入りは「さまよう夫婦」。一番登場人物たちが可哀想になってしまったかも。どこまでも呪われた運命の出会いがとんでもない悲劇ではあるのだけれど。抜け出すチャンスはあったのかなあ。