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きゃーー私が読んだのは2004年版のほうでこっちじゃありません。
NHK朝ドラ「なつぞら」のモデルになった人々がどんな人だったか、この本でよくわかります。
下山さんモデルの大塚康生さん、下山さんと同じような帽子をかぶっているのを見てちょっとうれしくなりました。
でも、読むならこっちの新装版待ちのほうがいいと思います。新装版が出たら読みたいなぁ。
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2019年10月6日読了。日本アニメの創成期を支えた・一般には光の当たらないアニメーターや作画監督6人に焦点を当て、その経歴・業績・インタビュー集や周囲の人からの評判などを編集した本。自分のような一般的なアニメファンには本書で語られているアニメのすごさ・表現の革新性などはわからない点も多いが、前例もなにもない業界でがむしゃらに作品に取り組み、現在の日本アニメに連なる品質の高さを実現した先人たちには素直に敬意を覚える。早逝した近藤喜文氏は「耳をすませば」の監督としてしか認識がなかったが、氏の関わる作品を貫く「リアルな・生き生きとした表現」には思い当たる部分も多く、本当に惜しい人を亡くしたもんだなあ、と思わされてみたり。
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世界的に評価されている日本のアニメーションだが、初期においては才能のある人達が酷使されてその礎を作ったのだという印象を受けた。作る側と作ることを強いる側の摩擦は今の時代になっても変わらないのかもしれない。宮崎さん、高畑さん以外にも才能のある人達が今を作ったということを学んだ。