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insightにおいて、自己認識において色々なパターンがある事を知った。
1番の課題はそれが自分の求めている答えなのかどうか、はたまた、それを自分自身が必要だと思っているのかどうか、そこまでの強い意志を持ち取り組めるかどうか、それは個人だけでも成り立つ物では無く、周りの協力も必要で、的確なフィードバックを貰えるように質問力、それと、正しい事を言ってくれる関係性が必要になる。
あらゆる障壁を超えたのちに、insightが成り立つ。
巻末に1週間毎に取り組めるものがあるが、simpleにでも、まずは目的を持ち取り組む必要がある。
結局、短い人生で何を成し遂げたいかは当たり前な話、1日取り組んだ所で何も得る事は出来ない。
継続して行う事にこそ、人生において後悔と言うのが少なくなる唯一の行動なのかと感じました。
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面白かった。今の自分が求めているテーマであり、読めて良かった。"彼を知り己を知れば百戦殆からず" という言葉が示すように、どちらか片方を知るだけでは不足してしまう。それは己にしてみても同じで、自分の内外両面から知ることが大事。そしてそれを如何にして知るか、のヒントが散らばっている。そうすることで、"彼を知り"の部分、つまり自分に関わる人や仕事やあるいは人生を、どう対応していくか、していきたいか、に結びついていく。そんな事を思う。
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自己認識について、体系的にまとまっている。反芻をしてしまうことに対する対処、自分教と戦うための対応法など役立つエッセンスが多数ある。
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いろいろわからないものは数多くあるけれど,その最たるものは自分。その自分についてよく知ろうと思って手にとったのがこの本。割と気軽な気持ちだったんだけど,なかなかの骨太。
「自分に集中しすぎてはいけない」とか「自分について考えるという行為は、自分について知ることに何の関係もなかった」とか「日記は週に一度」とか「感情に言葉を与えることで救われる」などなど参考になる部分も多いけれど,お手軽なノウハウはあまり期待しないほうがいい。
「自己認識とは、唯一つの真実があるものではない」ものだからこそ,という側面もあり,この本で書かれている原理原則や方法論をもって,自分でフィードバックするのだ。
そして自己受容。これが僕にとっては一番難しいんだけどね。
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「自分」は社会的な関係の中で存在している。
だから自分というのは日常的な生活で感じるこの自分ということではなく、自分と他者との関係を現象させる構成要素としての自分ということ。関係のありようを客観的に観察されなければ自分は見えてこない。
観察の主体は一つは自分であり、加えて自分とかかわる他者がある。
自分が主体の場合は内的自己認識、他者の場合は外的自己認識。
内的自己認識を歪める最大の要因は自分自身である。自己防衛し自分の整合を保つために様々な意識が作用してしまうし、過度に自己を責め立ててしまう。
自分で自分のエネルギーを奪ってしまうようであれば自己認識は害毒でしかない。
自己認識が自分自身に力を与え、成長の起点とするには、ありのままの自分をありのままに認めて受け入れる自己受容の構えが重要となる。
自分というのはあるようでないものだと感じている。
自分という主体を自分の意思で突き動かし何事かを成し遂げる自分の満足、とこういった認識の自分像のままだと自分は一喜一憂の対象になりやすい。
自分が生きているのは確かだが、自分を中心にこの世界が広がっていて自分が世界の主人公であるとの考え方は最近腑に落ちなくなっている。自分は関係の中で生かされているのであって、それは他者も同様である。世界の中心はここにもあるが、そこにもあり無数に連なっている。個は全体であり、全体は個である。
このような人間観が今後ますますリアリティをもって眼前にあらわれる気がしている。
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自己認識の欠如は自分にこそ当てはまる…それを思い知らされた一冊である。今できることをこれから再度初めて行こうと思う。まずは、この本の巻末を使って自分を知ることから始めたい。
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自分自身のことや他人からどう見られているかを理解している人間の方が幸福度が高い。賢明な判断をする。公私ともにより良い関係を築く。より成熟した子どもを育てる。頭が良い。よりクリエイティブでより自信に満ち、よりコミュニケーション能力が高い。
自己認識は二十一世紀のメタスキル。
現在の世界における成功にとって極めて重要な各種の力、心の知能指数、共感力、影響力、説得力、コミュニケーション力、協調性などは全て自己認識がもとになっている。言い換えれば、自己認識を欠いていると仕事やその他の場でより頼もしいチームプレーやより優れたリーダー、より良い関係の構築者になるための力を身につけるのがほとんど不可能であるということである。
内的自己認識は自分自身を明確に理解する力のことを指す。自分自身の価値観、情熱、野望、理想とする環境、行動や思考のパターン、リアクション、そして他者への影響に対する内的な理解のことである。内的自己認識の高い人物は本来の自分に見合った決断をくだし、より幸せで満足度の高い生活を送る傾向にある。内的自己認識に欠けた人物は自分にとっての真の成功や幸せに反するような行動をとり、自分が何を求めているかわからないため実りない仕事や関係を続ける傾向がある。
外的自己認識は周囲の人間が自分をどう見ているかを知る力を指す。外的自己認識の高い人間は他人の視点から自分自身を正確に理解出来るためより強固で信頼度の高い関係を築くことが出来る。外的自己認識に欠けた人間は反対に自分が他者からどう見えるかわかっていないため、周囲からのフィードバックで不意打ちを食らうことがある。
自己認識はどこまでも伸ばすことが出来る。
自己認識とは自分自身と他人からどう見られているかを理解しようとする意志とスキル。スキルであるため伸ばすことが可能。
インサイトの7つの柱
・価値観:自らを導く行動指針
・情熱:愛を持って行うもの
・願望:経験し、達成したいもの
・フィット:自分が幸せで存分に力を尽くすために必要な場所
・パターン:思考や感情、行動の一貫した傾向
・リアクション:自身の力量を物語る思考、感情、行動
・インパクト:周囲の人への影響
自身の情熱ー愛を持っておこなうものーを理解するとは、永遠に噛み続けられる骨を見つけるようなものである。
自分が愛するものに取り組むことで愛するものに取り組む他人を手助けする→自己認識の良い循環
自分の願望に関する真のインサイトを得る問いは「自分は何を達成したい?」ではなく「本当は人生に何を求めている?」
パターンとはあらゆる状況で見られる思考や感情、行動の一貫した傾向のことを指す。
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自分に甘く、自分に正当な評価が下せない。
まさに自分がそれだ。
内的自己認識と外的自己認識。
自分を知るには、他人から見た自分も重要だと
気づかされた。
他人からのフィードバックはめっちゃ怖い。
心折れそうだけど、やってみる価値はありそう。
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2回読みました。タイトルの通りですが、自己認識の重要性について語られています。特に、whyではなくwhatに目を向けろというのは目からウロコ。あとは、積極的に周りからのフィードバックを頂く機会を設けなければいけない。自分のことは自分が一番わかっていない。
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読むの大変だった!
自分はどうだろ?って思いながら読み進めて、自分は大丈夫。。。なはず。。と思ってしまう時点でまだまだなのかなぁ。
巻末のワークをやらないと
2019.12.25
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面白い!
自己認識をすることがいかに難しいのか、そして、正しく自己認識をすることがいかに大切なのかを、事例とともに教えてくれている。
誤った自己認識をしていると自分も他人も不幸にしていく可能性が高くなり、正しい自己認識をしていると幸福度は高まると思われる。
自己認識を高める方法も詳しく載っているので、自分がどこでつまづきがあるのか、それをどう乗り越えるかが分かる。
それはチームの状況を見る上でも大切な視点である。
巻末にある自己認識チェックシートも良くできているため、一度トライしてみると面白い発見がある。
自己認識とは、自分自身のことを明確に理解する力-自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する力
内的自己認識とは、自分の価値観、情熱、野望、理想とする環境、行動や思考のパターン、リアクション、そして他者への影響に対する内的な理解のこと
外的自己認識とは、周りが自分をどう見ているか知る力のこと
自己認識は伸ばすことのできるスキルである。
本書の目的、自分を知らない状態から一歩抜け出し、自分に対するインサイトを得て、より賢明な選択をし、より強固な関係を育み、そしてよりよい人生にしたいという願うすべての人に向けた本。
自己認識7つの柱
・価値観を知る:自らを導く行動指針
・情熱:愛を持って行うものはなにかを知る
・願望:経験し、達成したいもの知る、本当は人生に何を求めているのか
・フィット:自分が幸せで存分に力を尽くすために必要な場所を持つ、自分が幸せで存分に力を尽くせる環境を見つける
・パターンを知る:パターンとは、あらゆる状況で見られる思考や感情や、行動の一貫した傾向
・自分のインパクトを知る:インパクトとは自分の行動が周りへどう影響を与えるのかを知るために、視点取得(パースペクティブ・ティキング)を持つ
視点取得とは、他者の思考や感情を想像する力
・リアクション:自分自身の力量を物語る思考、感情、行動を知る
自己認識力を高める
内:ダブルループ学習(自分の価値観や前提を疑うこと、他者からも疑問を投げかけてもらう点)(過去にした予測と実際の結果を比較検証する習慣を身につける)
外:自分の能力や行動にフィードバッグを求める
フィードバッグは愛のある批判者の物を聞く、正直でありながら、心底こちらのことを思ってくれる相手。
自己認識を持つチームとは、力を尽くして同様の理解を集団レベルで得ること
基礎1:目的、何を達成しようとしているのか
基礎2:進捗(確認)
基礎3:プロセス、どうやって目的を実現するのか
基礎4:前提、自分たちの事業、環境を正しく認識しているか
基礎5:個々人の貢献、各メンバーはチームのパフォーマンスにどんな影響を与えるのか
自己認識をもたらうリーダーの要素
1、手本を示す
2,心理的安全性を確保する、及び期待
3,継続的な取り組み
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目からウロコとはこの事!
self awarenessの重要性とどうしたら自身に取り入れるかが明確となる一冊
同時に日本企業は自己認識に関して弱すぎると感じさせる一冊
各個人に委ねられている気がするが、もっとリーダーシップ論等に研修を集中するのではなく自己認識に関する研修をやった方がいいと思った
自身が実践し、社内講師になれるようにしたい
文句なしの5点をあげたい
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「自己分析」「自己理解」ではなく「内的自己認識」と呼ぶことに意志を感じる。大衆向けの自己啓発とはちょっと違う、論文ベースの情報をまとめた一冊でした。
以下、線を引いた箇所の引用。
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「自分は何を達成したい?」ではなく、より良い問いは「本当は人生に何を求めている?」だ。目標はいったん達成されるときがぬけたり物足りない気分になる可能性があるが、願望は決して完全に達成されることはない。毎朝目を覚ますと、やる気で満たしてくれるものなのだ。
柔軟なマインドセットとはつまり、よくフロイトがしていたように、全ての感情や行動を説明する一つの根本原因を探すのではなく、複数の真実や解釈にオープンであることだ。そのためには、トルコの心理学者オメル・シムシェ機がいう絶対的な真実への欲求を抑えることが必要だ。
ある研究では、人は口にすることの60%近くが自分のことであり、それがソーシャルメディアになると80%にも達するということが分かっている。しかし私たちが研究したユニコーンたちは違う。驚くべきことに、ユニコーンたちの会話は(オンラインでもオフラインでも)自分以外のものー友人や、仕事仲間や、より広い世界で起きているできごtに関心を置いていることが多い。あるユニコーンがうまく表現していたように「世界は自分中心に回っているのではない」のである。また別のユニコーンは、他人との関わりには「自分以外のものに対して好奇心を持つ」という面があると教えてくれた。
ソーシャルメディアを利用する人は、基本的に以下の二つのどちらかに分類できることが研究で分かっている。利用者の80パーセントが、いわゆる「ミーフォーマー」で、とにかく自分のことを周りへ知らせるために投稿している。そして残りの20パーセントが「インフォーマー」で、自分とは関係のない情報(役に立つ記事、興味深い考察、笑える動画など)を投稿する。ミーフォーマーに比べ、インフォーマーは友人が多く、豊かで満足度の高い関係を築く傾向にある。
セルフィーや、間も無くむかうバケーションについてや、最新の仕事の成果について投稿するのではなく、ユニコーンたちは他人と真に関わり合い、つながりを維持するためにソーシャルメディアを利用していた。
内的自己認識においては、なぜではなく何というシンプルなツールが、かなり大きな効果をもたらし得る。
大抵周りは、こちらのミスについてこちらが思っているほど気にしていないのだと思い出すことは、ユニコーンたちが最もよく採用する半数撃退戦略のひとつだった。
内的自己認識の向上においては、目標を立てれば何でもいいというわけではない。キャロル・ドゥエックとディナーが指摘した「うまく学ぶ」子供たちと同じように、目標を、自分がどう学び成長するかという観点から表現した時、全く新しいレベルのインサイトと達成への道が開ける。ある研究では、大学生たちに人生の大きな目標と、それを達成するための方法について二段落の文章を書いても��った。興味深いことに、学びや成長という観点を絡めて目標を書いた学生たちは、およそ四年後に自己認識や、成熟度や、幸福度が向上していた。
ポイントは、内的自己認識へ向けたアプローチはたくさんあるということ(過去を精査するライフストーリー、今を知るための瞑想/非瞑想のマインドフルネス、そして未来を形作るためのソリューション・マイニング)。どれも試す価値のあるツールだが、人によって会うツール、合わないツールがあるだろう。インサイトを得る過程とは、自分にとってどのツールが一番合っているかを理解していく過程でもある。
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自己認識(自分の目と他人の目を通して、自己を正しく認識すること)の重要性を説いた本。自己認識のおかげで人生が上手くいった人を沢山紹介しているので、あらゆる層の読者が、参考になる点を見つけることができるだろう。ただし、ボリュームがあり過ぎて最後まで読むのには骨が折れる。その点が残念。
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自分を知らない状態から一歩抜け出し、自分に対するインサイトを得て、より賢明な選択をし、より強固な関係を育み、よりよい人生にしたいと願うすべての人に向けた本。
メモ
・視点取得。自分のうちのみではなく、外からの視点を取得する。
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