電子書籍
失敗することを厭わなくさせてくれる本
2020/08/01 21:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MASATERU - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名人へのインタビューに挑戦する中で犯してしまった数多の失敗を、テンポ良く、楽しく、一気に読ませてくれる。
挑戦するために、著者が先人の知恵を借りつつ、悩みもがき苦しみ、なんとか前に進み、最後には成功も失敗も挑戦した結果である、と悟るところまで、経験を積みあげる。
ありきたりの言葉のようでもあるが、それまでの道のりを読んでいるからこそ、腑におちる。
娯楽作品でもあり、人生訓を学ぶ本でもある。
紙の本
参考にしたい
2019/10/21 19:28
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の送り方で、参考になりそうなことが、たくさんありました。精神面の大切さが、よくわかりました。翻訳が素晴らしいです。
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普通の人間が、どうやって有名人との繋がりを広めてインタビューをするまでに至ったかの経緯をまとめた本。
456ページもある本だが、非常にわかりやすいストーリーになっており読みやすかった。
重要なポイントは沢山あるが、結局はこれと言った特別なやり方は無く、日々努力を重ねて、純粋に信頼できる関係を築いて行くことが一番肝要であると。
あと成功は人の能力ではなく、人の選択によって決まるというのも非常に腑に落ちた。
そりゃそうだ、どんなに成功した人も同じ人間なんだから。
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本来はこの本を読むと、何かに悩んだ際に「たとえ不可能でも自分に出来ないことはない!」と奮い立たせてくれるのだろうが、自分の限界を知ってしまった今の僕にはもう刺さらない。
ストーリーとしては嘘のようで誠の話なので、引き込まれてしまい、分厚いながらもササっと読み終えてしまう。
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筆者がこれまで辿ってきた事柄を時系列を追って説明されている。見方によっては、リアルな体験を同じように味わえて面白いのかもしれないが、私にとっては長く、少々退屈だった。
単に、翻訳本の日本語が好きでなかったり、もともとカタカナの名前を認知するのが得意でないから…というのもあるかもしれないが。
一貫して行動を起こす以外に人生は動き出さないというところには共感できた。
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経営共創基盤の塩野誠さんが書評を書いていたので読んだ。成功への泥臭いドラマが記載された書籍。ディッピングポイントなどない、小さな積み重ねが全てだ、というエリオットの言葉かま響いた。
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これは、旅行紀行文のような本だ。一人の若者が、これからの人生をどう生きるかを模索している物語。世界的な成功者と言われている著名人とのインタビューし、若者へのアドバイスを引き出そうと知力・体力・時の運を使って果敢に取り組む姿を赤裸々に綴ってある。題名から想像していた内容と違ったけれども、楽しいひとときを過ごせた。著名な人々の知られざる一面も見ることができた。ジェシカ・アルバさんの下りは著者の実体験とも重なり奥深い内容になっている。とても、読みやすい本だった。
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『サードドア』一気に読み終える。読書は自分だけの思考のスープ。ある一冊は、これまでに読んだ本の記憶を呼び覚まし、混ざり合う学びをもたらしてくれる。『天才たちの日課』『シャンタラム』『青春漂流』『プロ論』『FACTFULLNESS』そんな本たちが記憶をスパークした。
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自己啓発だが、自己啓発的ではなく営業、マーケティング活動、リスクの取り方などを難しい数式で表すのではなく、自然に頭に入ってくるような本。
著者が若いのもあるが最短で人がやらない方法で本を執筆するまでになった。
ただ、勘違いしてはならないのはある程度の地頭と素養を合わせてもたなければ、同じような事をしても結果は出せない。
それぞれ人によって状況が違うからこそ、自分で考えて結果を出すことが必要だとこの本を見て考えた。
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The third door Alex Banayan
自分らしい人生の始め方
third doorとは
これまでインタビューしてきた人たちには皆共通点がある。彼らは人生、ビジネス、成功のすべてに同じやり方で向き合っている。それはまるでナイトクラブに入るかのよう。
まずfirst door(正面入り口)。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか気をもみながら99%の人がそこに並ぶ。次にsecond door。これはVIP専用の入り口で、億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できる。最後にthird door。その入り口は行列から飛び出し、裏道を駆け抜けて、何百万回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に、必ずある。
→third doorとは先人の創りし道を何も考えず通る(first door)のではなく、勇気をもってその道を外れ、自分なりのやり方で何百万回も挑戦し、時に頭を使った先に待っているものである。
いきなり信用を得るのではなく、著名な組織や個人と関わりを持つことで彼らの信用を借りる
コールドメール(飛び込みメール)の雛形
スティーブ・ジョブズ
未来に向かって点と点をつなげていくことはできない。できるのは過去を振り返って繋げるだけ。→幅広く目の前のことをやるしかない
チー・ルー
時間は公平、問題はそれをどこまで有効に使うか、そしてそれを継続するか。
時間の有効活用とはある意味犠牲を払うこと。長い目で見た利益のために、目先の快楽を犠牲にするということ。例は彼はエンジニアだが週末図書館にこもってリーダーシップとマネジメント。
幸運はバスのようなもの。一台逃しても必ず次のバスが来るが、準備していないと飛び乗れない。
信頼を築くには時間がかかるが失うのは一瞬。
自分の経験をどれだけ面白おかしく語れるか。→内容とともにフレームも同等に重要。というのは論理だけでなく感情も動かせるから。
実力以上の仕事を引き受けろ、やり方は後から学べばいい。→せっかく転がってくる実体験の機会を無駄にしない
どんな人に対しても、分け隔てなく人と人との交わりをする。その方が人生楽しいし後々役立つ。
成功者の真似をするだけでは成功できない、なぜならそのやり方は成功者の力と状況に応じたものだから。モデルケースを知るのも大事だが、自分の場合を考えることがもっと大事。
リスクをとるときに難しいのは取るか取らないかの判断ではなく、いつ取るかというタイミングを計ること。その瞬間にこれがベストなタイミングかどうかなんてわかりっこない。できるのは後から振り替えってそれがベストだったかを考えることだけ。だから私たちにできるのは、できるだけ慎重に一歩を踏み出すこと。
モチベーションコントロールが馬鹿にならないほど重要。
ジョブズは物的に成功した一方、ウォズニアックは精神的に成功した。後者は自分にとっての幸せとは何なのか(企業のトップではなくあくまでエンジニア、報酬ではなく仲間)を追求した。社会的には前者の方が成功したといわれるが、大事なのは当人がどう思っているか、どれほど充実した人生を送れていると実感す���か。
常に見習いであれ。成長をやめた人間はすぐさま抜かれる。
問題は自分が偏見がかったものの見方をしているのに、それに気づいていないこと。
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読みたくて購入してから、少し寝かせていた本です。
大学生だった著者が世界的にも成功者と呼ばれる人がどうやってキャリアを踏み出したのかに疑問を持ち、多くの本で答えを探すも見つけられず、本がないなら自らそれをインタビューし、一冊の本に纏めようと奮闘した実話。
金も人脈も無い著者が、突飛な発送から、資金をつくり、人脈を築きあげていく。
当然ながら多くの失敗と挫折を味わいながら、努力を続ける中で彼は人生におけるメンターと出会い、友人や家族にも支えられながら自らの力でサードドアを開ける。
読み終えて本書のカバーデザインの素晴らしさにも気づいた。
特に多くの若者には手にしてもらいたい一冊です。
スティーヴン・スピルバーグは、どうやってハリウッド史上最年少で大手スタジオの監督になれたのか。19歳のレディー・ガガは、ニューヨークでウエイトレスをしながらどうやってレコード契約にこぎつけたのだろうか。
僕は図書館に通いつめ、答えが書いてある本を探した。でも数週間が過ぎても、何も得るものがない。これだと思うような、人生の始まりに的を絞った本は1冊もなかった。
知名度もなくまだ無名で、誰と面会できるわけでもない。そんな時に、どうやって彼らはキャリアの足がかりを見つけたんだ?
そのとき、能天気な18歳の思考にスイッチが入った。
“誰も書いていないなら、いっそ自分で書くのはどうだ?”
説明
内容紹介
「あなたはどうやってキャリアを踏み出したのか――」
18歳の大学生が、ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スピルバーグなど、
米国各界の著名人に次々と突撃インタビュー!
いつだって、そこにある「成功への抜け道」
何者でもない自分の、何者かになる物語。
★発売たちまち12万部突破!
★セレブ珠玉の名言が満載! 20歳のときに知っておきたい「連敗の必勝法」
★自分の小さな殻を破りたい人のための、「第1歩の踏み出し方」
★全米話題! 「自分らしい人生のはじめ方」をめぐる大学生の冒険成長物語!
★ジェットコースター級の超エンタテインメント、笑いあり涙ありのドタバタ劇!
★年齢や立場を超えて訴えかけてくる、現代人の普遍的な生きる姿が描かれる!
ビル・ゲイツ、マヤ・アンジェロウ、スティーブ・ウォズニアック、
ジェシカ・アルバ、ピットブル、ティム・フェリス、クインシー・ジョーンズ、
ジェーン・グドール、ラリー・キングなど、そうそうたる面々にインタビューをした著者は、
彼らの人生の始まりには、共通のカギがあることに気づく。
彼らはみな、サードドアをくぐりぬけて成功を収めたのだ。
【サードドアとは】
人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
つねに3つの入り口が用意されている。
ファーストドア:正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか
気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。
セカンドドア: VIP専用入��口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが
利用できる。
それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。
行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして
窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に─―
必ずある。
ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、
スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで
史上最年少の監督になれたのも、……みんな、
サードドアをこじ開けたからなんだ。
【推薦の言葉】
冒険、ドラマ、すばらしい教訓が詰まっている。企業幹部も、大学を出たばかり
の人も、きっとインスピレーションと知恵を得られるはずだ。
─アリアナ・ハフィントン
笑って、泣いて、まるで感情のジェットコースターに乗っているよう。とにかく
興奮しっぱなしだった。
─エリアンナ・ムリリョ
どんなビジネス書とも違う。希望、喜び、野心、自己発見が詰まった、笑えてゾ
クゾクする本だ。時には著者に声援を送り、時には涙が滴り落ちる。この本を読
んで私は、人生を謳歌したくなった。
─マヤ・ワトソン・バンクス
内容(「BOOK」データベースより)
あなたはどうやってキャリアを踏み出したのか?18歳の大学生が米国各界の著名人に次々と突撃インタビュー!
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幸福の反対は退屈
幸福の同義語は興奮
自分の心の体を統一させる
ビープルゲーム
金庫のように振る舞え、胸にしまえ
生きている話を面白おかしく話せるかで違いが生まれる
その人たちが何故それをしているのかを考える。
ポジショニングを考える。
選択に自分と同じものを選んでしまうバイアスがかかっている
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かなり強引というかしつこいなと思う行動もあったけれど、時にはそれくらいのことをしないとサードドアは現れても開けられないのかもしれない。
エリオットとの出会いが彼にとって一番大きな果実だったと思う。
ウォーレン・バフェットの脚注エピソードとスティーブ・ウォズニアックの従業員への株の分配エピソード、ジェシカ・アルバの従業員の採用方針が特に心に残ったエピソード。
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サードドア: 精神的資産のふやし方。アレックスバナヤン先生の著書。ファーストドアやセカンドドアではなくて、サードドアを目指す。簡単にできることではないけれど、それが人生をより豊かにするための近道なのかも。そのためには経済的成功や経済的資産をふやすことではなくて、精神的資産のふやし方を学ばないと。
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アレックスの経験談と、彼の著名人へのインタビューと、一冊で2倍楽しめる。あちらこちらに、今の自分に必要なアドバイスが散らばっている。
一度目は、アレックスの人生の一部を共に経験しながら一気読み。二度目は、教訓を心に留めるためにピンポイント読みしたい。
アレックスと同年代の10代、20代の若者にお勧めしたい。
成功している人達は、決してラッキーなだけではなく(勿論、運は強い味方であるが)、たくさん悩み、失敗を繰り返し、それでも夢に向かって努力し続けていることがわかる。
2019年9月刊